【2023年の時計新作発表】ロレックスやパテックも参加するWatches & Wonders Genevaとは？

2023年3月 4日 [新着情報]

いよいよ今月27日に初日が迫った、時計業界の一大イベント！Watches & Wonders Geneva（ウォッチズ＆ワンダーズジュネーブ／W&WG）！

時計好きは毎年この時期になるとソワソワしますよね。

どんなイベントなのか、さっそくご紹介していきます！

Watches & Wonders Genevaとは
参加ブランド
最後に

Watches & Wonders Genevaとは

W&WGは、元々SIHH（通称ジュネーブサロン）という新作見本市が始まりでした。

当初はバーゼル・ワールドに出展していたカルティエを中心とするリシュモングループが、1991年に独立。

そのリシュモングループブランドが中心となってSIHHが開催されるようになりました。

現在はバーゼル・ワールドが開催されなくなったため、多くのブランドが集まって新作を発表するイベントとしては、W&WGが最大規模と言えるかもしれません。

近年はこういった見本市でなく、各ブランドがwebやSNSを使って独自に新作発表するケースも増えてきましたが、W&WGには人気のブランドが数多く出展していて今も注目を集めています。

（出典：https://www.watchesandwonders.com/en/geneva-2023）

特に今年は、主催団体がFHH（The Fondation de la Haute Horlogerie／高級時計財団）から大きく変更。

ロレックス・リシュモングループ・パテックフィリップがW＆WGのために設立した非営利団体「Watches & Wonders Geneva財団（WWGF）」となり、話題になりました。

会長はロレックスのCEOである、ジャン-フレデリック・デュフォー。

副会長はリシュモングループ時計部門トップのエマニュエル・ぺランが就任しており、参加ブランドの代表者で構成される展示委員会が運営を行います。

（出典：https://www.watchesandwonders.com/en/geneva-2023）

また、今年は3月27日～4月2日まで開催されるのですが、最後の2日間である4月1日・2日は一般人も来場が可能！

通常はプレスや時計業界の人たちだけが参加できるイベントなため、これは大きな特徴となっています。

日本円で約10,000円程度のチケットを購入するとどちらか1日参加できるそうなので…いつか行ってみたいですね…！

W＆WGの期間前後は、会場内だけでなくジュネーブ市内や各ブランドのブティックでも様々な催しがあります。

例えば…

3月30日17時～　リュバス地区にて　「時計作りに関連するスペシャルイベント」

FHH（高級時計財団）オフィスにて　「ジュネーブの時計製造に関する特別展示」

などなど。

これから続々と発表されるようなので、ジュネーブ全体で盛り上がりそうです！

参加ブランド

今年2023年の参加は48ブランド。過去最多となっています。

現在発表されているのは以下の通り。

A.ランゲ＆ゾーネ、　アルピナ、　アンジェラス、　アーノルド＆サン、　ボーム＆メルシエ、　ボールガール、　ベル＆ロス、　カルティエ、　シャネル、　チャールズ・ズーバー、　シャリオール、　ショパール、　クロノスイス、　サイラス・ジュネーブ、　チャペック、　フェルディナント・ベルトゥー、　フレデリック・コンスタント、　グランドセイコー、　グローネフェルト、　オートランス、　エルメス、　ウブロ、　ハイゼック、　IWC、　ジャガー・ルクルト、　ローラン・フェリエ、　ルイ・モネ、　モンブラン、　オリス、　パネライ、　パルミジャーニ・フルリエ、　パテックフィリップ、　ペキニエ、　ピアジェ、　レべリオンタイムピース、　レッセンス、　ロジェ・デュブイ、　ロレックス、　ルディ・シルヴィア、　スピーク・マリン、　タグ・ホイヤー、　トリローブ、　チューダー、　ユーボート、　ユリス・ナルダン、　ヴァシュロン・コンスタンタン、　ヴァンクリーフ＆アーペル、　ゼニス