こんにちは!
かんてい局上尾駅前店スタッフです!
今回はハミルトンの歴史(後篇)になります。
引き続きハミルトンの歴史と魅力をお伝えしてまいります!
前篇はこちらになります。
ハミルトンとアメリカ文化
前編でご紹介した通りハミルトンは鉄道や軍隊の需要に応えることで活躍したブランドですが、
野球や映画などのアメリカで発達した文化とも密接な関係がありました。
1928年ニューヨークヤンキースがワールドシリーズを制覇しました。
それを記念してヤンキースのエンブレムを施した「パイピングロック」というモデルの腕時計を選手たちに贈りました。
当時のヤンキースには伝説の野球選手「ベーブ・ルース」や「ルー・ゲーリック」らが所属していました。
ハリウッド映画でも多くのハミルトン製の腕時計が活躍しました。
・1932年 映画「上海特急」にて「パイピングロック」「フリントリッジ」が登場
・1951年 アカデミー賞2部門にノミネートされた映画「フロッグメン」に登場
・1961年 映画「ブルーハワイ」にて世界的大スター エルビス・プレスリーが「ベンチュラ」を着用
・1966年 SF映画「2001年宇宙の旅」ではスタンリー・キューブリック監督から依頼を受け、未来的な
置時計や腕時計を開発
・1990年代は「メン・イン・ブラック」「リーサルウェポン4」「インデペデンス・デイ」「ダイハード」
等多くの名作映画に登場
・2014年に公開された映画「インターステラー」では劇中に登場したモデルが評判となり
「マーフウォッチ」として発売
などなど多くの名作映画で採用されてきました。
上記の腕時計の中でも「ベンチュラ」は現在でもコレクションが継続しています。
世界初の電池式腕時計であり、インダストリアルデザイナー「リチャード・アーピブ」が手がけた盾型のケースは
多くのファンを虜にしました。
現在もハミルトンのカーキと並んでブランドの顔として知られています。
ハミルトンと技術革新
ハミルトンは上記の通り、世界初の電池式腕時計「ベンチュラ」を開発しましたがそれだけに留まらず
多くの先端技術を開発しています。
1969年 世界的に自動巻きのクロノグラフを開発しようという機運があり、多くの時計メーカーが関わった
プロジェクトがありました。
そのプロジェクトに参加したハミルトンは世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント「キャリバー11」の
開発に貢献しました。
出典 ハミルトン公式サイト
https://www.hamiltonwatch.com/ja-jp/timeline.html
1970年 世界初のLED式デジタル表示腕時計「パーサルタイム・コンピューター」を発表しました。
デジタルウォッチの誕生は多くの腕時計に多大な影響を与えています。
純金製のケースを採用した本モデルは限定400本で、当時の車より高い2100ドルで販売されました。
また、最新技術へのチャレンジや未来的なデザインをフューチャーした1970年代と変わって1980年代は
クラシカルなデザインに回帰し1920年代~1960年代の時計も復刻しています。
「ボルトン」「アードモア」「ウィルシャー」「ベンチュラ」などが復活しました。
また、1960年代の時計を原型とした「ジャズマスター」もカーキやベンチュラと並び
ブランドを代表するコレクションとして親しまれています。
拠点をスイスに移行
1974年にハミルトンはSSIHグループ、現在のスウォッチグループに買収されました。
買収後もスイスにすぐに移行したわけではなく創業の地ランカスターで時計製造を続けていました。
2003年にハミルトンはスイスの時計産業の中心地、ビエンヌに本社機能と製造拠点を移し
スイスメイドの時計ブランドとなります。
ぜひ一度ご来店下さい!
店舗情報
전당포 PAWN SHOP 当铺 Sanglaan casa de empeños