ロイヤルオークやノーチラスのデザインを手掛けた有名時計デザイナーのジェラルドジェンタ。そんなジェラルドジェンタが手掛けた作品にはどんなものがあるのかを本日はご紹介していきます!
こんにちは!
質屋かんてい局山形北店 齋藤です。
本日ご紹介するのはこちら↓↓↓
腕時計の天才デザイナー ジェラルドジェンタが手掛けた作品をご紹介します!
ジェラルドジェンタとは
「時計界のピカソ」とも呼ばれる有名な時計デザイナーです。
フリーのデザイナーとして活躍し、複数の有名ブランドとコラボしながら数々の人気モデルをデザインしてきました。
2000年にはブルガリの傘下に入りましたが、1969年には自身の名を持つ「ジェラルドジェンタ ブランド」も立ち上げました。
ジェラルドジェンタが有名ブランドとコラボしてデザインしたモデル
オメガ コンステレーションC
ジェラルドジェンタが初期に手掛けたモデルのひとつで「Cライン」と呼ばれています。
ラグとケースが一体化したオーバル型のケースが特徴です。
緩やかにカーブしたケースの形状がアルファベットのCに見えるため、Cラインと呼ばれています。
このカーブのおかげで、厚いムーブメントもすっきりとした印象に見えるようにデザインされています。
オーデマピゲ ロイヤルオーク
「世界三大高級時計」として知られ、時計好きの方であれば誰もが一度は聞いたことがある時計ですね!
特徴的な「八角形のベゼルとビス」ですが、これは「戦艦ロイヤルオークの舷窓をイメージ」したと言われています。
中古市場でも高額なロイヤルオークですが、2022年5月にインポータントウォッチを開催したサザビーズにて、ジェラルドジェンタ本人が使用していたロイヤルオーク ジャンボは日本円でなんと” 3億円”にて落札されたとか…。
パテックフィリップ ノーチラス
こちらも世界三大高級時計ブランドのひとつ。
ノーチラスは「潜水艦ノーチラス号の舷窓をイメージ」したと言われています。
ベゼルデザインは「ロイヤルオークと同じく八角形」ですが、特徴的なのは「左右にある耳を持つこと」ことからジャンボの通称でも知られています。
IWC(アイダブリューシー) インヂュニア
ドイツ語でエンジニアの意味を持つインヂュニアは、1950年代からIWCのアイコン的存在でした。
1950年代は電化製品が浸透し始めていたため、磁気力の多い職場が多かったそうですが、インヂュニアは高い耐磁性を備えています。
それをジェラルドジェンタが1976年に「ダイバーのヘルメットをイメージ」してデザインしています。
ブルガリ ブルガリブルガリ
1977年に発売されて以来、ブルガリの腕時計の中でも定番のブルガリブルガリ。
実はブルガリブルガリもジェラルドジェンタがデザインしています。
シンプルな見た目ではありますが、「ベゼルに一周したブルガリのロゴ」は、ジェラルドジェンタ作品の中でも大胆なデザインとも言えます。
冒頭でもお話している通り、後にジェラルドジェンタはブルガリの傘下に入り「オクト」のデザインも手掛けています。
セイコー クレドール ロコモティブ
ジェラルドジェンタはなんとセイコーともコラボしていたんです!
高級ラインとして1979年に登場したクレドールの初期モデル「クレドール・ロコモティブ」をジェラルドジェンタがデザインしています。
「機関車ロコモティブをイメージ」した「六角形のベゼル」が特徴的です。
1970年代は「クォーツショック」によってスイスの時計業界は危機を迎えていた中ですが、セイコーとジェラルドジェンタは良好な関係性だったと言われています。
ジェラルドジェンタ ブランドの時計
ミッキーマウスのファンを公言していたジェラルドジェンタですが、高級時計ブランドの中で唯一ディズニーキャラクターの使用を許されています。
そのディズニーキャラクターを使用した時計が「レトロファンタジーシリーズ」です。
通常の時計は針が時刻を指しますが、レトロファンタジーはキャラクターの腕が分針となり丸窓部分が時刻を表示しています。
60分経過するとキャラクターが腕を振り0位置に戻り、丸窓の時刻も1時間ごとに表示が切り替わる仕組みです。
可愛いキャラクターとジェラルドジェンタの遊び心でデザインされたユニークな時計になっています。
ロイヤルオークやノーチラスはもちろんですが、ジェラルドジェンタが手掛けてきた作品は人気が上昇している傾向にあります。
このブログでもご紹介したインヂュニアやレトロファンタジーシリーズは徐々に中古相場が上昇しています。
そのため、ブルガリのブルガリブルガリやオクトの相場も上昇していくかもしれません!
それぞれのジェラルドジェンタ作品が今後どのように相場が動くいていくのか楽しみですね!
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