こんにちは!かんてい局上尾駅前店スタッフです!
腕時計の基本の「き」から解説するコーナーです。
今回は機能付き時計の代表格、クロノグラフについて解説いたします。
クロノグラフとは?
クロノグラフとは時計の機能の一種でいわゆるストップウォッチのことです。
主に積算計と呼ばれる丸い目盛りとクロノグラフ秒針、2つのボタンを備えています。
多くのブランドからラインアップされる人気の機能でその種類も膨大です!
本稿ではクロノグラフの大まかな種類、一般的な使い方について解説いたします!
クロノグラフの種類
時計がまだ機械式しかなっかた時代、シチュエーションに合わせて様々なクロノグラフが開発されました。
以下がその一例になります。
フライバッククロノグラフ:機械式のクロノグラフに見られる典型的な機能です。
計測をストップしリセットするとクロノグラフ秒針と積算計の針が
瞬時にスタート位置に戻る機構です。
連続して計測するなどの用途に向いています。
スプリットセコンドクロノグラフ:クロノグラフ秒針を2本備えたモデルです。
複数の対象を計測したり、ラップタイムの計測などに向いています。
レガッタクロノグラフ:カウントダウンを計測する機能が付いたクロノグラフです。
ヨットレースなどのレース開始前から計測することでレース開始時間を正確に
知ることができます。
タキメーター:パイロットモデルやレーシングモデルにはタキメーターと呼ばれる計算尺(スケール)が付いており
これにより燃料計算や時速、平均速度などの「速さ」を計算する事ができます。
テレメーター:光と音の速さの違いを利用して計測対象との「距離」を測ることができます。
光を視認したらスタートし音が聞こえたらストップすることで距離が分かります。
主に戦争で使用され、砲撃を受けた際に大砲から味方までの距離を測るといった用途で使用されました。
他にも花火や雷などの距離も測ることが可能です。
パルスメーター:別名ナースウォッチとも呼ばれます。脈拍を測ることができるモデルで、
計測スタート時から15回の脈拍を確認したらストップします。
クロノグラフ秒針が差す位置が1分間の「脈拍数」となります。
クロノグラフの使い方
クロノグラフの基本的な使い方をご紹介いたします。
はじめにスタートボタン(通常は2時位置)を押します。すると12時位置からクロノグラフ秒針が動き出します。
計測を終了する際は再度スタートボタンを押します。計測結果を見た後はリセットボタン(通常は4時位置)を押すと
クロノグラフ秒針と積算計の針が元の位置に戻ります。
クロノグラフ秒針の1周が60秒です。60秒経過するたびに30分積算計が1目盛り動きます。
そして1時間経過すると12時間積算計が1目盛り動きます。
最後に
今回は人気の機構であるクロノグラフの大まかな種類、機能、使い方にていてご紹介させて頂きました!
いかがだったでしょうか?
クロノグラフがどんなものか、どうやって使うかご理解の一助となれば幸いです。
この他にもより深く機構に着目した分類等ございますが、基本の「き」からということで
簡単にご説明させて頂きました。
いずれ別の機会により詳しくご紹介いたします!
ぜひ一度、ご来店下さい!
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