モノグラムとは
モノグラム（MONOGRAM）とは『2つ以上の文字やその他の記号を組み合わせたもの』という意味があります。
日本語で「組合せ文字」とも言い、単に文字を並べただけのものとは区別されます。
モノグラムと聞くとルイ・ヴィトンのイメージが強いと思いますが、他のブランドでもモノグラム柄のデザインが多く展開されています。
ルイ・ヴィトンのモノグラム
ルイ・ヴィトンのモノグラムは、1896年に登場した歴史あるシリーズです。
創業者の息子であるジョルシュが『ひとめ見ただけでヴィトンだと認知される』ためデザインとして考案しました。
ルイ・ヴィトンの頭文字として「L」と「V」をかけ合わせたイニシャルと、星・花のモチーフにしたロゴが散りばめられたデザインが特徴的で、ルイヴィトンの象徴的なラインとして世界中で親しまれています。
この代表的なロゴは、「日本の家紋」からヒントを得て作られたものと言われています。
このヒントを得ることになった出来事というのが、日本が初参加をしたという1867年に行われたパリの万博博覧会です。
この万博博覧会で日本は「日本の家紋」を出展し、「ジョルジュ・ヴィトン」がそれを見たことがきっかけでモノグラムラインが誕生したとも言われています。
「ダミエ」も、日本で古くから親しまれる「市松模様」がデザインのヒントとなったと言われています。
モノグラム・キャンバスとは
モノグラムラインで使われているモノグラム・キャンバスは、一見すると革のように見えますがベースに綿を使っていて、その上にPVCコーティングされているルイ・ヴィトンならではの素材です。
モノグラム・キャンバスは、柔軟性と耐久性があり水に濡れても大丈夫なように防水性が施されています。
さらに、表面に傷がつきにくいため長年使用しても劣化しにくく綺麗な状態を保ち続けることができます。
またモノグラム・キャンバスは比較的リーズナブル価格で購入することができ、劣化しにくいということからルイ・ヴィトンの良い要素を抜き取ったような魅力的な素材なんです。
ルイ・ヴィトンの中古市場
ルイ・ヴィトンの象徴として圧倒的な存在感を放つモノグラムは、財布やバッグ、キーケースなど様々なアイテムがあります。
同じモノグラム柄でも、カラーや無地と柄の切り替えパターン・異素材を使うなど、大胆かつ絶妙なアレンジにより、飽きさせることがありません。
革を使っているシリーズに比べて、定価が抑えられ男女問わず人気が高いという事など様々な理由から、高価買取になりやすいです。
状態やモデルによっても買取相場はもちろん異なりますが、他のブランドに比べても高価買取が期待できるアイテムが多くあります。
また、モノグラムラインは登場からかなりの年数が経過しており、中にはかなり使い込んでいる状態のものやボロボロになっているなど再販が難しい物も多いです。
しかし、モノグラムラインはどんな状態でも値段がつく可能性があります。
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