昨日は短距離NO.1のスプリンターズSと凱旋門賞という競馬ファンにとってはビッグイベントだったのではないでしょうか?
凱旋門賞の中継を見ているとLONGINES(ロンジン)というロゴを何度も目にしたかと思います。個人的な感想ですが、1年で1番目にする機会だと思います。
今日はそんな名門ブランドLONGINES(ロンジン)についてお伝えします。
LONGINES(ロンジン)とは
1832年にスイスのサンティミエで創業して以来「伝統・エレガンス・パフォーマンス」をテーマに時計を作り続けています。ロンジンという名前の由来は工場の設立地であり、フランス古語で「花溢れ小川流れる野原」という意味合いも込められています。洗練されたデザインというのは、ロンジンの特徴でもあり、魅力でもあります。
今では時計にブランド名やロゴマークがついているのは当たり前となっているのですが、時計という製品にブランド名やロゴマークをつけて付加価値を与えたのはロンジンが先駆けだといわれています。有名なロンジンの翼の砂時計のロゴマークは、スイス時計界でもっとも古いブランドロゴだそうです。
LONGINES(ロンジン)の歴史
およそ190年の歴史のあるLONGINES(ロンジン)ですが大きな変化もありました。19世紀後半から20世紀前半、当時の時計界における知名度は現代のロレックスに匹敵するほどでした。ところが1980年代に起こったクォーツショックで大きく流れが変わります。ごく一部の有名ブランドを残して休眠・倒産が相次ぎます。ロンジンも倒産こそ免れましたが、大幅に規模縮小を余儀なくされ、1983年には現在の時計界の最大勢力スウォッチグループに買収され、グループ企業の一員となりました。
スウォッチグループは「グループ内での役割をハッキリさせる傾向」があるため、ブランドごとに狙う層が決まっています。高級路線のブレゲ、ブランパン。一段下がってジャケドロー、グラスヒュッテオリジナル。そして、オメガ・ロンジン、さらにはハミルトンと続きます。それらの背景もあり高級路線から現在の「高級時計のリーズナブルな価格帯」を担う存在となったようです。
競馬との繋がり
乗馬スポーツに対するロンジンの情熱は、ジョッキーと馬のエングレービングを施したクロノグラフを製造した1878 年に遡ります。1881年頃、騎手と競馬ファンの間で大変な人気を集めたこのモデルは、当時、レース成績を秒単位での計時を可能とした革新的な時計として愛用されていました。
現在におけるロンジンと乗馬スポーツとの関わりは、障害馬術、フラットレース、エンデュランス競技など、総合馬術競技に及びます。ロンジンは、ブランドの重要な価値である伝統、エレガンス、そして性能を体現するものとして乗馬スポーツの公式パートナーを務め続けています。 ロンジンは、国際競馬統括機関連盟(IFHA)の公式パートナー兼公式時計です。
凱旋門賞とは
凱旋門賞は、フランスのパリロンシャン競馬場で毎年10月の第1日曜日に開催される競馬の重賞競走です。距離は芝2400m、ヨーロッパ最大の競走の一つで、国際的に著名なスポーツの催しです。
さすがはフランス、優雅に着飾った紳士淑女のファッションも特徴のひとつです。
ちなみにこれまで日本馬の優勝は無く、今年こそはと意気込む競馬関係者も多いと言われています。
最後に
歴史と伝統のLONGINES(ロンジン)ですが、高級感もありながら戦略的な価格帯でお求めやすい特徴があります。これから、秋のファッションに正統派な腕時計を検討中のお客様にはオススメなブランドです。
余談ですが昨日の凱旋門賞、日本馬の初優勝!もしくは武豊騎手の優勝を期待していた部分がありました。そんな私はスプリンターズSも見事に外しました。
これから秋は競馬シーズンです!かんてい局須賀川店は土曜・日曜も営業しております。大勝負の際力になれるかもしれません。
※競馬の予想は力になれません(笑)