[質屋」はいつの時代からあるのかご存知でしょうか?
質の歴史は700年以上前と、とても古いのです。
本日は、質の歴史についてちょっとした豆知識・質屋だからこそできることについてご紹介します。
☆目次☆
・質屋だからこそできること 質の最大のメリット!選択肢の多さ
・まとめ
質屋の歴史 始まりは鎌倉時代
質屋の誕生は今から700年以上前、鎌倉時代だといわれています。
徐々に貨幣経済が浸透する中、地方の領主などが庶民に対し、「担保付きの貸付」を行ったことが原形だとされています。
また現在では「質屋」ですが、昔は「土倉(とくら)」と呼ばれていました。
造り酒屋が副業で土倉を営むケースが多く、全国各地にあったと文献に記録されています。
室町時代に入ると、質屋は庶民にとっての「金融機関」的な役割を持つようになりました。
質草(質に入れる品物)を質屋に預け、それを担保にお金を借りることで庶民の生活は安定的になり、経済も発展していきました。
質屋の歴史 「土倉」から「質屋」へと呼び名が変わる
江戸時代に入ると質屋は爆発的に増加し、「質屋取締令」という法令も施工され、呼び名も「土倉」から「質屋」に変更されました。
江戸や大阪をはじめとする全国各地の城下町の発展に伴い質屋の件数は増え、都市部の生活費を調達するのに欠かせない存在となりました。
江戸のバブルと呼ばれる5代将軍徳川綱吉が収めた元禄年間(1688~1704年)に質屋が急増。
しかし、元禄年間のバブルはそう長く続きませんでした。
元禄大地震(1703年)や富士山噴火(1707年)など大災害が立て続けに発生したことによって幕府の財政は傾き景気が悪化します。
その後8代将軍徳川吉宗は景気回復のため、今のデフレ政策にあたる「享保の改革」を推進。
不景気やデフレ政策の影響で、ますます質屋の数が増えたとされています。
幕末の大阪には2000件以上も質屋があり、明治時代に入っても質屋の営業形態はそのまま受け継がれていきました。
また、明治時代の質屋は、お金を貸すだけではなく、古物商とともに遺失物や盗難品の操作拠点を兼ねるようにもなります。
この流れが現在の質屋にも継承され、今でも警察の遺失物や盗難品の捜査協力を行っています。
江戸時代の質屋
江戸時代の主な質預かり
・衣類(着物)
・火鉢や大工道具
・キセル 等
兜鎧などの武具道具や、将軍家の家紋が入った品物を質草にすることは禁止されていたそうです。
質屋の歴史 質屋衰退
長い時を超え1945年8月に第2次世界大戦が終結。
戦後の混乱期で物資が不足し、国民は貧しい生活を強いられました。
そこでも人々の生活の柱となったのが「質屋」でした。
当時質屋は全国に2万件以上もあり、1950年に質屋営業法が制定されました。
しかし、1970年代に現在の消費者金融やリサイクルショップが誕生したことで、徐々に質屋は衰退し少なくなっていきました。
質屋だからこそできること 質の最大のメリット!選択肢の多さ
『質』とは、物を質屋さんに預けてお金を借りる仕組みの事を言います。
『誰かからお金を借りること』と少ししか違いはありませんが、この違いにより借主側にいくつもの選択肢が生まれます。
普通は、お金を借りたら返さなければいけない。
金融機関、友人、家族。
誰に借りても原則、貸した方は『回収』出来ないと困るわけで、借りた側は返さないと困らせるわけです。
なので、返す時期が遅れたりすると、
・利息が膨れ上がったり
・取り立ての連絡が来たり
・ブラックリストに載ったり
・クレジットカードが作れなかったり
このようなデメリットを設けて、借りたお金を返す事を促しているわけですが、『質』はこのようなデメリットがありません。
その理由は、『品物』を担保として預かっているので、質屋側は既に『回収』の準備が整っているからです。
つまり質屋側は、貸したお金が返ってこなくても
・『品物』を販売するからOK
・お金が返ってきても勿論OK という事になります。
借主側も同様に、
・借りたお金を返さなくてもOK
・返して品物を引き出してもOK となります。
ちなみに当店の質は、預かり期間を3か月とさせて頂いています。
この期限も手数料をお支払いいただく事で延長が可能です。
借主側の選択肢まとめ
①引き出す
②お金は返さず品物を諦める
③もう少し猶予が欲しければ延長する
何も満額借りる必要は無い!少額融資で利息を抑えよう!
質のお引き出しには『質料』と呼ばれる手数料(利息)が発生します。
質屋側も、お貸ししたお金が返ってくるだけでは商売が成り立たたない為です。
利息の計算は借りた金額によって変わってきます。
当店の利息計算
1000円~50000円 ご融資額の8%
51000円~100000円 ご融資額の7%
101000円~500000円 ご融資額の6%
501000円~999000円 ご融資額の5%
1000000円~ ご融資額の4%
質の査定は最高~円までとお伝えしています。
そこで当店では、品物の査定金額をお伝えする際には~円までという風にお伝えしています。
例えば査定金額100万円程の高価な腕時計を預けたい時に、1万だけ借りるというのも選択肢の1つです。
一見、凄くもったいない事をしている気にはなりますが、引き出すつもりなら必要最低限に留めましょう。
1万円借りても引き出す時に必要な利息は800円だけです(1か月以内のお引き出しの場合)
手元に時計は返ってくるし、もったいない事は何もありません。
しかも時計を手放さない限り、何度でもこの方法で1万円借りる事が出来ます。
こういった使い方は、パチンコや競馬、競輪、競艇の軍資金調達と親和性がとても高く、お持ちのスマホや、アクセサリー、タブレット等を預けにくる方が多くいらっしゃいます。
主な質預かり例
・ブランドバッグ
・宝飾品
・宝飾品・ゲーム機などの電化製品 等
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
質屋は昔に比べると減少傾向にありますが「質屋」は古い歴史から始まり現在も受け継がれています。
もともとは庶民への貸付業として誕生し今でも国民の生活の一部として利用されています。
「質屋」だからこそできるメリットがたくさんあるのです!
【最後に・・・】
★事前査定も可能!
とりあえず査定金額を知りたいアナタに朗報!!
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