アメリカのデザイナーによりニューヨークにて創業されたブランドであるマイケルコース。
デザインの豊富さやリーズナブルな価格から日本でもかなり売れているブランドの1つです。
私服はもちろんですが海外では通勤バッグなどビジネスシーンにも多く用いられています。
そんなマイケルコースのセールスポイントは、やはりリーズナブルな価格が挙げられますが驚くべきはセール価格です。
そこで今回の記事では
・マイケルコースのセールやアウトレット品はなぜ安いのか
・アウトレット品の見分け方
この2点について解説していきたいと思います。
当店でもマイケルコースはお持ち込みが多いブランドですので、詳しく知りたい方は多いのではないでしょうか。
是非この記事を参考にして頂けたら嬉しいです。
マイケルコースとは
まずはマイケルコースがどのようなブランドなのかご紹介します。
ブランド名の「マイケルコース」はブランドの創業者（アメリカのデザイナー）の名前です。
ブランドが創業されたのは1981年で「バッグやお財布」「衣類」「アクセサリー」「腕時計」など、
ファッションに関する物を総合的に生産しているブランドです。
女性のファンが多い印象がありますがメンズラインも充実しています。
気になるのはそもそもマイケルコースってどんな人？？
もちろん自身の名を冠したブランドを立ち上げて大成功させている方なのですが、
それ以前にデザイナーとしての腕前が高く評価されています。
1997年～2003年まで高級ブランド「CELINE」のデザイナー・クリエイティブディレクターに就任していた功績があります。
セリーヌのこのような柄を見た事がありませんか？？
かつてのセリーヌを代表するラインだった「マカダム柄」です。
現在では廃番となっておりますがオールドセリーヌと呼ばれて今なお愛されています。
実はこのマカダム柄を作ったのもマイケルコースです。
セリーヌ時代には映画内での女優の服を手掛けるなど数多くの輝かしい功績を残しています。
マイケルコースを支持している年齢層について
日本でのマイケルコースは主に20代～30代の若い女性に人気があります。
しかしネットでマイケルコースについて調べると検索ワードに、
「マイケルコース おばさん」「マイケルコース 40代」なども出てくるので、
40代以上でマイケルコースを使用するのはどうなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
たしかに若い世代に支持されているイメージはありますが、海外ではセレブも愛用しているブランドのため決して若い世代だけのものではありません。
20～30代女性に人気が高い理由はデザインが豊富でリーズナブルな商品が多く、
さらに大幅なセールもしているため、お給料やバイト代で普段から気軽に購入する事ができるといった意見が多いです。
反対に40代以上の方はマイケルコースを購入するのはためらってしまうという方もいるようですが、
40代以上のご愛用者の意見には「シックな物を選ぶようにしている」という方や、
マイケルコースには10万円以上のハイブランドと同等の価格帯の物もあるので、そういった商品を購入しているという意見があります。
MK柄などの若い世代に支持されている物を外して、上の写真のようなシックなレザーの物を使用してみてはいかがでしょうか。
マイケルコースのセールはなぜ安いのか
マイケルコースのセールを見ていると驚きの価格が表示されます。
定価：60,500円→SALE：22,000円
定価：88,000円→SALE：19,800円
定価：22,000円→SALE：6,600円
このように定価の70％以上安い価格の物が数多く出てきます。
欲しいバッグやお財布が安く購入できる嬉しいセールですが、あまりの安さに「なんでこんなに安いの？」
そんな疑問さえ浮かんでしまいます。
しかし答えは簡単です。
専門の職人が長い時間をかけて制作している商品ではなく工場で大量に生産する事ができる仕組みだからです
アメリカのブランドですが生産しているのは主に中国です。
他にもタイやインドネシアにも工場がありますが、コストを抑えて大量に生産する事ができます。
元々の価格はブランドのネームバリューであり、セールを行っても利益は残ります。
それよりも低価格で多くの方に購入して頂き、自身のブランドを知ってもらう事を大切にしているのではないでしょうか。
購入後の返品・交換について
ホームページに記載してありますが、原則として商品不良以外での返品は受けてもらえません。
商品に不良個所があった場合や違う商品が届いた場合は、「14日以内」にカスタマーサービスに連絡をすると、
注文商品との交換、または返金といった対応を受ける事ができます。
ウェアやシューズなどのサイズ交換に関しては、1商品につき1回まで対応してもらえるそうです。
ではセール商品はどのようになっているのか確認したところ、
セール品は返品、交換対象外
としっかり書かれてありましたので、リーズナブルなかわりにアフターサービスは受ける事ができません。
それを考慮したとしても非常に安いセールなので仕方ないでしょう。
商品のクオリティーはどうなのか
中国の工場で大量生産できる仕組みになっていると話しましたが、
気になる商品のクオリティーについてお話しします。
私が思うのは「価格に対して十分なクオリティーがある」と思っています。
もちろん「ルイヴィトン」「シャネル」「エルメス」などのハイブランドと比較した場合、
造りに差が出てしまうのは仕方ありません。
しかしながらマイケルコースはしっかりとレザーで作られたバッグであっても、
数万円で購入できるのでかなり良心的なブランドと言えます。
興味が無い方からすると「ブランド品は名前だけで値段が高い」
というイメージをお持ちかもしれませんが、ブランドイメージを守るためにも細かな造りにはこだわっています。
結論としてマイケルコースは、「ある程度のクオリティーは求めるが低価格なブランドで選びたい」
という方にはオススメできるブランドです。
アウトレット品の見分け方
元々リーズナブルなブランドでありながらアウトレットも存在しています。
アウトレット品ってなんでこんなに安いの？という疑問をお持ちの方のため少しだけご説明します。
まずアウトレットは基本的に「売れ残りや返品された物」などが中心となっています。
前シーズンの物や価値が下がってしまった物を通常の価格から大幅に値下げして在庫処分をしています。
それに加えてアウトレット専用商品というのも存在します。
これは元々アウトレットで販売するためだけに造られているので、通常よりは低コストで製造されます。
マイケルコースにもアウトレット専用品は存在しており、その見分け方についてご説明します。
マイケルコースの商品にはこのようなロゴが取り付けられている事が多いですが、
MICHAEL KORSの文字が1文字ずつ個別に取り付けられています。
次にこちらをご覧下さい。
先程の物は1文字ずつ取り付けられていたロゴが、1枚のプレートになっています。
このようにロゴが1枚のプレートになっている物はアウトレット品に多いです。
理由としては1文字ずつ取り付けるよりも、1枚の大きなプレートにしたほうが手間やコストが省けるからでしょう。
まとめ
マイケルコースはアメリカのブランドですが、中国やタイ、インドネシアなどで大量生産できる仕組みが構築されているため、リーズナブルな価格を実現しています。
その価格に対しては十分なクオリティーがあり、20代～30代の年齢層にファンが多いですが、
40代以降でもお使い頂ける商品も多く、メンズもありますのでどなたでもご愛用頂けるブランドです。
定価の50％～70％オフなど大幅なセールをしてくれるので、普段購入しない方でもセール品を狙ってみてはいかがでしょうか。
バッグやお財布だけではなく衣類もあるので選ぶだけでも楽しい時間を過ごせると思います。
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