時計には軽い時計もあれば大きくて重たい時計もありますが、ムーブメント単体での重さが何グラムあるのか気になった事はありますか？
おそらく総重量は気にしていてもムーブメントの重さを気にする事はないのではないでしょうか？
なにしろ腕時計を使用するにあたってムーブメント単体での重さは知る必要がありません。
しかしながら金無垢時計を売却するにあたってはある程度知っておく必要があります。
そこで今回は「ムーブメントの重さ」についてお教えしますので興味がある方は是非ご覧ください。
なぜムーブメントの重さを知る必要があるのか
腕時計を使用するにあたって総重量は大事ですが、ムーブメントの重さには興味が湧かないと思います。
ムーブメントの重さを知る必要があるのは金無垢時計の場合です。
金無垢時計は通常の腕時計よりも高価な素材を使用して造られているので、その資産価値はとても高いです。
しかし残念ながら金素材としては価値があっても、腕時計としての価値はほとんど無いという物も多く存在します。
その場合は売却時にも金として扱われる事になりますので、ムーブメントやガラスなど金ではない部分には価値がないという判断になります。
写真のようにガラスもムーブメントも外し、金で作られた部分だけがこの腕時計の資産価値と言えます。
金相場は長い期間を経てかなり上がっていますので、金無垢時計の資産価値も年々上昇しています。
POINT
総重量からムーブメントとガラスの重さを引けば大体の資産価値が分かる
ムーブメントの重さは何グラムあるのか
実際に時計としての価値が無い金無垢時計をお買取させて頂く機会は多く、その場合は全て外して金の部分だけを計測しています。
このように取り外したムーブメントがありますので、一体どれくらいの重さなのかお教えします。
写真左の一番大きな物で5.6g、その隣の物で2.6gという重さでした。
その隣は更に軽いので割愛させて頂きますが、このようにムーブメントは比較的軽い物が多いです。
一般的には重たい物でも、
機械式時計のムーブメント：10～15グラム
クォーツ式のムーブメント：10グラム前後
となっています。
金無垢時計の見分け方
このように金なのかプラチナなのかというのは刻印で見分ける事が可能です。
純金だと柔らかすぎるため基本的には時計やアクセサリーは18金が多いです。
写真のものであれば18Kと750という刻印がありますがいずれも「18金」を表しています。
ただし刻印が無いからと言って金ではないと言い切れませんので、ご自身で判断されずにお近くの買取店に相談してみて下さい。
まとめ
今回ご紹介したように時計のムーブメントはおよそ10～15グラム程度で出来ています。
普段は気にされないと思いますが、知識の１つとして覚えておいて頂けると嬉しいです。
また、金無垢時計の資産価値も年々上昇していますので、古くて動かない物などは是非査定に出してみる事をオススメします。
ご自身が思っている以上に驚くような価格になるかもしれません。
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