今年は【値上げの秋】と言われています。ガソリンをはじめ、小麦粉・コーヒー・油と値上げラッシュが続いております。そんな中、金相場(地金相場)も高騰しております。
今回は金相場(地金相場)と売り時について簡単にお伝えいたします。
今の相場は
過去最高の2020年8月7日の約7,700円/1gに迫る勢いで上昇しております。今日現在だと約7,500円/1gになります。
※K24の販売金額(参考価格)
※販売会社により金額が変わるのでおおよその金額です。
なぜ今、相場が高いのか
2020年から上昇が続き、2021年に入ってからも新型コロナウイルス感染症の流行による世界情勢への不安は変わらなかったため、高い水準となっているようです。
社会情勢が不安になると金相場(地金相場)が上がると言われております。通称「有事の金」。
そもそもなぜ相場変動するのか
金相場(地金相場)が変動するには様々な要因があります。 諸説ありますが一般的にはドルと金相場は逆相関の関係にあると言われており、これはドルの価値が上がる(ドル高になる)と金の相場は下がり、ドルの価値が下がる(ドル安になる)と金の相場が上がるといわれています。
また、金利の状況によっても金相場は変化します。 金利が高ければ銀行に現金を預けておくだけでおのずと資産が増えていきますが、今は世界的な低金利の傾向にあり、銀行に現金を預けても資産を増やすことは難しくなります。 そのため、現金以外の形の方が資産を増やしやすくなり、金の相場も上が傾向にあります。 他にも様々な複雑要因があり、日々世界中で取引されているためにリアルタイムで変動しています。
ズバリ売り時は?
多くの質問を受けます。お客様としてはもちろん相場の高いときに売りたいのは当然だと思いますが、私が思う売るタイミングは2つあると思います。
①『世の中の相場が高い時』
②『自分が手放したいと思った時』
もちろん相場が高ければ高く売れます!しかし、世の中のタイミングでそれがいつか分かりません。日々の仕事もあり、タイミング良くお店に行けるとも限りません。
そこで提案するのが今売却を検討しているなら『売り時』と後押しします。なぜなら、昨年からの高水準での取引が続いている事、年内に売却して気持ちもスッキリできるという考えです。
最後に
今後の相場について十数年の長期間で考えるとおそらく上昇すると思います。しかし、使わずに手元においたままでは何も生まれません。
買のい物をしたり、年末年始に旅行をしたり、他に投資をしたりと、一度現金化すると様々な活用方法があります。
金製品・地金の売却をご検討でしたらぜひ一度ご相談ください。
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