本日は、【ルイヴィトン】でよく使用される”ヌメ革”についてご紹介致します。
当店は買取りと質預かりで、よくルイヴィトンのバッグを拝見させて頂いておりますが、ルイヴィトンのヌメ革は同じ色をしているのが無いと言って良い程、経年で色が変わっていきます。
こちらの記事では、そんなルイヴィトンのヌメ革についてのちょっとした知識やメンテナンスについてご紹介致します。
ルイヴィトンのお手入れでお悩みの方は是非とも最後までお付き合いください。
☆目次☆
ヌメ革って⁉
ヌメ革とは”牛革をタンニンで柔らかくした素材”の事です。
ルイヴィトンでよくハンドルや底面のパーツに使用されています。
上記画像でベージュカラーのパーツがそれです。
画像はルイヴィトンでお馴染みの「アルマ」というバッグの新品のものです。
ヌメ革の魅力とは?
丈夫で長持ちする。これだけで十分な魅力ですがもう1つの醍醐味は「経年変化で色が変わる」ところです。
上記画像のアルマのヌメ革はどちらかというと白に近い色ですが、時間経過とともに・・・・
徐々に茶色に変わってゆきます。
この2つのバッグはどちらもUSED品ですが、ヌメ革の色がかなり違います。
中古としての価値は、比較的新品の色に近い左側に軍配は上がりますが、右の風合いを好む方も少なくありません。
このように経年による変化を楽しむことが出来るのがレザー製品の魅力なんですね。
それでは次に、ヌメ革のある弱点について触れたいと思います。
ルイヴィトンのヌメ革の弱点とは⁉
画像のヌメ革は、まだ新品に近い色を保っています。
しかし角にはシミが・・・・・何故・・・?
このシミの原因はズバリ、「水分」なんです。
濡れたまま放っておくと、このように簡単にシミが出来てしまうのです。
とくに怖いのは雨。突然の雨で濡れてしまったバッグを放置していると・・・
このように雨のあとがそのままシミに・・・。
高額なバッグには雨除けのパーツがついていたりもしますが、それくらいレザーにとって水分は敵なのです。
もしシミが出来てしまったら・・・・。
レザー製品は高価なものが多いです。諦めるのはまだ早いですよ!
メンテナンスでシミを目立たなくする方法はあります!お金もそんなにかかりません!!
そんな誰でも簡単に出来る方法をご紹介致します!
手順その1:ヌメ革全体を薄く水拭きをする
誰しもが経験のある”服に醬油が跳ねてシミが出来た” そんな時、どうしたか覚えていらっしゃるでしょうか?
そう・・・ポンポンです。
湿らせたタオルなどで叩いてシミを取る”ポンポン”という技法!
ヌメ革にもポンポンが効くのです!
ただしシャツとは違ってこちらは革製品。
「ほんの少しだけ湿らせる程度に」「少しずつ様子を見ながら手入れをする」のがポイントです!
ここで濡らしすぎるとシミが拡がってしまう可能性がありますので、あくまで少しずつやるようにして下さい。
全体を湿らせて色の境目がなくなるようになってきたらOKです!
手順その2:革クリームを使って油分を補う
水分を使った分、抜けてしまった油分を補います。
ヌメ革部分に塗り込みます。レザー製品は油を補うと柔らかくなり、割れなどの防ぐことが出来ます。
バッグを長持ちさせる秘訣ですので是非覚えておきましょう!! 艶が出てきたらOKです!
革クリームはバッグだけでなく革靴にも使えます。皆さん大好き(私が大好き)レッドウィングなどのブーツも定期的に油分の補充をおこなった方が長持ちします。
【最後に】
先日、非常に状態の良いルイヴィトンのバッグを買取させて頂いたのですが、残念ながら雨シミがあって、そこだけが惜しいポイントだったので今回はこのような記事を書かせて頂きました。
しかしメンテをすれば完全に元通りになるとは限らないので”濡れてしまったら直ぐに拭き取る” ”雨の日は使わない” がベストではないかと思います。
高価なバッグを手にしたら扱いは気をつけていきましょう!
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