ロレックスには様々な腕時計があり、その中でも特に注目されているのが「スポーツモデル」
そしてスポーツモデルの中にも数多くの種類があります。
デイトナ、サブマリーナなどは今や誰もが知っているのではないでしょうか。
その中で今回ご紹介したいのは
ロレックスの中でも少し変わった腕時計のミルガウス
ロレックスは知っているがミルガウスについてはあまり詳しくないという方も多いです。
せっかくなのでミルガウスのどこがどう変わっているのかご紹介します。
今回の記事はミルガウスとはどのような腕時計なのかというテーマに絞った記事になっています。
ミルガウスについて知りたい方にオススメの記事となっていますので、
人気の秘訣に興味がある方は最後まで読んで頂けると嬉しいです。
この記事のポイント |
・ミルガウスとは |
・ミルガウスのスペックや機能 |
・ミルガウスの相場について |
ミルガウス登場
1956年にミルガウスは登場します。
当時のミルガウスの型番は《6541》ケースやベルトの素材はステンレススチールで、
搭載されているムーブメントで代表的なものはCal.1066Mです。
型番のMはアンチマグネチック仕様のムーブメントになっており、
なんとロレックスの中でミルガウスだけに搭載されているムーブメントです
「ミルガウス」という言葉の意味はフランス語で「1,000ガウス」を意味しており、
つまりミルガウスは1,000ガウスまで耐える事ができる腕時計という事になります
その背景には医者や科学者向けというコンセプトがありました。
当時はこの特殊性能の腕時計は残念ながら一般ユーザーから良い評価を受ける事ができませんでした。
そのためたったの数年でセカンドモデルへと移行してしまいます。
しかしながらセカンドモデルへ移行したのちもユーザーが限られてしまったため、
1991年に残念ながらミルガウスというモデル自体が生産終了となってしまいました。
のちにミルガウス人気に火が付くと、もともと生産数の少なかった旧モデルは一気にプレミア価格となります。
現在では幻のモデルと称され滅多に売買される事はありません。
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ミルガウス復活
1991年に生産終了となってしまったミルガウスが、なんと2007年に復活する事となりました。
フォルムは2代目ミルガウスを思わせるシンプルにまとめられたフォルムで、
初代ミルガウスを彷彿させるイナズマ針の復活です。
ミルガウスでしか味わえないイナズマ針に魅了されるファンも多い事でしょう。
しかしなぜ一般ユーザーに受け入れてもらえなかったミルガウスが復活したのでしょう?
それは当時と生活様式が大きく異なっていたからです。
パソコンやスマートフォン、家電製品」など身の回りの物で磁気を発生させる物がとても多くなりました。
どれだけ高性能な時計のムーブメントであっても磁気は大敵です
そんな中で磁気を気にせず使用できるミルガウスにも人気が集まるようになり、おかげでミルガウスは見事復活を遂げ、
一躍人気モデルの仲間入りを果たします。
※上の写真のモデルは現在では製造されておりません※
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116400GV 現行ミルガウス
2022年現在の現行ミルガウスを紹介致します。
まずはそのスペックです。
型番:116400GV
名称:ミルガウス
素材:ステンレススチール
ケース幅:40mm
防水性能:100m
ムーブメント:Cal.3131
パワーリザーブ:48時間
ロレックスの中でも現行のミルガウスでしか見る事ができない最大の特徴が、
グリーンカラーをあしらったサファイアクリスタル風防です
1991年に生産終了となったミルガウスが16年の時を経て復活する事となり、
その記念という意味を込めてロレックスカラーの緑が採用されたのだと思われます。
ムーブメントのCal.3131にはブルーパラクロムヒゲゼンマイが採用され、これまで以上に耐磁性能や耐久性をアップさせ、より正確に時を刻む腕時計となりました。
ちなみにロレックスの風防には200年頃から王冠の透かしマークが入っているのですが、ミルガウスの風防には入っておりません。
この理由に関しては調べてもわかりませんでした。
こういった謎が残っている事もミルガウスの魅力の1つでしょう。
裏蓋の外周にはROLEX OYSTER MILGAUSSという文字が刻まれており、
このような点でもミルガウスは他のモデルとの差別化を計られている特殊なモデルだと伺えます。
OYSTERとはロレックスの3大発明の1つであるオイスターケースの事を指し、
裏蓋がねじ込み式になっています。
牡蠣のように強固である事からオイスターケースと名付けられました。
ロレックスはこれにより高い防水性能を保っています。
しかしミルガウスは通常のモデルと違い、防水性能だけはありません。
この強固なオイスターケースの中に磁気シールドという蓋がされており、何重にも渡り耐磁性能を高める事に成功しています。
発売当時は医者や科学者のみが使う特殊な腕時計といった位置付けだったミルガウスが、
現代では一般ユーザーからも高い評価を得る人気モデルへと昇り詰めました。
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1,000ガウスとは?
実は最近では耐磁性能とはごく一般的なモデルにも備わっています。
しかしそれはミルガウスのような強固なものではありません。
日本工業規格にも磁気に関する項目はありますが、
60ガウスと定められています。
つまり60ガウスを超えれば耐磁性能の時計を称する事ができるようになります。
では60ガウスはどの程度なのかというと、
男性が良く使う電気シェーバー(髭剃り)が60ガウス近くの磁気を発生させます。
つまり一般的な腕時計だと髭剃りを使用するだけで壊れる可能性があるという事です。
では1,000ガウスに関してですが、磁気付きの健康用品や磁気付き絆創膏などがそれに相当します。
これらはあえて通常よりも強い磁気を発生させているものになるので、
通常の使用であればほとんど耐える事ができます。
磁気付きのものを腕時計近くに付けながらの使用はミルガウスに限らずやめたほうが良いです。
ミルガウスの相場
2021年頃に大きく相場を上げたミルガウスですが、
理由としては2022年に新作が出るのではないかという噂や期待からでした。
実際には今のところ新作はでておりませんが、期待感だけでも相場が大きく上昇するのがロレックスの面白いところです。
しかも新作が出なかったにも関わらずそこまで相場を落としておりません。
モデルや状態にもよりますが1,000,000円~1,400,000円程の価格に買取価格に期待できます。
また今後も相場は変動しますがロレックスの中でも特殊な腕時計だけに、
どのような値動きを見せるのか個人的にはかなり期待しています。
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まとめ
ロレックスのミルガウスは一時期の生産終了から見事復活を果たし、
一般ユーザーにも受け入れられるどころか、
あまりの人気が故に中古相場をかなり上げた人気モデルになりました。
現代では磁気を発生させるものが数多く存在し、
気づかないうちに時計は色々なものから磁気を帯びてしまいます。
ヘアドライヤー、パソコン、電子レンジ、スマホなどなど毎日触るものばかりです。
もはやミルガウスは日常使用としてオススメできるモデルです。
数あるロレックスの中でもメーカーのこだわりを強く感じる腕時計となっておりますので、
是非ミルガウスのご購入を検討してみてはいかがでしょうか。
最後になりましたが質屋かんてい局金沢バイパス店ではロレックスの買取に力を入れています。
今回はミルガウスをご紹介しましたが、全モデルにおいてできる限りのお値段をお付け致します。
また、質預かりもしていますのでそちらも是非気軽にご利用下さい。
それでは本日も皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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