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マフラー・ストール・ショール・スヌード・スカーフの違い

マフラー・ストール・ショール・スヌード・スカーフの違い

2022年11月15日 [スタッフブログ]

冬の寒さの防寒に、またファッションアイテムに使われる「巻き物」。

「マフラー」「ストール」「ショール」「スヌード」「スカーフ」が思いつきますが、見分けがつきますか?

 

そんな紛らわしい「巻き物」の違いを横並びで比較してみました。

  マフラー(muffler) ストール(stole) ショール(shawl) スヌード(snood) スカーフ(scarf)
目的 防寒具 ファッション小物としてコーディネートのワンポイント
紫外線対策
防寒アイテムやファッションアイテム 首元を温めるための防寒具
装飾を目的として着用されることも多くなった
ファッション性の高いワンポイントアイテム
ベルト代わり
使用方法 首を包む(襟巻き・首巻き) 肩掛けや襟巻き
大判なタイプだとショールのようにスーツやドレスの上に羽織って使う
三角形になるように折って肩に掛けたり、頭巾のように頭に被ったりして着用 頭からすっぽりと被せて着用 頭や首に巻いて着用
ウエストに巻いて
バッグに巻いて使う
使用シーン ビジネスシーンや日常的に使用されることが多い パーティースタイルなどの用途に使用されることが多い
カジュアルからフォーマルまで様々なシチュエーションで着用できる
部屋の壁掛けやテーブルクロスとしても使うことがある
パーティーなど華やかな場面で活躍 ネックウォーマーと同義で、スポーツシーンでも活躍します コーデにアクセントが欲しいときのワンポイントアイテム
  男女兼用
色柄に男女差がない
基本は男女兼用
女性用が多い
基本は女性用
男性用も増えてきている
基本的に男女兼用 主に女性用
形状 細長い長方形 基本は幅が広く長さのある長方形で 上半身をすっぽりと覆えるくらい
マフラーよりもサイズは大きい
正方形など様々
ストールに比べて大きな四角形や三角形 切れ目のない輪っか状に繋がった筒状 正方形
大きさ 幅:30〜50cm程度
長さ:160〜180cm程度
幅が狭く首を一周する程度の長さ 主に横幅が細め
幅:60〜70cm程度
長さ:180〜200cm
肩から羽織れる長さ
幅:1000mm程度
長さ:2000mm程度
幅の広い長方形で肩から羽織れる長さ
  ハンカチよりもサイズが大きい
他の巻き物と比べて布の面積が小さい
生地 厚手 薄手 薄手から厚手まで幅広い
ストールより厚手
厚手 薄手
透け感のある生地
素材 ウール素材のほか、高級素材のカシミヤやアルパカ、アンゴラ、絹、最近ではフリース素材やモヘヤなどやファーのような素材で作られている 春夏にはコットン(綿)や麻、シルク(絹)、ビスコースレーヨンなど肌触りが柔らかく、さらっとしたもの、秋冬にはウールやカシミヤ、アンゴラなど保温性に優れた素材が使われることが多い   綿、カシミヤ、ウール、アルパカ、アクリルなどやファー 綿、絹、麻、ポリエステル、ウールなど
着用季節 暖かい素材を使用しており、秋冬などの寒い季節に着用 冬は防寒具として、夏場は冷房の冷え対策などに使え、季節に合った素材を選ぶことで通年着用(オールシーズン)できる   秋冬などの寒い季節に着用 通年着用(特に春秋)
特徴 ファッション性よりも機能性を重視
装飾性よりも防寒性を重視
汎用性は低い
防寒性よりも装飾性を重視   ファッション性のある防寒アイテム  
由来・起源や始まり 英語の「Muffle(包む、覆う)」が由来
15世紀頃にヨーロッパで女性が顔を覆うのに使っていた白い布のことをマフラーと呼んだのが起源
ラテン語で包み覆うという意味を持つマフルという言葉が語源
古代ローマの既婚女性が身に着けていた細長い布を意味するストラが語源
中世のカトリック聖職者が身に纏っていた細長い布が変化したもの
インドのカシミール地方に住む男性の伝統衣装が由来
日本では明治中頃、着物用の防寒具としてウール素材の「ショール」が作られたのが始まり
スコットランドの未婚女性が身に着けた網状のヘアバンドが由来 ヨーロッパではカトリックのミサの際に女性が三角形や四角形のベールを頭から被るのが礼儀とされ、ベールを忘れないように首に巻いたのがスカーフの始まりと言われている
メリット 結び方がたくさんあるので、飽きずにおしゃれを楽しむ事ができる
しっかり巻くことができる(長さによって何重にも巻ける)
薄いのでカバンなどの中に畳んで持ち運べる
素材を選べば、マフラーと同じように防寒用として使うことができる

 

カニ織は非常に優れた織物
非常に柔らかいカシミヤショール(カニ織など手織りショール)
カシミールのカニ織は世界最高品質
巻き方を考えなくて済むのは楽ちん  
デメリット かさばりやすい
ほどける可能性があるので、そのたびに巻きなおす必要がある
寒い冬の時期にしか使用できない

 

    いつも同じスタイルになってしまう
頭から被って使うので、せっかく髪型をきれいにセットしても乱れてしまう
 

※カニ織(KANI Weaving)・・・世界で最も複雑な手織り技法。日本の「綴れ織り」と似ている。カニ織ができるのに半年~1年程度掛かる。カシミール織物の原点。現在職人は1500人程度。

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