ルイヴィトンをお持ちの方やブランドが好きな方にはルイヴィトンに製造番号(シリアルナンバー)が存在することはよく知られている事だと思いますが、2021年になってからシリアルナンバーが無い商品を査定することがありました。
始めは製造過程によるミスで出来てしまったB品のようなものだと思っていましたが、後日B品などではないことが事が分かりましたので現在当店で把握していることをお伝えしたいと思います。
目次
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シリアルナンバーが無い商品について
公式には発表はされていませんが製造番号(シリアルナンバー)の代わりにRFID(ICチップ)内蔵の商品へと仕様が変更していくようです。
いつ頃から?どういった商品が?というのはまだ分かっていません。
当店で確認できた商品は
M62630/6連キーケース
M42616/ジッピーウォレット
の2点になります。
どちらもフランス製になりシリアルナンバーが無い以外は特に気になる所はありませんでした。
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RFIDを確認するには
肉眼はもちろんの事、触ってもICチップがどこにあるのかは確認はできません。
スマートフォンの『NFC Tools』というアプリを使うことで認識できます。
Android版 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wakdev.wdnfc
iOS版 https://apps.apple.com/jp/app/nfc-tools/id1252962749
※『NFC Tools』以外のアプリ以外では認識しずらい事があります。
RFIDの場所
M62630/6連キーケースは以前シリアルがった位置付近で認識できました。
キーケースを広げずに裏面からかざすのをオススメします。
M42616/ジッピーウォレットは中央付近で表と裏どちらからでも認識できました。
もっと細かく言うとブランドロゴ付近でICチップがあるような感じを受けました。
※当店が確認できた場所になり、時期や個体により変更されていくかもしれませんので、あくまでもご参考程度にお願いします。
NFCアプリで読み取れる情報
Android版アプリで読み取れる情報は4項目あります。
『Tagタイプ:ISO 15693』『有効なテクノロジー』『シリアルナンバー』『DSFID』の4つです。
iPhone版アプリでは『タグの種類』『有効なテクノロジー』『シリアルナンバー』の3項目でした。
気になる点はシリアルナンバーだと思います。
アルファベット2文字、数字4文字からなる今までの製造番号(シリアルナンバー)ではなくなっています。
今のところ法則性なども感じられませんので、何を表しているかは分かりません。
最後に
本日はルイヴィトンのシリアルが無い商品についてをご説明いたしました。
今後ルイヴィトンだけでなく色々なブランドからICチップ内蔵の商品が出てくると思います。
その時に気を付けていただきたいことは『NFCアプリで情報を確認できる=本物である』という証明にはならない事です。
模造品(コピー品)にもICチップ内蔵ケースも必ず出てきます。
かんてい局ではお客様に安心してご利用いただけるよう経験豊富な鑑定士が丁寧に査定しております。
ぜひお気軽にご相談ください。
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