腕時計において何を重視して購入するかは人それぞれ、「見た目の好み」で選ぶのか「機能性」を重視するのか、または「資産価値」で選ぶ方も少なくありません。
色々な事を考えていると、どの腕時計を購入すべきなのか非常に迷いますよね。
そこでオススメしたいのが、「手放したくない一生モノの腕時計」を一本購入してはいかがでしょうか?
腕時計は大切に扱い、定期的にメンテナンスをする事で何十年でも使い続ける事ができます。
ただし一生使い続ける事ができる腕時計は、一般的に高級時計とされている物がオススメとなります。
理由としてはまず1つ、高級時計は造りがしっかりしているため壊れにくく、仮に壊れたとしても修理する事で何度でも蘇るからです。
次にメーカーの知名度の高さも重要となります。知名度の高いメーカーはそれだけ技術が高いというのも理由の1つですが、特にビジネスシーンでも着用される方は他者から腕時計を見られる事も増えるため、身に着けている腕時計によって信頼感を高める事にも繋がります。
さて、今回の記事ではそんな一生モノの時計を探している方の参考になればと思い、
店頭にあった腕時計の中から7本の時計を厳選しました
特徴や魅力について解説しますので、少しでも腕時計選びの参考になれば嬉しいです。
目次
一生モノの腕時計① サブマリーナ
サブマリーナと言えばロレックスのスポーツモデルの中でも常に話題の中心であり、現行品を正規店で購入するのは困難な超人気モデルです。
世界初のダイバーズウォッチとして名高いモデルでもあり、ダイバーズウォッチはこうあるべきという基本デザインを確立しました。
初代サブマリーナが開発された1953年から幾度となくモデルチェンジがされていますが、シリーズを通して大幅なデザイン変更はされていないため、旧モデルも現行品と同じように愛されています。
サブマリーナには日付機能が付いたサブマリーナイト、日付機能無しのノンデイトが存在します。
日付機能の有無以外は特に変わらないのでどちらを選ぶか迷うところです。
一般的にサブマリーナと言えばデイト付きを指す事が多く、人気も高いため中古市場での価格も高く、少しでも安いほうを購入したい方はノンデイトを選ばれると良いでしょう。
しかし最近ではノンデイトの人気も上がっており、安く購入できるというイメージは完全に無くなってしまい、価格差は徐々に縮まっています。ロレックスそしてサブマリーナ全体の資産価値が上がっている状況です。
続いてスペックについてですが、ロレックスは防水性能を追求し続けているメーカーです。
裏蓋のオイスターケースやリューズのねじ込み式を採用する事で限りなく防水性能を高めており、ロレックスではほとんどのモデルが最低でも100m防水を備えています。
その中でもサブマリーナは300m防水のプロフェッショナル仕様です。
ダイバーが使用する事のためベゼルは逆回転防止ベゼルが採用されています。
使い勝手はもちろん完璧でケース幅はオーソドックスな40mm、どなたでもご愛用頂けるでしょう。
スポーツモデルでありながらビジネスシーンにもお使い頂く事ができ、オンオフ問わず着用しているという方が多いです。
唯一の難点としては現在の市場価値が非常に高いので、新品を正規店で購入するというのは困難を極めます
そのためほとんどの方は中古市場で購入されているというのが現状です。
例えば写真のサブマリーナはRef.16610、約1989年頃~2010年頃まで製造されていた古いモデルで、当時の定価は大体50万円程でしたが現在の中古市場価格は100万円を超えています。
資産価値として今後の相場変動も楽しみながら、純粋に腕時計としての素晴らしさも兼ね備えた、まさに一生モノの腕時計にふさわしいモデルになっています。
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一生モノの腕時計② デイトジャスト
続けてロレックスのデイトジャストをご紹介します。
数ある人気モデルの中でも「知名度の高さ」と「所有者の数」が圧倒的なモデルがデイトジャストです。
ロレックスを語るうえで必須のモデルでもあり、その使い勝手の良さは腕時計の中でも最高ランクと言えます。
デイトジャストの魅力はロレックスの三大発明の全てが備わっている事です。
「オイスターケース」「デイトジャスト機構」「パーペチュアル機構」これら3つ全てが備わったロレックスのアイコンウォッチです。
三代発明を簡単にご説明すると、オイスターケースとは裏蓋とリューズをねじ込み式にする事で限りなく防水性能を高めた仕組みで、まるで牡蠣のように強固である事からその名が付けられました。
パーペチュアル機構というのは自動巻きムーブメントです。今でこそ自動巻き時計は一般的となりましたが、ロレックスの偉大な発明の1つです。
デイトジャスト機構は0時丁度に瞬時に時間が切り替わる仕組みの事です。
これら全てが備わったデイトジャストは、ロレックスのアイコンウォッチでもあり世界的に最も知名度が高い腕時計です。
そのデイトジャストを使用するにあたっての魅力ですが、シーンを問わずいつでも身に着ける事ができ、「素材違い」「文字盤違い」「サイズ違い」などラインナップやサイズが豊富なところにあります。
そのためペアウォッチとして愛用されている方も多いです。
次に注目したいのはデイトジャストの資産価値についてですが、他のモデルに比べ市場価値が安定しています。
スポーツモデルなど相場の変動が激しいものは、ロレックス初心者は手が出しづらいと思います。
そんな中でいつでも安定した価格で売買できるデイトジャストは今後の資産価値を考えた上でも、まさに一生モノの腕時計です。
↓↓デイトジャストについて詳しく知りたい方はこちら↓↓
一生モノの腕時計③ シーマスター
続いてOMEGAのシーマスターを選びました。
オメガといえば月面着陸という輝かしい功績や、オリンピックのタイムキーパーも務めている事から世界でも最も知名度が高いメーカーの1つです。
オリンピックのタイムキーパーを務める事は最も信頼できるメーカーという証になるのは言うまでもありませんが、オリンピックで時間を計測する競技と聞くと何が思い浮かびますか?
多くの方は陸上や水泳などのタイムを競う競技を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、オリンピックは全競技のタイムを計測しており、全てのタイムが公式記録として残ります。
オリンピックのタイムキーパーを務める事ができるのは、本当に認められたメーカーという証です。
そのオメガが自信を持って製造しているシーマスターには様々なモデルが製造されており、防水性能は150M~1000Mを超すモデルが存在します。
スピードマスターと違い、オメガらしい派手な伝説こそ聞きませんが映画007で有名なのがシーマスターです。
芸能人や海外セレブなどにもシーマスター愛用者は多く、「ムーブメントのクオリティ」「スペック面」は誰もが認める腕時計です。
資産価値としての面でも安定した価格での取引がされていますので安心して購入できるでしょう。
一生モノの腕時計④ スピードマスター
続いてオメガと言えば時計愛好家におなじみのスピードマスターをご紹介します。
数々の逸話が多いオメガですが月面着陸で有名なのがスピードマスターです。
スピードマスターはあくまでもモータースポーツ用に開発されたモデルで、宇宙空間用に造られたモデルではないといったところにも物語の魅力が詰まっています。
1957年に生まれたスピードマスターですが、当時は現在ほど腕時計にファッション性は求められていませんでした。
実用性を追求したものが多く、クロノグラフ(計測機能)が付いた腕時計は、その機能を使う方が使用するいわゆるプロッフェショナルモデルと考えられます。
現代では機能としては使う事が無い方でも、デザイン性を重視してクロノグラフを選ばれる方が多くなっています。
スピードマスターは現行モデルでも良い意味でレトロ感を感じる事ができます。
針は白ペイントのバトン針というものが採用されており、これは1963年に製造されたスピードマスターの3rdモデルから継承されています。
デザインも当時から大幅な変更はされておりませんので、新しいモデルから古いモデルまで親しみやすく人気があります。
スピードマスターはオメガが生んだ名機であり、飽きのこない見た目とムーブメントのクオリティから一生モノの腕時計に選ぶべきです。
余談ですがNASAの公式マスコットであるスヌーピーとのコラボモデル、スヌーピーアワードという限定品が数種類発売されており、
かなりプレミアが付いている事で有名です。高い物だと300万円~400万円程の高額取引がされています。
一生モノの腕時計⑤ グランドセイコー
日本人であれば必ず所有したい腕時計の1つにグランドセイコーを挙げたいと思います
今では海外のファンも多く獲得しているので、まさに世界に誇るべき日本の腕時計です。
1960年から現在までの歴史の長さはもちろんですが、パーツの全てを国内で製造している日本の最高級メーカーです。
購入者に高い満足感を感じてもらうため、デザインや部品の1つ1つに職人の高い技術が詰まっています。
鑑定士として様々な腕時計を拝見してきましたが、グランドセイコーのデザイン性と高精度なムーブメントは、他のほとんどのメーカーを圧倒するクオリティです。
写真の腕時計は型番SBGA211 スプリングドライブ搭載モデルです。
スプリングドライブとはセイコー社独自のムーブメントで、機械式時計と電池式時計の良い部分を取り入れたハイブリッド型のムーブメントになっています。
スプリングドライブは機械式時計でありながら、従来の機械式時計より圧倒的に高精度なムーブメントになっています。
秒針が流れるようにスムーズに動くので、針に魅了されてグランドセイコーのファンになる方も多いです。
グランドセイコーと言えば文字盤への探求心とこだわりが強いメーカーで知られており、今回ご紹介している時計は雪白文字盤「通称:ゆきしろ」が採用されているモデルで海外でも高い評価を得ています。
デザイン性だけではなく高性能なグランドセイコーこそ一生モノの腕時計にふさわしいのかもしれません。
一生モノの腕時計⑥ ルミノールマリーナ
タフで男らしい腕時計と言えばパネライのルミノールマリーナです。
パネライは軍事用腕時計をイタリア海軍に供給していたという歴史があるので、大きくて分厚いタフな腕時計です。
海軍が使用しているだけあって防水性能は納得の300M防水を備えており、特筆すべきはデザインを一貫してあまり変更しないという点です。
パネライには大きく分けると今回ご紹介しているルミノールとラジオミールの2種類しかありません。
その2種類もあまりデザインは変わりませんが大きく違う点が1つだけあります。
リューズを守るリューズプロテクターの有無です。
このプロクテターが装着されているのがルミノールです。
プロテクターは防水性を高める意味があるので、「防水に特化したのがルミノール」「そうでないものがラジオミール」です。
お好きなデザインを選ばれると良いと思います。
一時期はパネライが火付け役となった「時計のデカ厚ブーム」でしたが最近では軽い腕時計も好まれるようになったので、パネライにも薄くて軽めのモデルは存在します。
写真のルミノールは中古市場では大体60万円~70万円程で購入できます。
一生モノの腕時計⑦ ナビタイマー
最後にブライトリングを紹介したいと思います。
その中でもフラッグシップモデルと言えばナビタイマーです。
デザインそのものがパイロットをイメージさせるものになっており、文字盤を見るとワクワクする男性も多いのではないでしょうか。
今やパイロットウォッチの代名詞はナビタイマーと言えます。
計算尺で文字盤の周りが覆われているデザインは、一目でブライトリングと分かる素晴らしいデザインです。
中古市場では比較的購入しやすい物も多く、ご紹介している時計は型番がA13324のナビタイマー01、状態や付属品の有無によって前後するのですが大体50万円前後で購入できます。
もちろんビジネスシーンでも使える納得の1本なので一生モノとしていかがでしょうか。
まとめ
最後に私が思う腕時計の選び方についてお話しさせて頂きます。
基本的にはご自身が納得できて愛着が沸く時計を選んで頂きたいですが、
なにしろ今回は一生モノというテーマで記事を書いていますので、テーマに沿うような選び方をご説明します。
まず時計選びにおいてご自身のお財布事情との相談になると思いますが、
長く所有するという事を考えた場合、ある程度高額な腕時計の中から選ぶべきです
高級時計にはそれ相応のパーツや技術が詰まっていますので、安心して長く使用する事ができます。
次にムーブメントは機械式の中で選ぶべきです
機械式時計はメンテナンス次第で半永久的に使用でき、そもそも時計が一生モノとされるのは機械式だからです。
最後にデザインはいつどこでも着用できるシンプルな物をオススメします。
あまりデザイン性の高い物を選ぶと、出番が少なくなってしまう事や飽きてしまう可能性もあります。
そして何より高額な値段はデザイン性によるものの可能性も高まります。
そのため、シンプルでいつでも着用できる高級時計が一生モノにふさわしいのではないでしょうか。
是非ご自身が一番納得できる一本を探してみて下さい。
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