こんにちは!
かんてい局上尾駅前店スタッフです!
以前、パーペチュアル(永年)カレンダーについて解説させていただきましたが、
本日はパーペチュアルカレンダーとよく比較される「アニュアル(年次)カレンダー」をご紹介いたします。
この二つの機構の違いや特徴、機能について分かりやすくご説明いたします。
アニュアル(年次)カレンダーとは?
アニュアルカレンダーはざっくりといえば、1年に一度だけ日付合わせをすれば後は自動で修正してくれる機構です。
通常のカレンダーは現実の日付と完全に対応している訳ではないため、小の月(2月4月6月9月11月)と
大の月(1月3月5月7月8月10月12月)の月末で日付を操作する必要があります。
アニュアルカレンダーは月の大小を判別し31日を早送りすることで日付の操作が不要になります。
しかし、2月の月末は判別できないため、3月1日への日付合わせのみ手動で行う必要があります。
アニュアルカレンダーが発表されたのは1996年のことで、開発はパテック・フィリップで、Ref.5035に搭載されました。
ユーザーの使い勝手の良さを意識したもので、月末の日付合わせが煩わしい通常のカレンダーと
日付合わせが不要ではあるものの過剰性能ぎみで高価なパーペチュアルカレンダーの間を埋める新技術として誕生しました。
パテック・フィリップの開発以降は他のブランドでも開発、採用され、「歯車式」と「レバー式」の種類があります。
パーペチュアルカレンダーとの違い
一方で、パーペチュアルカレンダーは月の大小は勿論、2月の月末や4年に一度の閏年にも対応しており、
手動での日付合わせは100年に一回で済むようにできています。
その製作難易度の高さから世界三大複雑機構として知られています。
それぞれの違いを端的にまとめると、「アニュアル(年次)カレンダーは年に一回」
「パーペチュアル(永年)カレンダーは100年に一回」の修正が必要ということになります。
ぜひ一度ご来店下さい!
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