こんにちは、FTC株式会社の古田です。
本日は「買取専門店は儲かるのか?」というところに焦点を当ててお話ししていきます。
先日グーグルサジェストを見ていた時に「買取専門店 儲からない」というワードがあったので、
そんなことあるものか!と反骨で書くことにします。
弊社の買取専門店がどういうお店か、については下の動画を参考にしてください。
買取専門店は儲からないのか
正直この「儲かる」を説明するのはかなり難しいところです。
どこを基準に「儲かる」と言うのかで変わってきますよね。
ここでは「経費を差し引いても利益が残せるライン」を超えている場合に「儲かる」として話をしていきます。
まず結論からお話しします。
買取専門店は儲かります
無体なことを言うと、儲からない事業を続けることはしません。
ただ言うのは簡単ですので、次から買取の事業形態や収益などの面から説明をしていきます。
リユース市場の拡大と需要
まずはこの事業の土壌であるリユース市場の規模を説明します。
現在中古リユース市場は「2兆円規模」と言われています。
3兆円規模と言われてもイメージが難しいかもしれませんが、ほかの事業を比較対象にすると
美容・理容市場が2.1兆円、食品宅配市場が2.2兆円らしいです。
美容・理容店は全国で25万店あるそうなので、これと同等以上の市場規模がリユースには存在しています。
そんなリユース市場ですが、まだまだ拡大していくことが予想されており、
2022年には3兆円、25年には3.5兆円にもなると予測されています。
買取専門店は、まだ1兆円以上の成長の余地が見込まれる非常に需要の高い市場にあります。
買取専門店が儲かる理由
①経費が抑えやすい
買取専門店が儲かりやすい理由として経費が抑えやすいという点が挙げられます。
私たちが展開する買取専門店の場合は多くの場合1~2名で店舗運営を行っており、
人数が少ないため人件費はその分抑えられます。
同じく展開する質屋の場合、お店の規模にもよりますが、従業員の人数は5~8人ほどであることが多いので、
やはりその分経費は嵩みます。
また買取専門店は質屋ではないので、質庫は不要で、店頭に並べる商品もそこまで多くはありませんので、
お店の規模も小さく済みます。
地域が変わるとあれですが、店舗規模が小さければ家賃なども安くなりますので、そういった面でも経費は抑えやすいです。
②不況に強い
これは買取専門店だけでなく、リユース事業全体に言えることですが、
この事業は不況にとても強い性質があります。
とはいえ私たちフランチャイズにも緊急事態宣言の影響はあったわけですが、微減程度に収められました。
上の表は弊社買取専門店全加盟店の2021年、2022年5月~10月の平均数字です。
原価粗利の項目では7月と8月が2021年よりも数字がわずかに下がってしまっておりますが、他の月や項目は2021年を超える数字が作れています。
コロナの影響がまだ市場では響いており、これまで高騰していた時計やブランド品などが値下がり傾向にありましたが、
しっかりと買取金額(仕入金額)を調整することで利益を残すことができています。
③多数の換金ルート
私たちはほかのフランチャイズでよくありがちな「売り先の指定」を行っておりません。
もちろん希望があれば本部買取も行っておりますが、私たちは原則「一番高く売れるところで売ってください」です。
なので、オークションを使うこともあれば、セリに出すこともあれば、店頭で売れるものもあったりと、
最も高く売れる場所で換金を行うからこそ利益が作りやすくなるわけです。
特に最近では私たちも自社でタイアップをしながら『FTCオークション』というセリを開催するようになり、
ブランド品や貴金属だけでなく、ホビー品や雑貨なども出品が可能になりより換金効率を上げられるようになっています。
④リピーター獲得に尽力
買取専門店は質屋と違って利息収入がありません。
そのためお店の利益は純粋にお店で買取して売り上げを立てて作るしかありません。
そこで何よりも重要になるのは「リピーターの獲得」です。
お店というのは新規のお客様の獲得は必須です。
しかしそれだけで経営は安定しません。
経営の安定にはリピーターの存在が必須です。
新規が来ない店に発展性はありません。しかしリピーターがつかない店には安定性がありません。
店をより強く、長く続けるにはリピーターを多く作る必要があります。
私たちはそれに力を入れており、他店と比べられても弊社の接客力が勝っている自信があります。
どういう接客をすればいいのか、という事について、お店を開く前に
・本部基礎研修
・SLT(スタッフレベルアップトレーニング)
・現場研修
・現地基礎研修
など様々な研修を行っておりますので、ご安心ください。
最後に
今回は買取専門店は本当に儲かるのか?についてお話しさせていただきました。
全店好調ですよ!とアピールできればいいのですが、実際には表の平均より高い利益を出しているところもあれば、
低いところもあるのが現実です。
しかし私たちは全加盟店に担当者がつき、施策や店舗状況など様々なことに相談していただける体制を整えています。
そんなFTCのリユース事業が気になる方は、ぜひオンライン説明会にご参加ください!