いきなりの余談ですが今回のテーマにちなみ、ウイスキーが大きな役割となっているオシャレな映画も数多いですね。例えば古い映画ですが「ティファニーで朝食を」の中でオードリー・ヘプバーンはバーボン（アメリカンウイスキー）が大好きで自宅の部屋にも置いてあるほど。しかし彼氏はスコッチ（スコッチウイスキー）派で、ウイスキーが恋の駆け引きの道具だったり。
スコッチも、アメリカンウイスキーもジャパニーズウイスキーも今日は、今バブルなウイスキーのお話です。
ウイスキー新時代
NHKの朝ドラ「マッサン」と言えば、あぁ、あの日本に国産ウイスキーを広めた夫婦の！と記憶されている方も多いのではないでしょうか。放映当時はまだ今ほどのウイスキーバブルではなかったのですが、それからわずか数年の間に日本中でその人気は非常に高まっています。
ジャパニーズウイスキーと言えば今や
スコッチスコッチウイスキー（スコットランド）
アメリカンウイスキー（アメリカ）
アイリッシュウイスキー（アイルランド）
カナディアンウイスキー（カナダ）
と並んで世界５大ウイスキーと呼ばれる迄に成長し、日本国内だけでなく世界中で高い評価を得ており、国税庁が毎年発表している日本産酒の輸出統計では２０２０年にはジャパニーズウイスキーの輸出総額は271億となり、清酒を抜いて初めて1位となりました。何と１０年前の１６倍近い数字だそうです。
また世界でも５大ウイスキーを中心とした人気が沸騰していることに加え、新興国を中心として需要、生産が急激な伸びとなっており、これまであまり縁のなかったイスラエル、インド、中国、東南アジア、アフリカ、中南米へとその勢いは大変なものとなっています。
マッサンとリタ夫人
日本でウイスキー熱が高まった理由として、明治維新後の急速な近代化が挙げられます。国賓、外国の外交官などを接待する際の飲み物としての必要性があったためです。
当時ウイスキーは庶民の憧れであり、安い外国産の酒に着色し香料を加えた模造のウイスキーが売られていました。
その状況の中、大阪の摂津酒造が本格国産ウイスキーの製造に着手し、一人の若手技師を英国・スコットランドに派遣。その人物がのちにニッカウヰスキーの創業者となる竹鶴政孝氏でした。現地で大学に通った後、蒸留所で実習を積んでいた中で、リタさんと巡り合い２人は帰国します。
夢に向かって努力の日々の中、同様に国産ウイスキーの開発に情熱をかけた鳥井信治郎氏（のちのサントリーの創始者）と再会・決別することでさらに前進し、ウイスキー造りに適した気候と風土と確信した北海道の余市に蒸留所を建設し幾度の困難を乗り越え夢を叶える事となります。
政孝を支え続けたリタ夫人は、必死に日本語を勉強し、漬物・塩辛なども手作りし、日本人よりも日本人らしいと言われるほどになった努力があったようです。
ハイボール人気
国内のウイスキー市場は１９８３年をピークに、2007年頃にはピーク時の５分の1程まで落ち込んでいました。理由は「おじさんの飲むもの」といった若者のウイスキー離れ。古臭い、敷居が高いといったマイナス要素も多くありました。
そんな中サントリーが2008年からハイボール復活プロジェクトが始まります。サントリーの原点とも言える「角瓶」はドライな味わいでソーダと相性が良いことは知られており、角ハイボールならジョッキでの乾杯が出来て、アルコール度数も低く抑えられるので食中酒にピッタリ合ったことが人気となります。
２００９年からトリスハイボール、角ハイボール缶を発売して「宅飲み」戦略へ。居酒屋で浸透し始めたのですが自宅で作って迄飲まない、という声に打って出たことが大成功となります。
今ではスーパーでもコンビニでも販売されていて居酒屋でも人気メニューです。
ここで話を脱線させておいしい角ハイボールの作り方をひとつ。（参考文献あり）
1．レモンはちょっと絞って
2．氷は山盛りに
3．角1：ソーダ4
4．マドラーはそーつとひと回し
これはサントリーが提案するおいしいハイボールの作り方です。角瓶はサントリーのブレンダーがハイボールにした時のおいしさを考えて造っているらしです。ロックやストレートよりもソーダ割の相性がいいそうですよ。食中酒に適し、日本人好みの飲み口で何杯でもいけちゃう。それが人気の秘密だとか・・・。
最後に
お陰様でオープン当初から多くのお客様に洋酒、国産酒をお買取りさせて頂いております。マッカランやジョニーウォーカー（スコッチウイスキー）、ジャックダニエル（アメリカンウイスキー）、そして山崎・白州・響をはじめとするジャパニーズウイスキー。
今のところスコッチとジャパニーズが多いのですがワイルドターキーやジムビームといったアメリカン、ブッシュミルズなどのアイリッシュ、カナディアンクラブなどのカナディアン。他に中国、インド、台湾etc・・・。
自宅に置いてあるが誰も飲まない、飾ってあるだけだったというウイスキーがありましたら、お持ち頂けないでしょうか。査定の結果により、売るか持ち帰るかの判断はお客様次第ですのでご安心下さい。
勿論、ブランデー、焼酎、シャンパンなどもお買取り致します。また缶ビールの箱売り、瓶ビールのケース売りなどもお買取りしております。
買い取ったお品は綺麗にして店頭販売しております。お売りになればお小遣いが出来てほっこり、お酒を召し上がる方は安価でおいしいものを召し上がって頂けます。まさにSDGs。
お持ち頂いたお品は状態、需要、人気、価値などを総合判断して査定致します。例えば
マッカラン１８年（スコッチ）￥55,000前後
シーバス ロイヤルサルート21年（スコッチ）￥2,500前後
山崎グリーンラベル10年 ￥35,000前後
響 ブレンダーチョイス ￥10,000前後
サントリーローヤル15年 ￥4,000前後
が、お買取り価格です。また意外かもしれませんが、お酒での質お預かりもしておりますのでどうぞご利用下さいませ。
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かんてい局では買取りだけでなく、質預かりもご利用頂けます。
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会津若松駅から車で15分
100円ショップ セリア 会津天神店様 の目の前
国道６４号線沿い ヨークベニマル門田店様付近
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質屋かんてい局 会津若松店
住所：福島県会津若松市天神町22-25
営業時間：10：00～18：00
定休日：火曜・水曜日
☎0242-29-0078
