先月のニュースで知った方も多いと思いますが、NIKON(ニコン)が一眼レフカメラの開発を停止し、ミラーレスカメラに注力するそうです。
この動きは過去の、フィルムカメラからデジタルカメラへ移行したような大きな変化となるのだろうか?
NIKON(ニコン)について
ニコンの歴史(HPより一部を抜粋)
1917年 東京市小石川区(現 文京区)の東京計器製作所内にニコンの原点「日本光学工業」が誕生しました。
1921年 超小型双眼鏡「ミクロン4×、6×」発売。初めてニコンで開発、設計、製造のすべてを行った双眼鏡。
1932年 写真レンズの名称をNIKKOR(ニッコール)に決定
1946年 小型カメラの名称をNikon(ニコン)に決定 後に社名となる。
1948年 小型カメラ「ニコンI型」発売。ニコンカメラの初号機で「ニコン」の名前を初めて冠した製品。
1983年 コンパクトカメラ「ニコンピカイチ(L35AF)」発売。ニコン初のコンパクトカメラ。
1988年 「株式会社ニコン」に社名変更 1995年 デジタル一眼レフカメラ 「E2/E2s」発売。※富士写真フイルム(現 富士フイルム)と共同で開発。
1999年 デジタル一眼レフカメラ 「D1」発売。総合画質性能と高速性能を兼ね備えたレンズ交換式一眼レフタイプのデジタルカメラ。一般ユーザーも視野に入れた価格設定で、後のデジタル一眼レフカメラの普及に貢献。
2011年 初のミラーレスの第1弾として「Nikon 1 V1」「Nikon 1 J1」の2モデルが発売。
ニコンの特徴
本格的な撮影を楽しめるモデルが揃っているだけでなく、レンズの種類も豊富なことから、初めてのカメラとしてニコンを選ぶ方も多いようです。
ニコンのカメラの特徴は、何といっても信頼性の高さ。報道カメラマンやネイチャーカメラマンからも愛用されるほど、厳しい環境や過酷な状況でも耐えうる堅牢性を誇ります。また、ピントの正確さにも優れているので、狙った一瞬を確実に切り取ることが可能。加えて、ニコンのカメラは色の再現度が高い点も特徴です。
被写体の色を忠実に再現してくれるため、風景写真用や記録写真用にも最適なカメラとして、多くのプロや写真愛好家に愛用されています。
一眼レフカメラとは
一眼レフカメラは、カメラの中にある鏡(レフ)に、レンズが捉えた景色を反射させ、「光学ファインダー」を通してその景色を見ます。リアルタイムに景色を見ながら撮影できるため、撮りたい!と思った瞬間にシャッターを切ることができます。
メリット
レンズの種類が豊富 手に馴染む大きなグリップと広々としたボタン
デメリット
大きい、重い、ゴツい
出典:canon カメラ初心者教室より
ミラーレスカメラとは
ミラーレスカメラはミラーがない代わりに、レンズが捉えた景色を映像に変換し、それを「電子ビューファインダー」や「液晶モニター」に映します。
特徴は明るさや色味などを撮影前に確認することができることです。撮ってみたら思わぬ写真になっていた、という状況を避けることができます。
メリット
失敗が少ない コンパクトで軽い
デメリット
レンズが少ない 電池の消耗が早い。
※他にも画質とイメージセンサーの違い等がありますが省略します
買取価格の影響について
ここからが買取価格についての情報です。
NIKON(ニコン)が一眼レフカメラからミラーレスカメラへ注力するということは、世の中の需要も一眼レフからミラーレスに移っていると考えられます。つまりはミラーレスの需要が高い→買取が高い!と考えがちですが、いくつか注意ポイントがあります。
①人気のあるNEWモデルは高い
中古市場は【需要】と【供給】で金額が決まります。人気があって生産が追いつかない物などは買取金額も高くなります。また、定価より少しでも安く買いたいという需要も多いので、新製品はやっぱり高いです。
②入れ替わり
これはカメラに限らずデジタル製品全般的に言える事ですが、新製品が出ると旧モデルは一気に値下がりする場合があります。メーカーの新作発表後などは買取金額も影響します。
③状態
これはカメラでよくあることですが、しばらく使用しないで放置した結果、レンズにカビが生えていたなんてことがあります。保管方法にもお気をつけください。
☆買い換えの際はできるだけ早く売却することがおすすめです☆
まとめ
いかがでしたでしょうか。世界的な半導体不足やロックダウンの影響がカメラ業界にも大きな影響を与えているようです。 これからのデジタルカメラは本格志向の一眼レフカメラと、気軽さとハイテク性能のミラーレスと大きく分かれていくのではないでしょうか?
昔の、フィルムカメラからデジタルカメラに移行したような大きな変化が今後あるかはまだわかりません。フィルムカメラも愛好家の方がいますし、デジタルカメラにはない味があると再ブームなんて事もありました。
中古市場ではその次代の『取引相場』で買取価格も変わるので、ブームを注視するのもありだと思います。ただ、一般的には綺麗で、新しいものが高いので思い立った時に査定だけでもしてみませんか?
査定は無料ですのでお気軽にどうぞ。