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【ROLEX】GMTマスター GMTマスターⅡの違いとおすすめモデル

【ROLEX】GMTマスター GMTマスターⅡの違いとおすすめモデル

2023年3月22日 [スタッフブログ][新着情報]

こんにちは。かんてい局市川インター店です!

本日は【ROLEX】の大人気スポーツモデル【GMTマスター】シリーズについて解説していきたいと思います。

・ロレックスに興味がある方

・GMTマスターの購入をお考えの方

・ロレックスのどのモデルを購入するか迷っている方

は是非ご参考にしてください。

GMTマスターとは

GMTⅡ (1).jpg

陸のエクスプローラー海のサブマリーナに続く空のGMTマスターとして、1955年頃に誕生した(実際にファーストモデルが登場したのは1957年頃)パイロットモデルです。

【出発地と目的地の2つの時間を一度に確認できる時計】

GMTマスターは24時間で一周するGMT針に両方向回転式ベゼルを持つ「空の」時計であり、この2つの機能を駆使することで、パイロット達は出発地と目的地の2つの時間を正確に判断できるようになりました。

期待以上の時計の誕生にパイロットウォッチ制作を打診した、当時世界一の航空会社と呼ばれていたパンナムアメリカン航空は感服し、同社はGMTマスターを公式時計として正式に採用します。

その結果GMTマスターは世界中のパイロットから熱烈な支持を集めるパイロットウォッチとして人気を集めるようになったのです。

ⅠとⅡの違いについて

ここからはGMTマスターⅠとGMTマスターⅡをそれぞれご紹介させて頂きます。

GMTマスターⅠ

1954-1959年に初代GMTマスターであるRef.6542は38mmステンレスケースに青赤ベゼル(現在では通称『ペプシ』と呼ばれる定番人気のカラー)で個性的なモデルとして発表されました。このモデルは耐久性に問題があり割れやすいベークライト仕様であった為、2年後にアルミベゼルに仕様変更されました。

その後1959年から1675・16750・16700とサイズ、スペック共に進化していきました。

16750ではインデックスがフチありとフチなしの2タイプ存在しますが、製造年が古い個体に見られるフチなしタイプの方が価値が高いです。

GMTマスターⅠの最終モデルである16700からはプラスティック風防からサファイアクリスタルガラスに変更されました。

GMTマスターⅡ

1983年頃に発表されたGMTマスターⅡRef.16760では短針を単独で動かすことを可能としたシリーズの上位モデルです。24時間回転ベゼルと組み合わせることで3か国の時間を表示することができるようになっています。

このモデルは黒赤ベゼル(通称『コーク』ベゼル)のみがラインナップされました。他のGMTマスターよりも分厚く、太いことから『ファットレディ』とも呼ばれています。

その後、16710・116710と発売され、トリプロックリューズやセラミックベゼルの採用など、細かな部分が進化を遂げています。

ブラックベゼルの116710LN、青黒ベゼルの116710BLNR(通称『バットマン』)の2種類が発表され、2014年にはホワイトゴールドケースを採用した青赤ベゼルの116719BLRO(既に廃番)が追加されました。

そして現在のモデル126710、人気の青赤ベゼルにジュビリーブレスを搭載した注目モデル。ムーブメントには今作の為に作られた新ムーブCal.3285を搭載し、パワーリザーブが70時間に延長されています。

GMTマスターⅠとⅡの違い

表示できるタイムゾーンの数

『Ⅰ』と『Ⅱ』は見た目がほぼ一緒で非常に似たモデルではありますが、GMT針の仕様が異なります。

『Ⅰ』は長針、短針と連動して動くという特徴を持ち合わせ、単独で動かすことはできません。そのため、ベゼルとGMT針の位置から2か国の時間を判断します。

『Ⅱ』は短針のみを単独で動かすことが可能です。細かな調整が可能となる為、3か国の時間が判断できるようになっています。

クイックチェンジ機能

『Ⅰ』は日付クイックチェンジがあり日付が0時になると瞬時にカレンダーの日付が変更される、クイックチェンジ機能を装備してました。

逆に『Ⅱ』は瞬時には変更されず、ゆっくりと時間をかけて表示が切り替わります。

耐蝕性・耐久性

『Ⅰ』はベゼルにプラスティック部品が使われており、経年劣化により割れや傷、色褪せしてしまうことも少なくありませんでした。

『Ⅱ』からは素材をセラミック部品に変更し、耐蝕性・耐久性に優れており、長年の使用にも耐久出来るよう変更されました。

まとめ

GMTⅡ (2).jpg

画像は126711CHNR カフェオレ

いかがでしたか?

GMTマスターⅠからⅡに変わり最大の違いとしては、表示できるタイムゾーンの数が増えたこと、またベゼルと針を調整できる新機能により、世界を旅するビジネスマンはより有効に時計を使うことが出来るようになりました。クイックチェンジ機能廃止によって内部機構を一新して、故障の可能性のある個所を減らしました。自動巻きムーブメントも新しくされオイスターケースの防水力も上がりました。外見に大きな違いは無くても、機能的には大きな進化が加えられたのがGMTマスターⅡとなりました。

GMTマスターは個性的なロレックスのモデルが欲しい方におススメです!!

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