前回は時計の「王様 ロレックスのエクスプローラⅡについて」ご紹介させていただきましたが
見ていただきましたでしょうか??
見てない方いましたら、ぜひご覧いただければと思います。
こんにちは。
質屋かんてい局山形北店 吉田です。
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今回は当店質屋かんてい局山形北店で時計の査定で使用している
【マルチファンクション タイムグラファー Machine Multifunction Timegrapfer】 の見方や査定方法をご紹介していきたいと思います。
時計歩度測定器とも言います。
時計の査定でタイムグラファーを使用することで時計の精度・状態がわかります。
その結果を元に査定金額を決めていく流れになります。
まず始めにタイムグラファーに表示されているものはなんなのかを簡単に説明したいと思います。
RATE:日差〔歩度〕
時計における一日の進み・遅れの度合いを示し主に機械式時計の精度を表しています。
巻上げの量や使用環境・状況等で毎日微妙に変化します。
一日あたり何秒のズレがあるか見れます。
AMPLITUDE:振り角
テンプの動くふり幅で左右に振り子状にテンプが振れる角度のことです。
〔テンプ:車輪のような円形の金属〔天輪〕と中心に橋のような形をしたもの〔天輪のアーム〕
270~320くらいがベストではないかと言われています。
※例えば日差が大きくズレ-50や+60などであっても振り角が良好であれば高い金額をだしてオーバーホールを行わなくても、当店自社工房で歩度調整ができます。
BEAT ERROR:片振り
テンプの振動の中心点とテンプを駆動するための力を与えているポイントのズレ具合を示しています。ずれるとテンプが左右均等に振れていない、中心が左右どちらかに向いてしまっている状態です。
数値では0.0~0.02が良好といえます。アンティーク時計では0.5程度までは許容範囲とされます。
PARAMETERS:振動数
テンプの往復の回転運動・振動の単位あたりの振動回数を示してます。
1時間または1秒に動いた回数です。
モデルによって振動数は異なります。
アンティーク時計で19800~21600で現在多くの時計が採用している振動数が28800が主流と言われてます。
実際にお査定の時も使用するタイムグラファーを使って計測していきましょう。
今回当店スタッフの私物の時計をお借りしました。右側の白文字盤の方を使用させていただきました!!
ロレックス エクスプローラーⅡ
Ref.216570
自動巻き
Cal.3187
日差:+2
振り角:293°
片振り:0.0ms
振動数:28800
という結果でした。
日差が+2というさすがロレックスといえますね!精度の高いクロノメータ規格を採用しているのでさすがです。
振り角の角度も293°で良好と判断できます。
片振りも0なのでズレがない状態といえます。
振動数は28800でモデルよって違いはありますが今回使用したロレックス エクスプローラーⅡは28800振動が使われているのでバッチリですね。
今回スタッフ私物の時計を査定してみましたが
とても綺麗な状態で付属品も全て有るので買取金額は約130万円くらいになります。
このように時計の精度・状態を知ることができ査定の金額に大きく関わります。
精度・状態がわかったら時計本体のキズや打痕などあるか、ブレスの垂れ、付属品の有無、商品の今現在の相場を見ます。
簡単な修理は自社工房があるので、査定の金額をマイナスすることなく高い金額を提示することができます。
マルチタイムグラファーがあることで今の時計の状態がわかりますが機材を買うとなるといい値段がするので、当店質屋かんてい局山形北店ではお査定も無料ででき、今お持ちの時計精度やメンテナンスの目安など知りたい方はお調べいたしますのでお気軽にお越しください!!
時計だけではなく、バッグやアクセサリーなどなどお値段つけられるお品物どんなものでもお査定・買取・質預かり致します。
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