商品名

【山形ロレックス（ROLEX）買取】Ref.268622 ヨットマスター37 ギャラ有り の基準外品を解説！ロレックス全般に使える見方を説明します〜ロレックスを山形で一番高く売るには質屋かんてい局山形南店〜【山形の質屋さん】

ブランド名

ロレックス（ROLEX）

フリマアプリやオークションで高級品を買うのは怖いですよね。
どうしても安い物に目が眩んで買ってしまったお客様は安易に受け取り通知をしないようにしましょう！
鑑定士ならではの経験と常に本物を見ているからこそわかるポイントを徹底解説します！

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質屋かんてい局山形南店の新関です。
本日は、お客様がお持ち込みになったロレックス Ref.268622 ヨットマスター37 が基準外品であったため、
お客様の許可を得て特別にブログでご紹介いたします！
似たような被害に遭わないようブログを最後まで読んで皆様ご用心ください。
※いらっしゃったお客様には基準外品であることをお伝えし、その後フリマアプリでの返金交渉の方法を伝えて実践していただいた為、購入額は無事全額返金となったようですのでご安心ください。

【山形ロレックス（ROLEX）買取】Ref.268622 ヨットマスター37 ギャラ有り の基準外品を解説！ロレックス全般に使える見方を説明します〜ロレックスを山形で一番高く売るには質屋かんてい局山形南店〜【山形の質屋さん】

 

ヨットマスター ロレジウム について

ヨットマスターはロレックスのスポーツモデルで唯一レディース・ボーイズ・メンズサイズが存在するモデルです。
2023年現在現行販売されているのは
37mmケースサイズのヨットマスター37
40mmケースサイズのヨットマスター
42mmケースサイズのヨットマスター42
の3種類ですが、廃盤モデルには29mmケースサイズや35mmケースサイズのヨットマスターも生産されていました。

今回基準外品として模されたヨットマスター ロレジウムとはステンレススティール（SS)とプラチナ（Pt）のコンビモデルで、
SS＋Ptのコンビをロレックスでは「ロレジウム」と称しています。

ヨットマスターのロレジウムは現在
Ref.126622のヨットマスターと
Ref.268622のヨットマスター37
が現行販売されており、基準外品として製作するには絶妙に騙しやすい時計かと思われます。

 

今回のお品物の付属品について

上記の画像が今回のお品物の実際の写真です。
時計本体・箱（外箱と紙袋も有り）・ギャランティーカード・ギャランティーカードケース・紙式の国際保証書？（無記載）・取説？
など、しっかりと付属品が揃っています。

一応付いてきた紙袋のクオリティは似せる気がないレベルのものなので有ればすぐに怪しまれますね。

 

ギャランティーカードについて

付属していたギャランティーカードはこちらです！
※お客様に許可を得てシリアルナンバー有りにて掲載します。
※シリアルナンバーについてはランダムですので全く同じシリアル番号の正規品が存在する可能性はあります。

写真ではわかりづらいかもしれませんが、ぱっと見で普段からロレックスのギャラを取り扱っているなら色が違うことに気づけると思います。
とはいえ、このギャランティーカードの種類は2020年まで存在していますので時期的には正しいギャランティーカードの種類を選んでいますね。
念の為、偽造ギャランティーカードに記載している名前ですが、同姓同名の氏名を拝借している可能性がありますので一応指名は赤枠で隠していますが、しっかりと記名されています。

本体のシリアル刻印ともばっちり一致しますね。刻印はロレックスの刻印の入れ方ではありませんが、ルーレット刻印も一応きちんと刻印されています。

Ref,126600ですが正規品のギャランティーカードの写真との違いを比較していきます。
まず、ぱっと見で色味はちがいます。

明確にわかりやすいところからお伝えするとこの部分の印字の色が違います。

また、違いを細かく指摘してしまうと基準外品の制作業者に情報を渡してしまうことになるので全てはお伝えできませんが、
ロレックスのギャランティーカードはブラックライトの透かしがあるため、正規品のギャラの模様が浮き上がる場所（下記）に模様が浮かび上がるはずですが…

基準外品には浮かび上がりません（下記）

 

箱について

基準外品の箱はこちらが付属していました。

 

時計本体について

それでは実際に時計をみていきます。
正直見れば見るほどボロが出る出来ではありますが、一応、振動数28,800の自動巻きムーブメントを使用していました。

目立つところでは文字盤の「YACHT-MASTER」の配色がおかしいですね。
正規品と比べてみましょう。
基準外品（左）正規品（右）

また、カレンダーのフォントもおかしく、塗料の塗り方も写真ではみづらいですが雑です。

 

基準外品のロレックスではよく下記赤丸の王冠出っ張り（指かけ）がありませんが、この個体は指かけまでしっかりと再現しておりました。
しかしながらステンレスの作りは雑で、触っていると指が切れそうなほど角が立っています。

クラスプの刻印はさすがに正規品と似ても似つかないほどオリジナリティ溢れる作りでした。

 

裏側はまず、裏蓋の溝がロレックスの裏蓋オープナーに噛み合わないので論外ですが、
フラッシュフィットの作りが雑で、ケース本体との間に溝ができてしまっております。
正規品のロレックスはこういった細かい作りが非常に綺麗にぴったり隙間なく会っています。

 

あとは、冒頭でお話ししたとおりこのモデルは「SS+Pt」のコンビモデルですのでGOLDはケースやブレスには一切使用されておりません。
※時針や分針などの針にはK18WGが使用されています。

ラグ部分には「750」刻印があります。
これはケースにK18のGOLD素材が使われていますよ。という意味の刻印なのでRef.268622に刻印されている可能性はありません。
万が一刻印されて出荷されていればそれは詐欺表示のでそんなことをロレックスが見落とすわけがありません。

ブレスのネジ穴の作りももちろん雑でした。

 

他にもブログ記事ではお伝えしきれない細かいポイントはあるものの
こちらのお品物は100％基準外品としてお客様にご案内し、フリマサイトにも適切に交渉する方法をお伝えし、後日無事返品及び返金対応が完了されたとのことでした。

この度撮影して、ご紹介しきれなかった写真は以下に小さく表示しておきます。
クリックで拡大できますのでよろしければご覧ください。

質屋かんてい局山形南店は日々、新しくなる真贋情報をいち早く取り入れ、しっかりとした経験と知識でお査定いたします！

本物かどうかもわからないというお品物も
予約不要で無料査定させて頂きますので、是非一度お持ち込みくださいね♪

 

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