当店にやってきたブロワさん。
	ん?

	おやおや。金具が少しくすんでいますね。
	拡大してみるとやっぱり。

	かわいそうに。ベッピンさんが台無しです。そうだ、磨いてあげましょう。
	マスキングテープにポンチで丸い穴をあけて貼り付けます。

	ヘラと爪で鋲の下に押し込みます。

	さあピカールくん、君の出番だぞ。

	綿棒の先につけてくるくるくるくる。綿棒が黒ずんできました。汚れと腐食が取れてきた証拠です。

	LOUIS VITTONの刻印の溝は電動歯ブラシで磨きます。

	ティッシュで拭き取ったらパーツクリーナーで汚れを浮かせて。

	溝に残った汚れは手動(?)歯ブラシで丁寧に取り除きます。

	マスキングテープをはがすと。

	ピカピカです!

	ぴかぴかブロワさんの出来上がりです。絞りを開放して被写界深度を浅くして撮りました。
	これでどのくらい値段が上がるのかと言われれば正直言って微妙かもしれませんが、
	こうやって綺麗にして次のオーナーさんの手に渡してあげることができれば、かんてい局としては嬉しいです。
	by J







