最近のアンティークウォッチブームの中でも特に人気のモデル
《ROLEX シードゥエラー Ref.16660/トリプルシックス》
こちらを紹介していきます。
■シードゥエラーとは
シードゥエラーはサブマリーナーよりも上位の
ダイバーズウォッチとして知られています。
シードゥエラーの特徴として防水が強く、
そのためサブマリーナよりも分厚い設計となっています。
サイドに潜水時に発生するガスを抜くためのバルブが
ついているのも特徴です。
また裏蓋にはバルブの刻印も入っており
ロレックスの高い技術が搭載されていることを
表しています。
シードゥエラーは1960年代にRef.1665がファーストモデルとして誕生しています。
このRef.1665にはアンティークロレックスの代表モデル
《赤シード(文字盤のSEA-DOWELLERの文字が赤い)》など
希少価値が高いモデルとなっています。
そして1970年代後半になり、今回紹介するシードゥエラーの
セカンドモデルとしてRef.16660が登場しました。
風防がプラスチックからサファイアクリスタルへと変更、
バルブも大型化されRef.1665の2倍となる
1220mまでの防水体制を備えました。
また両回転だったベゼルは逆回転防止の機能が備えられ、
プロユースのウォッチとしての完成度も高めました。
Ref番に6が3つ並んでいるため
『トリプルシックス』という愛称で呼ばれています。
■フチありとフチなし
16660/トリプルシックスは20年程製造されていましたが、
マイナーチェンジ等があり、年式によっては文字盤や使用が若干異なっています。
大きなマイナーチェンジは1985年頃にインデックスのフチにシルバー枠が付きました。
このシルバー枠があるものは通称【フチあり】と呼ばれています。
そしてその以前に製造されたものは【フチなし】と呼ばれています。
フチなしタイプの方が希少性も価格も高いです。
ヴィンテージ感が一気に出るため味があって
とても雰囲気が出ます。
かんてい局須賀川店での販売は右側の【フチあり】タイプです。
フチありでもインデックスのヤケが全体的にきれいに
ヤケているため、雰囲気はばっちり出ています。
ロレックスのサブマリーナ(Ref.16610)と見比べると
インデックスも針もいい具合にヤケています。
塗装の素材によるもので、トリプルシックスは
トリチウムが使用されています。
こちらのシードゥエラー/Ref.16660は当時の箱はもちろん
ギャランティーまで完備の状態となっております。
アンティークロレックスはギャランティーの有無で
何十万、時には百万単位で金額が変わってきます。
もちろん修理も日ロレで受けてもらえます。
しかし文字盤や針など、新しいものと交換となってしまうので
基本的にはオリジナルを保つためにそのままの
状態で保存や使用をする方がほとんどです。
ギャランティ有の個体を探すのも意外と大変なので
この機会にぜひ検討されてみてはいかがでしょうか?
店頭販売価格:¥1,078,000-(税込み)
ギャランティ、当時の純正箱、日ロレOH見積書
(オリジナルを保つためOHはしていません)付属しております。
なかなか市場に出回らない付属品完備のワンオーナー品です!!
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