MCM(読み方はエム・シー・エム)ならハイブランドほど高くないので買いやすいという事もあり、若い世代の方にも広く浸透しているブランドの1つです。
しかしながらMCMというブランド自体の事はあまり知らないという方も多い事でしょう。
この記事ではMCMがどのようなブランドで、どうして流行ったのか、今では時代遅れなのか、鑑定士目線で解説したいと思います。
目次
MCMってどこのブランド?
出典:https://jp.mcmworldwide.com/ja_JP/about-mcm/our-history
MCMは1976年にドイツのミュンヘンで誕生したブランドです。
オンラインストアはもちろん、世界で650件に昇るオフィシャルストアを展開している人気ブランドです。
MCMの正式名称って何?
MCMは現在では「Mode Creation Munich」の頭文字をとってMCMと名付けられていますが、昔は「Michael Cromer Munich」の頭文字をとってMCMだったようです。
「旅」をブランドコンセプトにしているため、ボストンバッグやリュックなど世界の旅行者に向けた商品が多く展開されています。
MCMはなぜ流行ったのか
MCMは世界の「アーティスト」「クリエイター」「セレブ」などが愛用しており、アーティストのプロモーションビデオの衣装を手掛ける事で一躍有名となりました。
現在は韓国に拠点を設けている事から、日本での人気はK-POPブームなども火付け役となっています。
歌舞伎町で大人気!MCMのリュック
ホストやキャバクラ嬢などが愛用した事から一大ブームとなったMCMのリュックですが、その後「地雷系女子」と呼ばれるファッションに用いられる事が多くなり、歌舞伎町でMCMのリュックを担いでいる若い世代の子が多い事から【歌舞伎町のランドセル】と呼ばれているようです。
MCMの柄の名前は?
MCMはほとんどの商品にこの柄が使われており、この柄の名前は「ヴィセトス柄」と言います。
これを見れば一目でMCMと分かるアイコニックな柄となっており、人気の理由の1つにヴィセトス柄の可愛さが挙げられます。
ロゴにもしっかりと意味があり「月桂樹」(ローリエ)をモチーフにしています。
月桂樹の花言葉は「栄光」「勝利」「栄誉」です。
古代ギリシャでは太陽神アポロンの木とされ、英雄に月桂樹の小枝で作った冠を授けるという習慣があったようです。
MCMは時代遅れ?
結論から言うと決して時代遅れではありません。
MCMはドイツ生まれですが韓国を中心に人気を広げていったブランドで、日本ではホストやキャバクラ嬢、地雷系女子と呼ばれる若い世代の女の子の間で一大ブームとなりましたが、ヒップホップアーティストなども使用している事から、ストリート系ファッションに使用される事も多いです。
もちろんそういったファッションだけではなく、単純に旅行バッグとして使用している方も多いので様々な世代の方に愛されています。
ヴィセトス柄を全面に出した物だけではなく、シンプルで高級感のあるアイテムも多いので大人の方でもご愛用頂く事ができます。
MCMはいくらで買えるの?
MCMはハイブランドに比べると非常にリーズナブルな価格で購入する事ができます。
バッグを新品で購入するのであれば予算は100,000円あれば多くの商品から選ぶ事ができ、200,000円の予算であればほとんどのバッグが購入できます。
中古なら5万円以内でも十分購入可能
元々リーズナブルなブランドのため中古市場では50,000円以下で状態の良いバッグも購入できます。
新品にこだわりがなければ中古市場で探してみるのもオススメです。
中古で購入する場合は大手がオススメ
MCMも当然ですが偽物も数多く存在します。
インターネット通販で購入する場合は余計なトラブルに巻き込まれないように、できるだけ実店舗を持っているお店や大手から購入する事をオススメします。
売却する時のリセール率は?
残念ながら売却する時にリセール率が良いブランドとは言い難いですが、人気のバッグは高く売れるためMCMの中にも高く売れるバッグはあります。
しかしながら売却時のリセール率を重視して購入すべきブランドではありませんので、ご自身が気に入った物を購入されるのがオススメです。
MCMを支持している年齢層は?
愛用者が一番多い年齢層は20代女性になりますので、MCMは若い世代を中心に人気を集めているブランドと言えます。
オシャレな見た目でありながらリーズナブルな価格のため若い層が中心となるのも頷けます。
では30代以降だとダサいのかというと全くそんな事はありません。
もし若い世代の子と被りたくないと思うのであれば、シンプルで上品なアイテムも多いのでそういった物を購入するのがオススメです。
MCMのクオリティーや質感はどうなの?
私が思うにMCMは価格に対して満足できるクオリティーがあると思います。
革の質感や使い勝手の良さなども、いわゆる「安物」とは違い高級感を感じる事ができます。
古いMCMのバッグを買取査定にお持ち頂く事も多いですが、まだまだ使える状態の物がほとんどなので丈夫さにも問題はありません。
最後に
当ブログをご覧頂き誠に有難うございました。
今回はMCMというブランドについて解説させて頂きましたがいかがだったでしょうか?
MCMの購入を検討している方や売却を検討している方の参考になれば嬉しいです。
金沢バイパス店では各種ブランド品の「高価買取」「高額融資」をさせて頂きます。
高く売りたい方は買取査定、大切なお品物であれば質預かりをご利用下さい。
それでは本日も皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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