【貴金属情報】金でもない、プラチナでもない、パラジウムとは！！
貴金属の相場は高騰中！！そんな中、
貴金属といえば、金、プラチナを思い浮かばれる方も多いかと思います。
「パラジウム」という貴金属をご存じでしょうか？？
買取市場では、このパラジウムという貴金属も注目を集めています。
今日は「パラジウム」のご紹介です。
パラジウムとは何か？
パラジウムとは、1800年頃に発見されたプラチナ系の一種であり、金や銀とプラチナと同じく、貴金属の仲間です。
比較的加工しやすい金属である事から生活のあらゆる場面で使用されており、産出地がロシアと南アフリカになります。
総生産の約６割をロシアが占めている為、流通が不安定であることから高値で取引されております。
元素記号では「Pd」となり、ジュエリーなどの刻印もPdとの刻印がございます。
パラジウムは何につかわれているのか？
・銀歯用の合金
日本での金属製の銀歯にはこのパラジウムがほとんど使用されています。
虫歯を削ったあとの詰めたりかぶせたりする銀歯用の「12%金銀パラジウム合金」の材料。
・ジュエリー
パラジウムはプラチナとよく似た銀白色をしており、多くの共通点があります。
比重はプラチナも軽い、硬度はプラチナよりも硬い、価値も今ではプラチナより
高値で取引されております。
プラチナよりも硬度が高いので、プラチナの強度を高める為に割金に用いられることもございます。
Pt950という刻印のあるジュエリーは、プラチナ95%、パラジウム5%で作られている事が一般的です。
また、パラジウムはホワイトゴールド（WG）の材料として用いられたり、シルバー（SV）のアクセサリー
の割金にも用いられたりすることもございます。
近年は、パラジウムは傷つきにくい、そして軽いことから、パラジウム100%の結婚指輪も注目を浴びております。
パラジウムの価格相場
買取価格はここ数年で上昇しており、2016年には1gあたり2000円前後でしたが、
2018年には4000円台の値上がりをしています。
そして2022年、
本日の買取価格 1g 9,000円
となります。
ジュエリーといえば、金、プラチナ！！
シルバー？、、、いや「パラジウム」でしょ！！
そんな時代も来るかもしれませんね。
もちろん、金やプラチナの相場もまだまだ高い価格を推移しておりますので、
ぜひお持ちくださいませ！！
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