こんにちは!
かんてい局上尾駅前店スタッフです!
夏場は汗をかきますし、海やプールといったレジャーに行く機会も増え、防水性が高い時計をお考えの方も多いのではないでしょうか?
そんなとき大活躍するのがダイバーズウォッチです。
しかし、ダイバーズウォッチという名前と防水性を持つことは知られていますが、その機能や定義はあまりご存じでない方も多いのでは
ないでしょうか?
本日はそんなダイバーズウォッチの定義や機能について解説してまいります。
ダイバーズウォッチとは?
ダイバーズウォッチには実は明確な定義があります。
国際標準化機構「ISO 6425」とそれを基に作られた日本工業規格「JIS B 7023」によって定義されています。
規格により「少なくとも100m以上の潜水に耐え、潜水時間を管理する機能を持つ」ように定められています。
一般的には200m以上の防水性能をもつ時計を「ダイバーズウォッチ」と呼びます。
ここで重要なのが「10気圧」や「10BAR」ではないということです。
水深100mは確かに10気圧ではありますが、実際に潜水した場合、時間を確認するために腕を動かしますし、移動するために泳いだり
することになりますし、動いていなくても時計本体に水流の圧がかかります。
水流の動水圧は流速の2乗に比例して大きくなるため、ちょっとした動作でも時計にかかる圧は大きくなります。
そのため100mの潜水に耐えるには10気圧ではなく、より大きな圧に耐えられる構造である必要があります。
ダイバーズウォッチは「200m」のように「m」で表記されており、特殊な特殊な状況を除いて表記されている
「m」分の潜水性能があることを保証しています。
ダイバーズウォッチの特徴
ダイバーズウォッチはいくつかの機能や構造的な特徴があります。
①ねじ込み式のリューズ
リューズは一番、水が入り込みやすいポイントです。
そのため、ネジのように締め込み、パッキンで封をする構造を持つ時計がほとんどです。
一部、特殊な機構を設けてねじ込み式でないダイバーズウォッチもあります。
②ねじ込み式の裏蓋
こちらも一部例外がありますが、ほとんどのモデルがリューズ同様に、ネジの要領で締め込み、
パッキンで密封する構造です。
③夜光インデックス
水中は昼間でも暗いため、文字盤上のインデックスや針は夜光になっています。
これはISOやJISに「暗闇でも視認できること」が定義されているためです。
④高い防水性能
上記のようにダイバーズウォッチの文字盤や裏蓋には「m」で防水性能を表示しています。
規格では最低100m、一般的には200m以上の防水性能を持つ時計をダイバーズウオッチと呼びます。
⑤逆回転防止ベゼル
ダイバーズウオッチの一番の特徴がこの逆回転防止ベゼルです。
ISOやJISによって定義されている「潜水時間を測定できる安全な計測システム」がこのベゼルなのです。
基本的には酸素ボンベの残量を計測するために用いられます。
誤作動を防止するために、反時計まわりでのみ回転します。
逆回転防止ベゼルの使い方
※写真はISO規格のダイバーズウォッチではありませんが、ベゼルの機能はダイバーズウォッチと同様です。
ベゼルにある「▼」のマークをルミナスポイントとよびます。
このマークをベゼルを反時計回りに回して12時に合わせます。
次に「▼」のマークを現在の時刻(分針)にあわせます。
これで、計測の準備は完了です。
以下の画像が時間が経過したあとの状態です。
ベゼルに表記された時間を読み取ると、おおよそ、21分ほど経過しています。
このようにして、経過時間を読み取り酸素ボンベの残量を把握することができます。
余談になりますが、カップラーメンのタイマーやお昼休憩の残り時間のを計測するなど普段使いで活用されてる方も
いらっしゃるようです。
ぜひ一度ご来店ください!
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