こんにちは、FTC株式会社の古田です。
今日のブログでは質屋がなぜ儲かるのか、その秘密を少しだけお教えしたいと思います。
詳しい内容に関してはオンライン事業説明会でお話ししておりますので、
気になる方はオンライン説明会にお申し込みください。
質屋の儲かる仕組み
①法律で認められた「109.5%」の上限金利
質屋ですので「質預かり」
お客様からお預かりした品物に見合った金額をご融資します。
質屋ではその融資に対するお利息の上限金利が、
『年間109.5%』
まで認められています。
金融庁直轄の貸金業(消費者金融など)が20%に対し、その差は約5.5倍です。
例えば、本部が運営するかんてい局直営店では、
融資金額ごとに以下の利率を設定しています。
この表は1ヶ月ごとの利率なので、年利に変換するとその12倍。
すなわち48~96%と貸金業と比べると、一番低い利率で比べても倍以上の利息収入が見込めるわけです。
弊社直営店の1つかんてい局茜部店では、1か月あたり約450万円前後の利息収入があります。
1人当たりの給料を30万円としてもこの利息収入だけで15人分賄えるわけです。
そして何よりもこの利息収入には原価がありません。
預かっている質物の融資金額に対してお客様が支払うものなので、利益率100%の儲けになります。
また、貸金の話になると「過払い請求」という言葉を聞いたことがある人もいるかと思いますが、
質屋では返金命令は出たことがありませんのでご安心ください。
ほぼノーリスクの質預かり
お金の貸し借りに関して不安になることといえば、
「貸したお金が返ってこなかったらどうしよう・・・」だと思います。
その点に関して質屋は不安になることはありません。
質屋は確かにお金の融資を行っている金融ですが、無担保で貸すわけではありません。
お客様から品物を担保に入れてもらい、それに見合った金額を決めて融資を行います。
その金額は概算で買取金額の約80~90%です。
すなわち貸した金額以上で売れるものが手元に残っているからこそ、
もし期日までに返しに来なかったら、預かっていたものを売却して利益を作ることができるので
「貸し倒れ」のリスクがありません。
これをいうのもあれですが、一番おいしいのは利息を何度か入れていただいた果てに質流れすることです。
支払い済みの利息は質流れした場合でも返金する必要はありませんので、利息+販売利益がお店に入ります。
ほぼ唯一といっていいリスクは「偽物を預かってしまう可能性」です。
コピー品は販売することができないため、利益にもならず、
預けた人が戻ってくることも期待できないため、法的手続きは取りますが、
お金が戻ってこない可能性はかなり高いです。
特に最近はカルティエやエルメスなどハイブランド商品のスーパーコピーがかなり出回っているため、
コピー品に騙されないための勉強が欠かせません。
弊社FTCではそのサポートとしてAIを使用した真贋判定を取り入れていますので、
いくらかご安心いただけるかと思います。
メインとなるのはやっぱり販売
ここまで質屋ならではの儲けの出し方をお話ししました。
最後はやはり利益のメインとなる販売利益です。
質屋では商品の買取も行っております。
買い取った商品は店頭に並べたり、業者に販売したりします。
先ほど例に出した茜部店の場合、1か月あたりの売上額は約6,000万円あります。
経費を考えない粗利益は約2,000万円になります。
もちろんすべてのかんてい局がこの数字を出せているわけではありません。
不思議なことにお店の規模によってある程度作れる利益は定まっており、
売り場面積が50坪未満の「中規模店」では約1,000万円、
茜部店を代表とする売り場面積が50坪以上の「大型店」では1,500~2,000万前後の粗利が出ています。
類似業種である貸金業を圧倒する利益を作り出せる質屋についてのノウハウはそう簡単には明かせません。
新規事業をお考えの方、質屋に興味がある方はぜひ下のバナーからオンライン説明会にご参加ください!