本日は上越市内からお越しのお客様から、リングを一点お買取りさせていただきました。
一般的に貴金属と呼ばれる、金やプラチナ製のジュエリーなどに、その素材の純度を示す「刻印」が施されているのをご存じでしょうか?
貴金属をお買取りする際、査定スタッフが必ずチェックする大切なポイントの一つです。
こちらを確認することで、その製品にどれくらいの割合で金、もしくはプラチナが含まれているのかが分かり、それによってお買取り金額を決定することができます。
表記にはゴールドなら「K18」「K10」、プラチナなら「Pt900」「Pt850」などと記されています。
K18は全体に対して金の含有量が75%で、残りは銀や銅、パラジウムを合わせて作られているという意味で、同じようにPt900は全体に対してプラチナの含有量が90%であることを意味します。
またジュエリーの種類によって刻印されている場所はさまざまで、リングならその内側に小さく、ネックレスならアジャスターの部分に刻印されたりしています。
さて、今回お買取りさせていただいたリングですが、リングの内側には「PT・G1000」と刻印されていました。
普段刻印を見慣れている人でも、こちらはぱっと見で「ん?」と首を傾げてしまいそうですね。
この「PT・G1000」という刻印が意味するのは、「Pt1000=プラチナ100%」「K24=ゴールド100%」の2つを50%ずつ合わせて作られた合金という意味です。
これほど純度の高い素材を使った製品という意味でも、また単純に刻印という意味でも、なかなか見かけない珍しいお品物でした。
かんてい局上越店では貴金属を使用した製品のお買取りを強化中です!
ジュエリー以外でも、万年筆のペン先や金杯などもお買取りしていますので、ご売却を検討中方がいらっしゃいましたら、ぜひ当店へお持ちください!