【腕時計の複雑機構】レトログラードとは？質屋かんてい局上尾駅前店

こんにちは！

かんてい局上尾駅前店スタッフです。

本日ご紹介するのは、「レトログラード」です！

腕時計の複雑機構であることはご存じの方も多いかと思いますが、具体的にどんな機能なのか？

採用している時計もそう多くは無いので、見たことが無い、いまいち分からないという方も多いのではないでしょうか？

今回はそんなレトログラードの機能について解説いたします。

レトログラードとは？

レトログラードは、フランス語で「逆行する」という意味で、

文字盤上に扇状に配置され、針で「秒」「分」「時」「日」「曜日」などを表します。

針が終点まで達すると瞬時に始点まで帰針する機構です。

こような独特の往復運動をすることから「逆行する」と名付けられました。

終点からスタート地点に戻る都合上、タイムラグが発生してしまうので、迅速かつ正確に

始点まで帰針させる技術が必要になります。

17世紀後半ごろにレトログラードは誕生したとされ、18世紀には懐中時計に用いられていました。

19世紀に入り、時計の精度要求が高まるにつれ、レトログラードの採用は減り、ついに忘れさられてしまいました。

1990年、「レトログラードの魔術師」の異名もつ時計師「ピエール・クンツ」によって20秒のレトログラードを

3つ搭載したモデルを発表し、再びレトログラードが注目されるようになります。

出典：エプソン販売【オリエント】　レトログラードPV

ぜひ一度ご来店ください！

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