本日は上越市内からお越しのお客様から、シャネル フルフラップ ミニマトラッセ チェーンショルダーをお買取りさせていただきました。
こちらのショルダーバッグはサイズが大変小さく、寸法がそれぞれタテが約11cm、ヨコ約19cm、マチ約6cmとなっております。
このサイズだと長財布やスマートフォンを一つ入れるだけでも、カバンの中はいっぱいいっぱいになります。
電子決済やキャッシュレス、持ち物のコンパクト化が流行っている現代にピッタリなアイテムだ!きっと最近発売されたものなのでは?と思ってしまいますが、意外にも、アイテム自体は1985年から1993年ごろの間に製造された、シャネルの中でもヴィンテージやアンティークという言葉が付くような品物であることが分かりました。
また、こちらのショルダーバッグには「ラムスキン」と呼ばれる素材が使用されています。
ちょっとした豆知識として。
もともとシャネルのマトラッセに使用されている革素材は3種類あります。
「キャビアスキン」と「カーフスキン」と「ラムスキン」です。
キャビアスキンは、表面につぶつぶとした模様が見られる牛革で、そのつぶつぶの見た目がキャビアみたいだということで「キャビアスキン」と呼ばれています。
他の革素材に比べてしっかりとしている分、手触りは硬めなので、キルティングのようなマトラッセの見た目から柔らかめな感触を好む方なら、ソフトキャビアスキンという名前が付くアイテムをチェックしてみるといいかもしれません。
カーフスキンは、牛革の中でも最も上質な素材と呼ばれる、生後6ヵ月以内の仔牛の革が使用されています。
若い仔牛の革ということで、その表面はキメ細かく手触りも柔らかいのが特徴です。反面、キャビアスキンと比べると傷つきやすいという面もありますが、だからこそ大切に扱おうと思わせてくれる素材でもありますね。
最後の、今回ご紹介しているショルダーにも使用されているラムスキンは、上記の2つとは違い、牛革ではなく生後1年以内の羊の革が使用されています。
こちらもカーフスキンのようにとてもデリケートで、雨などの水分に弱く傷つきやすいです。ですがその分、革のキメがが細かく手触りも柔らかで、触れると手に吸い付いてくるような感触が特徴的な素材です。
実際に今回お買取りさせていただいたショルダーも、販売からかなり年月が経っていると思われますが、そのしっとりとした手触りは健在でした。
シャネルのアイテムをご購入される際には、ぜひ色やライン以外に、素材にも注目してみてください!
そして、新しいアイテムを購入するのに合わせて古いバッグは手放そうとお思いの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、かんてい局上越店にご売却ください!
当店では査定経験豊富なスタッフが、1点1点丁寧にお査定させていただきます。
また、お査定は無料で承っておりますので、お気軽にお声がけください!