皆様こんにちは!質屋かんてい局本部の北川です。
今回は【世界の質屋】~国別の呼び名~についてです。
質屋は日本独自のビジネスモデルだと思っている方が多いのではないでしょうか。
じつは質屋は世界中にありまして、日本よりも盛んな国がほとんどです。
そんな質屋は中国が発祥で、世界の各地域へ広まっていったようです。
システムについては若干の違いはありますが、基本的に、品物を担保に、その価値に見合った額を融資するというスタイルはどの国も一緒です。
ですので、皆様ももし海外で何かお困りになったとき、身に着けている腕時計や貴金属とパスポートがあれば、質預かり・質入れをして資金調達をすることが出来ます。
そこで、世界の各地域にある質屋の呼び名を少しだけ紹介したいと思います。
まずは発祥と言われる中国では、質屋のことを『押』という名前が付いています。
品物を担保にお金を融資するため、モノを「押さえる」という意味のようです。
ちなみに、マカオではカジノが盛んな為、街のいたるところで「押」の看板が目立ちます。
その他各国の呼び名は下記の通りです。
・台湾では「當」(当の旧文字)
・アメリカなどでは「Pawn Shop(ポーンショップ)」
・フィリピン「 Sanglaan (サンラーン)」
・イギリスでは「Pawn broker(ポーンブローカー)」
・タイでは「 โรงจำนำ (ローン・ラップ・チャム・ナム)」
・ポルトガルでは「 Loja de penhores(ロジャ・デ・ペンニョーリス)」
・韓国では「 전당포(ジョンダンポー)」
・インドネシアでは「 Pegadaian(ファッガーダイヤン)」
・スリランカでは「ウカス」
・ドイツでは「Pfandhous(プファントハウス)」
・スペインでは「casa de empeño」 (カサ・デ・エンぺーニョ)」
・ロシアでは「ломбард, lombard (ラムボールト)」
・ハンガリーでは「ZALOGHAZ(ザーログハーズ)」
・ベトナムでは「Hiệu cầm đồ CAM DO(ヒュ・カム・ドー)」
・イタリアでは「monte di pietà(モンテ・ディ・ピエタ)」
・フランスでは「 Prêteur sur gage(ペタ・ソ・ガージュ)」
と呼ばれています。
ただ世界的には、「Pawn Shop」という名前が一番メジャーのようです。
『価値のあるモノにお金をお貸しする』。当然といえば当然なビジネスモデルなのかもしれませんが、それ以前に、お困りの方が、お金を借りる手段として、極めて簡単で、しかも合理的なシステムだからこそ世界中に質屋は存在し、広まったのだと思います。
しかしそんな世界中で広まっている質屋は実のところまだ日本ではそこまで多く根付いていません。
だからこそ今このタイミングが質の事業を始めるのにうってつけなんです。
質屋事業について詳しく知りたいという方は、ぜひ下のバナーから説明会にエントリーください。