皆さんこんにちは！

質屋かんてい局仙台泉店の清水上です！

皆さんはブランド品はお持ちですか？

バッグや時計、アクセサリーなど多種多様なブランドでアイテムが展開されておりますね。

そんな中でブランド物を持ちたいという人の多いアイテムは何でしょう。

それは、財布です。

普段特にブランド志向のない人でも財布だけは有名ブランドの物だったりしますよね。

財布は常に持ち歩くものであり、比較的一つの物を長く使うことが多いので物持ちの良いブランド品が選ばれやすいようです！

さて、そんなブランド財布の中で質、人気ともにトップクラスと言えば…

みんな大好きルイヴィトンです！

ルイヴィトンは上質な素材で作られているアイテムが多く、世代を超えて使い続けられる魅力があります。

ルイヴィトンの財布は常に進化を続けており、その時代のニーズに合った形へとマイナーチェンジをしております。

長財布で言えば「ジッピーウォレット」ですね。

旧モデルの型番は「M60017」ですが、新モデル（現行品）の型番は「M42616」です。

（左がM42616、右がM60017）

ぱっと見での変化は見られないですね。

それもそうです。実はこのマイナーチェンジで変化したポイントはカードポケットの数のみです。

旧モデルではカードポケットが8つだったのに対し、新モデルでは12枚分に増えています。

現代ではキャッシュレス化に伴いカードの使用頻度が増え、昔に比べ出番が多くなったためその変化に適応したマイナーチェンジになっております。

因みに、新型のジッピーウォレットは内側の色の使用にバリエーションが増え、4つになりました。

ローズ、フューシャ、コクリコ、そして従来のブラウンです。

定価は全て同じなのですが、型番が変わっております。

それぞれの相場状況として、直近の取引履歴と相場販売価格を挙げますと

ローズ

・販売取引履歴20件

・相場販売価格￥54,000

フューシャ

・販売取引履歴45件

・相場販売価格￥74,000

コクリコ

・販売取引履歴18件

・相場販売価格￥76,000

ブラウン

・販売取引履歴109件

・相場販売価格￥53,000

このような結果となりました。

やはり販売取引履歴数からも分かるように、M42616の新モデルブラウンが圧倒的に人気ですね。

100件を超えた履歴があるにもかかわらず、相場が定価の半分ほどということはそれだけ高値取引が行われやすいお品物ということになります。

他の3つのカラーに関しましては、相場価格自体は高いものの取引件数が少なく、その中で未使用品の取引履歴も多く存在することからブラウンに比べると人気が落ち着いてるということになります。

では、そのブラウンの中で新モデルのブラウンと旧モデルのブラウンとではどれほど差があるのでしょうか。

こちらは旧モデルの「M60017」。

定価は約十万円と、現在のモノグラムのジッピーウォレットとほぼ同額販売されていた財布です。

しかし、直近の未使用品販売取引価格は￥50,000～￥60,000でございます。

2016年頃にマイナーチェンジがされたと言われており、6年ほど前までは現行販売されていたお品物になります。

こちらは新モデルの「M42616」。

現行販売されているモデルで、定価はコチラも約十万円。

直近の未使用品販売取引価格は約￥90,000です。

カードポケットのことを除けば同じお品物の未使用品ですが、新モデルは定価の約90％のお値段を付けられるのに対し、旧モデルは約60％となっております。

使用感のあるお品物ということになると更に減額となりますので、時期が早ければ早いほど査定額も高額傾向にあります。

更に同じジッピーウォレットでも現在様々なラインのものがございます。そして柄が違うだけでなく、定価にも差があります。

例えばこちら。

こちらもルイヴィトン公式サイトにてジッピーウォレットという名前で販売がされております。型番はM80481です。

定価は￥141,900で、使用はジッピーウォレットとそこまで大差はありません。

もちろん中古価格も定価に伴って先ほどのジッピーウォレットよりも高いです。

少し変わったデザインのジッピーウォレットは定価が高くなる傾向にあるようです。

しかし、メジャーなラインであるダミエやモノグラムの物は大体一緒の定価での販売価格です。

それではお次にコンパクトウォレットと先ほどご紹介したロングウォレットでは価格はどうなるのでしょうか。

近頃は小型のバッグが流行っており、その流行がお値段という形で影響しているのかお調べいたします。

私の中でルイヴィトンのコンパクトウォレットと言えばこちら。

M62288 ポルトフォイユ・マルコNMです。もちろんラインはモノグラムです！

定価は￥70,400と、やはり大きい財布の方がお値段が高いようです。

ルイヴィトンの公式ページをザラっと見てみましたが、基本的には コンパクトウォレット＜ ロングウォレット という定価関係で間違いないかと思います。

ちなみに、M62288の未使用品販売取引価格は約￥60,000で定価に対して約85%のお値段となっております。

先ほどのM42616は定価に対して約90%なので定価、人気、中古相場的にジッピーウォレットのモノグラム、ブラウンカラーがなんだかんだ一番よさげな感じでございました！！

全体的にやっぱりルイヴィトンの財布は人気が高いお品物なので、よっぽどの状態でなければ現行品買い取りで数万円は基本的に付けられるかなと思います。

ブランド品と聞くとバッグが一番最初に頭に浮かんでしまうのですが、高値になるのはバッグだけじゃないです！お財布もかなり高価買取が実現できる可能性の高いお品物になります！！

質屋かんてい局仙台泉店では現在ルイヴィトンの財布を大募集中です！ルイヴィトンのお品物は特に査定、買取に自信がございますのでお売りの際は質屋かんてい局仙台泉店へお任せください！！

ご来店お待ちしております！！

仙台市でルイヴィトンやシャネル、グッチの高価買取なら質屋かんてい局仙台泉店！

お品物を手放したくない場合でも質預かりのご利用で現金化をすることもできます！！

皆さまのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております！

鑑定士直通のお電話は↓のバナーからご利用できます！

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その他、取り扱い品目の紹介や質預かりについて掲載しております。　

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当記事では「質預かりって何？買取とどう違うの？」といった疑問や、質預かりや買取に向いている(高額査定となりやすい)お品物について解説しております！

お手持ちのお品物を売ろうかどうか迷っている方も必見の内容となっておりますので、ぜひご覧ください！

こんにちは！

質屋かんてい局仙台泉店の佐藤です

ご来店、および査定をご利用されるお客様から、よく「質預かりって何？」という旨のお問い合わせを頂くことがあります。

質屋かんてい局仙台泉店では査定の際、通常のリサイクルショップのような「買取」と質屋ならではの「質預かり」の2種類をお選びいただけます

本日はその2つの違いを解説しつつ、高額査定となりやすいお品物などについてお話しできればと思います！

　　需要増加により大好評！質預かりと買取の違いについてご紹介します！【質屋・リサイクルショップ・買取店】

目次

　質屋かんてい局仙台泉店の査定の種類

　買取と質預かりの違い

　「質」サービスをおすすめする理由

　高額査定となりやすいお品物と買取・質預かりでの価格差は？

　預けたお品物はどうやって管理しているの？

　質サービスを利用するのに必要なものは？

　まとめ

　質屋かんてい局仙台泉店の査定の種類

質屋かんてい局仙台泉店にお品物をお持ち込みいただいた場合、査定方法は以下の2種類からお選びいただけます。

買取

質預かり

買取は従来のリサイクルショップと同様、お客様の視点であれば「お品物をそのまま売却すること」です！

もうお使いにならないお品物などを処分する手段としてもたくさんのお客様にご利用いただいているサービスとなっております

では、質預かりは買取とどのような違いがあるのでしょうか？

　買取と質預かりの違い

「買取」と「質預かり」の最大の違いは、お持ち込みいただいた品物を手放してお金を持って帰るか、品物を自分の物としたままお金を持って帰るか、の違いです！

「質預かり」はお客様のお品物を文字通り当店でお預かりして、お品物に見合った金額をご融資させていただくサービスなんです！！

質屋かんてい局仙台泉店では「質預かり」は買取以上にたくさんのお客様にご好評いただいておりまして、大変おすすめのサービスとなっております

　「質」サービスをおすすめする理由

お品物を手元に戻すことができる

「預かり」とご説明させて頂いた通り、預け入れたお品物は「お引き出し」することができます！

お金が欲しいけど品物を手放したくない...質預かりはそんな方にお勧めのサービスです

売却してしまうと同じお品物を手に入れることは現実的に難しいと思いますが、質預かりであればその心配はございません

どちらのサービスを使うか迷われている方は、以下を参考に使い分けて頂ければと思います！

もうお使いにならないお品物→買取

まだ使う・手放すには惜しいお品物→質預かり

返済に困る心配がない

例えばお品物を査定して50万円のご融資が可能でも、お客様ご自身で最低金額の3,000円～500,000円の間であれば金額を自由にお選びいただけます！

そのため「お引き出しのための金額を用意できるか不安」というお客さまでも、無理のない範囲でご融資することが可能でございます

支払いを催促されることがない

お客様に催促などのご連絡をすることはございません！
ご返済日も預かり期限もお客様に管理して頂くことになりますので、電話やダイレクトメール(DM)、ハガキ等の郵送物が送られてくる心配はゼロ！！誰にも知られることなくご融資を受けることが可能です
 

お品物を預けた後に「やっぱりもういらない」となれば、その後のお支払いやご連絡は一切不要です！ご安心ください

　高額査定となりやすいお品物と買取・質預かりでの価格差は？

「そもそも買取と質預かりって価格差があるの？」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、実はそうなんです

預かっているお品物(お客様の所有物)である以上、お客様がお品物を取り戻すもしくは手放す判断をするまで販売することができません。お客様がその判断をするまでの十分な期間として3か月の保管期限が設定されているので、質屋が質預かりしたものを販売できるのは最速でもお預かりから3か月後となります。

この販売までの時間差により、査定額としてはどうしても質預かりよりも買取の方が多少高くなってしまいます。

といっても「引き出しができる」などの明確な特性の違いがあるので、一長一短だと考えております！簡単に質は「いつでも引き出せる分、少しだけ安い」とお考え頂いても問題ないと思います
 

では本題に写らせて頂きまして、ここでは高額査定となりやすいお品物のご紹介と質預かりをご利用のお客様がよくお持ち込みになるお品物の種類、また買取と質預かりでの価格差についての一例をご説明いたします！

　①貴金属

1gあたりおおよそ5000～6000円(18金の場合)の査定額となる貴金属製品は、質預かりにピッタリのお品物です！通常サイズの18金の指輪を1つお持ち込み頂くだけで1～2万円の査定となることは珍しくありません

買取と質預かりでの価格差は1g当たり70～150円程となっております。

質で一旦預けて、「金の価格が更に高騰した時に売る」というお客さまや、同じ貴金属を定期的に預けて、必要な額だけご融資させて頂くお客様もいらっしゃいます！

例：18金のネックレス(10g)

買取　　：約50,000円～

質預かり：約49,000円(上限額)

上記の通り、買取と質預かりの差額は1,000円！

金は高水準の相場が続いておりますので、有事の際には心強い味方になってくれるかと思います

　②時計

ブランドやお品物の状態によってどうしても値段が変動してしまいますが、お持ち込み点数の多いジャンルとなっております！

ロレックスなどの相場上昇が見込めるブランドに関しては金と同じように相場上昇するまで預けておいて、相場が上がったら売るという方も一定数いらっしゃいます。普段身に着けている物を預けられる方も多いですね

例：ロレックス 16233 デイトジャスト

買取　　：約500,000円前後

質預かり：約470,000円(上限額)

　③バッグ・財布

貰いものだったり、思い入れが強いお品物ということで質預かりを利用する方も多いジャンルとなっております！

そういったものを「手放さない」という選択ができることが、質の大きな魅力であることは間違いありません

例：ルイヴィトン M40995 ネヴァーフルMM

買取　　：約60,000～70,000円前後

質預かり：約55,000円前後(上限額)

　④工具

仕事道具でも質預かりが可能です！

使用頻度が少なくなった工具を質に入れるお客様は意外と多く、質屋かんてい局仙台泉店は一時期保管庫が工具だらけになったことがあります

例：マキタ TD001GRDX インパクトドライバー

買取　　：約22,000円

質預かり：約19,000円(上限額)

その他にも質屋かんてい局仙台泉店では冬物のダウンジャケットといったアパレル用品や、スマートフォンなどもお預かりしております！

手放したくないお品物でも、すぐにお金と交換することが可能です

ここまで高額査定となりやすいお品物やお持ち込みが多いお品物をご覧いただきました。

お品物によってバラつきはございますが、総じて買取金額と質預かり金額にはそこまで大きな差はございません。

お品物を手放すということは、時に大きな決断になり得ます。少しでも手放すのが惜しいと感じるお品物であれば質預かりという選択肢もございますので、ぜひご相談いただければと思います

　預けたお品物はどうやって管理しているの？

査定員が教えます！！買取金額の高いお酒紹介！！

こんにちは

質屋かんてい局仙台泉店の安達です✨

今回の記事はiPhoneの買取についてです!!
数あるスマートホンの中でも圧倒的プライスと性能を持つiPhoneは、一体いくらで売れるのか??どんなところを査定するのか??詳しくご紹介していきますね!!

お手持ちのiPhoneは資産になるかもしれません!!

1.iPhoneの買取は高いの??

結論。めちゃくちゃ高いです。

高価買取できる商品として、ブランドバッグは勿論、時計やアクセサリー等、ファッションニーズの強いものを思い浮かべる方は多いですが、実は皆さんが今お使いのスマートフォンもかなりニーズの強い商品なんです!!

その理由は「定価がものすごく高いから」という点が挙げられます。

近年のスマートフォンは、ITの急発展によりかなり高性能な機能を持ち合わせています。
IT産業のトップを走るApple社の商品も当然ハイスペックなものばかりで、「iPhoneを100%使いこなせる人はかなり少ない」なんて言われる程です(笑)

高性能な最新機種を開発する上で当然コストもかかってきてしまい、昔と比べると商品の定価が格段に上がっているのです。

分かりやすい例として、12年前に発売され、当時は最先端のハイスペックスマートフォンと呼ばれたiPhone4sと現在の最新機種iPhone13Proを比較します。

iPhone4s
2010年6月発売
参考定価：￥57,800


iPhone13Pro
2021年9月発売
参考定価：￥122,800


倍近く違いますね(笑)
このように最新機種を購入しようとすると10万円を超えるのが当たり前の時代になっているので、状態のいいものを少しでも安く買おうと中古相場が注目されているのです。

 

2.査定は減点方式

次の査定ポイントはSIMロックです。
基本的にスマートフォンは、SIMカード(利用者と携帯会社との契約情報が記録された小さなICカード)を入れれば通信ができるようになっています。
しかし、携帯会社からスマートフォンを購入し、その会社と回線契約を結ぶと、その端末はその会社以外の回線では利用できなくなります。これが「SIMロック」です。
分かりやすくまとめると…
 

1. .A社でiPhoneを購入し回線契約する。（SIMロックがかかっている）
2. 買取店に売る（SIMロックがかかっている）
3. 次の利用者がそのiPhoneを購入。（まだSIMロックがかかっている）
4. 次の利用者はB社と回線契約しているため、そのiPhoneは使えない。

iPhoneに搭載されている「リチウム電池」は繰り返し使うことのできる優れものですが、放電と充電を繰り返すことで徐々に劣化していきます。
新品当時は100%のフル充電ができていたのに、使用年月が経つごとに80%、76%と充電できる量が減っていきます。

最終的にはすぐ充電がなくなってしまう不便な端末になってしまいます。
バッテリーの交換はモデルにもよりますが、1番新しいiPhone13Proで約1万円~と高額です。
こちらも査定の減額対象になります!


④本体の状態

こちらはバッグや時計等の買取時同様です。
当然キズ一つない状態が理想ですが、毎日持ち歩き使用しているスマートフォンは美品を維持するのがとても難しいです。
近年のiPhoneは衝撃への耐久性も称賛されていますが、これはあくまで内蔵機器を守る役割であり、外傷は防げません。

買い替える時、今のiPhoneを売ろうと考えている方は、慎重に使うようにしましょう。

外傷は場所によっても査定に響く額が変わります。
大きな減額対象は「液晶画面」「カメラレンズ」です。
この2か所は修理時にかかってくる費用が大きいので、損傷していた場合は大きな減額ポイントです!!

⑤新品or修理品
とても綺麗な未使用のiPhoneでも新品ではない場合があります!!
どういう事!?と思った方も多いと思いますので説明しますね!!
回線契約時に携帯会社で購入したiPhone、またはアップルストアで購入したiPhoneは間違いなく「新品」です。
しかし破損や故障により保証を使って交換したiPhoneは「修理対応新品同等品」と言って「新品」とは別物です。
この「修理対応新品同等品」とは何かというと、以下の2つの事を指します。

1. 交換用製品･･･Appleが最初から初期不良交換用や修理交換用で製造した端末。
    
2. 整備済製品･･･Appleが修理交換などで回収した、または製造後の検査で不良と判断したiPhoneを新品同様に整備した端末。

​分かりやすく言うと「リサイクル」した端末という事ですね。
こういった端末は新品とは判断されず査定時の金額に影響します。

「新品」と「修理対応新品同等品」は「モデル番号」で見分けることができます。
皆さんもiPhoneの設定画面から端末情報を確認してみてください。
通常iPhoneのモデル番号は「M」の頭文字から始まりますが、「修理対応新品同等品」は違います。
分かりやすく以下にまとめました。

1. 頭文字M：新品
2. 頭文字F整備済製品
3. 頭文字N交換用製品

交換用製品や整備済製品が悪いわけでは決してありません!!
しかし査定金額は同じ未使用品でも「新品」とは別物になります!!

⑥アクティベーションロック

いかがでしょうか!!
iPhoneは今回ご紹介した6つの査定ポイントを突破すれば間違いなく高価買取が可能です。
私の中ではキズのない美品な状態というのが最もハードルが高いと思いますが･･･(笑)
皆さんもiPhoneの買取を検討する際は是非今回の記事を参考にしてみてください!!



 

今回の記事では「そもそもオールドグッチとは？」という所から、グッチの長い歴史において誕生した「グッチプラス」「グッチパフューム」「アクセサリーコレクション」といったセカンドラインや、派生ブランドについてご紹介いたします！

こんにちは！質屋かんてい局仙台泉店の佐藤です！

最近「ハウス・オブ・グッチ」という映画を見ました！

1970年代～2000年頃にかけて起こっていたグッチ一族の崩壊について描かれたお話で、作中にはジャッキーやバンブーといったグッチお馴染みの製品たちも登場していましたよ

作中はまさに現在「オールドグッチ」と呼ばれる製品が作られていた年代なので、「その頃はどんな製品が作られていたんだろう？」と気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか？

更に「一族の仲が険悪で皆自分の作りたいものを勝手に作っていた」なんて聞いた日には、私も気になって夜も眠れません

ということで今回は

オールドグッチとは？特徴やセカンドライン・派生ブランドについてご紹介！気になる買取相場は？

と題しまして、それらについてご説明させて頂ければと思います！

目次

・オールドグッチとは？

・オールドグッチの特徴・現在のグッチとの比較

　-外見

　-内面

・オールドグッチのセカンドライン・派生ブランド

　-グッチプラス

　-グッチパフューム

　-グッチ アクセサリーコレクション

　-パオログッチ

・番外編 グッチガーデン

・まとめ

オールドグッチとは？

グッチの中でも1970年～1980年代に製造された製品のことを指します。(それ以前のものも総称してオールドグッチとする場合もあります。)

先ほどグッチ一族の崩壊と書かせて頂いた通り、グッチは1993年頃に一族による経営が困難になり事実上の撤退。以降はトムフォード氏がクリエイティブ・ディレクターに就任しグッチを復活させました。

つまり1980年代までのものは現在のグッチ製品とは異なり「グッチ一族が製造した商品」であることから分けて呼称している、ということです

オールドグッチの特徴・現在のグッチとの比較

外見

「オールドグッチ」と呼称されている通り、現在のグッチ製品と比較するとやや古めかしいデザインのものが多いです。

イメージとしては下記のような感じ。金具プレートのインターロッキング(GGマーク)は現在の製品だとあまり使われていないので、意識して頂くとオールドグッチかどうか判別しやすいと思います。

紺色のGGスプリームも最近ではあまり見ないですね

内面

現在のグッチ製品と大きく異なるのは「内タグ」です。

因みに現在(1990年以降)の内タグは下記のものとなっております。

▽現在の内タグ。裏面には型番が記載されています。

それに対して、オールドグッチの内タグは下記のようになっています。

▽裏面に型番が書いてあることは同じですが、表面のデザインが大きく異なっています。

これは年代や技術の変化によってかなりのバリエーションがあります。

これらの特徴を踏まえ、ここからは本題であるグッチのセカンドライン・派生ブランドについてご紹介いたします！

因みにセカンドラインとは「既存ブランドが販売対象を広げるために新たに立ち上げたブランド」のことで、既存ブランドとはテイストが異なっている場合が多いです！

グッチは先の通り一族の仲が悪く皆が自分の作りたいものを勝手に作っていたので、セカンドラインが多いことで有名です

概要をご説明させて頂いたところで、早速グッチのセカンドライン・派生ブランドについて見ていきましょう！

グッチプラス

1960～1970年代にかけて製造されたセカンドラインで、商品には名前の通り「Plus」という文字が入っていることが特徴です。

因みにGGプラスというラインがありますがグッチプラスはそれとは関連性がありません。

▽プレートや柄として「Plus」と描かれているのが特徴です。

よく見るのは下記のようなバッグで、状態のよいものであれば10,000～20,000円の買取が可能となっています！

セカンドラインとして製造されていても、現在は大きくオールドグッチという認識がされておりますので、買取金額も期待ができるというわけです

グッチパフューム

1975年頃に立ち上げられた香水用のブランド「グッチパルファン」で製造されていた製品です。

内タグには「GUCCI PARFUMS」と刻印されています。

香水用のブランドとして立ち上げられたためか、香水以外ではそれらを収納するためのセカンドバッグやポーチ、小型のショルダーバッグが多く製造されていたようです

▽内タグはこのように異なりますが、外観には大きな違いはありません。

グッチパフュームの例として下記のセカンドバッグを挙げさせていただきました！

こちらのようなセカンドバッグであれば8,000～10,000円の買取金額が期待できます

グッチ アクセサリーコレクション

グッチパフュームから展開されたシリーズで、「アクセコ」とも呼ばれています

オールドグッチの中で一番幅を利かせているラインで、多くのセカンドラインが1970年代後半には廃盤になってしまったのに対し、アクセコは1980年代初頭まで製造されていました！

長い間製造されていたこともあり、現存するオールドグッチの半分以上はこのアクセコであると言われています

特徴としてはこちらも内タグですね！「Accessory Collection」の文字と、グッチのクレスト(紋章)が記載されています！状態によっては内タグの後ろに紙タグが付いている場合もありますね

▽アクセコの内タグ。赤と緑のものが紙タグです。

相場としては、下記のようなショルダーバッグで買取金額は10,000～20,000円ほど！

アクセコは先ほどご説明させて頂いた通り現存数が多いラインになっているので、オールドグッチとしては新しく作りがしっかりしているものの、お値段は少し控えめになっていると考えられます

パオログッチ

パオログッチはグッチのセカンドライン...ではなく、グッチ一族であるパオロ・グッチ氏が経営対立で家を出た後、独断で製作したブランドです。

扱い的には本家グッチから「商標権の侵害」として裁判を起こされているので、本家とは別物だと考えた方がよいでしょう

パオロ・グッチ氏はグッチをより一般層へ普及させたかったらしく、カジュアルなデザインが多いのが特徴です。

▽本家グッチでもありえそうなデザインです。内タグは複数のバリエーションがありますが、そのどれもが「PAOLO」と刻印されています。

グッチとは別物とされていながらも、上記のバッグであれば多少状態が悪くても5,000円程の買取金額となりそうです。

ハラコ素材のバッグも展開されていたらしく、そちらであれば買取金額は10,000～13,000円が期待できるかと思います

番外編

グッチガーデン

こちらはオールドグッチではありませんが、現在イタリアのフィレンツェでのみ出店しているセカンドラインとなっているので簡単にご紹介いたします

グッチノクリエイティブディレクター、アレッサンドロミケーレ氏によって製造されたこのラインは、彼の世界観が大きく反映されたものとなっています。

もちろん現在はフィレンツェまで行かないと買うことはできませんが、日本国内としてはトートバッグが人気のようです！

まとめ

ということで、オールドグッチにおけるセカンドラインや派生ブランドをご紹介させていただきました！

約40～50年前のお品物ですが、おおよそ10,000円以上のお値段で買取ができるお品物ばかりでしたね

古いバッグでもこのぐらいのお値段がつくことは珍しいことではございませんので、お使いにならないバッグを眠らせておくよりは、是非質屋かんてい局仙台泉店にお持ち込みください！