時計が動かなくなってしまう原因とは
腕時計は小さなパーツが何十点何百点と組み合わさって動いています。
そのため、衝撃でパーツが破損してしまったりすると動かなくなってしまいます。
また、特に衝撃を与えていないのに止まってしまった場合は油切れやぜんまい切れを起こしている可能性があります。
いづれにせよパーツを一度分解し、再度組なおすオーバーホールと言われる作業が必要になります。
こまめにオーバーホールをしていないとある日急に止まってしまい、パーツ交換が多数必要になりオーバーホール代もかさんでしまう原因となります。
不動時計の裏蓋を開けてみると
参考時計:【OMEGA】
スピードマスタープロフェッショナル
Ref.145.022
こちらは1984年頃に製造されたオメガを代表する1本です。
さがりrとよばれる文字盤の個体です。
現状不動の状態なので、裏フタを開けてみます。
長いことOHやお手入れをしていない状態だと、どうしても蓋には汚れが溜まってしまいます。
放置しすぎるとサビなどの劣化に直結しますので、ふとしたときだけでも拭き掃除をするだけで違います。
このように放置すればするほど汚れは固まってしまいます。
オメガのスピードマスターを長年支えてきた、レマニア社製のムーブメント【Cal.861】を搭載しているのがわかります。
そしてヘリのところ(裏フタと噛み合う部分)の汚れがすごいです。溝は汚れが溜まりやすいです。
写真では伝わりませんが、不動のためテンプが動いていません。
フラッシュフィットもブレスの部分も直接肌に触れる部分ですので、汚れが溜まりやすいです。
ブレスは1171、FFは633とスピマスプロ用の保守パーツが使用されていました。
もうダルダルによれてしまっていますが、それが味となっています。
動かなくなってしまう前に早めのOHを!
動かなくなってしまった時計はメーカー修理が基本となります。
ブランドにもよりますが、最悪の場合本国のスイスの工房でなければ修理が不可能と判断され、スイス送りになってしまうケースがあります。
そうなると半年以上の月日が必要なのと、かなり高額な修理代金が必要になります。
そうなってしまう前にも通常の機械式時計は3~5年おきにOHをすることが重要です。
不動品の場合どのくらい査定額が下がってしまうのか
ブランドで多少の差はありますが、基本的に不動品の買取の相場は【通常の金額から-100,000円~-300,000円】となります。
そのため、通常だと30万円の査定額がつく時計でも不動でかなり内部状態が悪かったりすると数万円になってしまうケースも出てきます。
せっかくの高級時計なので、メンテナンスをこまめにしておくことが大事になってきます。
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