こんにちは！
かんてい局上尾駅前店スタッフです！
本日はセイコー、シチズンに次ぐ、日本の時計ブランド「オリエント」について解説いたします！
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オリエントとは？
「オリエント」ブランドで知られるオリエント時計株式会社はセイコーやシチズンに次ぐ日本を代表する時計ブランドです。
機械式時計全盛期の1950年～1970年代に多くの個性的な時計を世に送り出してきました。
そのため、オリエント＝個性派時計のイメージが強いブランドです。
ムーブメントの多石化競争があった60年代に100個もの石を搭載した「オリエント グランプリ100」や
ボタンを押すと豆電球が光り、文字盤全体を照らす「オリエント フラッシュ」など他のブランドでは
見ないような野心的、挑戦的な機構を持つ時計を製造しているブランドです。
オリエントの歴史
1950年に旧東洋時計の日野工場を借り受け「多摩計器株式会社」として創業。
1951年に社名を「オリエント時計株式会社」に変更、「初代オリエントスター」を発表。
日野工場を公売で落札し、正式に自社工場にする。
中央区を経て千代田区に東京本店を設置。
1961年、東京証券取引所第2部に上場。
1964年にオリエント初のダイバーズウォッチ「オリンピアカレンダー ダイバー」を発表。
1971年、基幹ムーブメントである「46系ムーブメント」を開発。
以前からあるL型ムーブメントよりも薄型で汎用性があり、
マジックレバーによる巻き上げ効率が向上しており、
現在でも使用されるほどの完成度をほこる。
80年代にクオーツに製造を切り替えるも、90年代より機械式に回帰。
1991年、日本初の裏表スケルトン仕様の「モンビジュ」を発表。
パワーリザーブ表示のモデル等で人気を博し、
2000年までに機械式の普及モデルから高級モデルまでを取り揃える。
1997年にセイコーエプソンの筆頭株主。
2003年に三期連続で債務超過のため、東証2部を上場廃止。グリーンシート銘柄登録となる。
2008年にセイコーエプソンが公開買い付けを実施。
2009年にセイコーエプソンの子会社になりグリーンシート銘柄登録取消、上場廃止。
2017年、販売部門がエプソン販売株式会社となり、その他の部門がセイコーエプソンに吸収され、
「オリエント」ブランドは存続するものの、オリエント時計株式会社は休眠状態になる。
以上のように、現在はセイコーエプソン社の子会社を経て吸収されたため、製造販売は
セイコーエプソンが行っています。
まとめ
いかがだったでしょうか？
本日はオリエントについて解説させて頂きました。
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