3代目 Ref.1016
ロングセラーモデル「Ref.1016」
エクスプローラー70年の歴史の中で1963年頃から1988年頃の約30年の生産期間を占める ロングセラーモデルです!
エクスプローラーの基本デザインを確立したモデルです。
防水機能が50mから100mに向上しています。
「SUPERRLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED」表記が導入されました。
30年と長い生産期間なので 同モデル中で見た目やムーブメントによって初期・前期・後期と分類されています。
ブラックダイヤル・・・高価なメッキ加工をして、艶のある漆黒の表面にくっきりした金色文字を浮かび上がれせるダイヤル
ミラーダイヤル(1960~1967頃)・・・黒塗料塗布後、ラッカーで光沢を出したダイヤル
「アルビノ」・・・ダイヤルや針までがホワイトな個体
ロレックス 自動巻きムーブメントで”名機”と名高い「Cal.1560」と「Cal.1570」
ロレックス独自のマイクロステラスクリューによるフリースプリング方式を採用したCal.1560を搭載しました。
ムーブメントのテンプ周りをケースからを取り出すことなくマイクロステラナットで歩度調整可能になり メンテナンス性が向上しました。
Cal.1560の初期型は切り込みの入ったバタフライローターが採用されていましたが、後期型には現在と同じような扇型のローターが採用されています。
1960年半ば、19,800振動/時のハイビート化したCal.1570(ハック機能なし)にアップグレードされ、1970年代初頭、Cal.1570にハック機能が搭載され、正確な時刻調整が可能になりました。
Cal.1560はRef.5500に使われているCal.1530のクロノメーター仕様のため、18,000振動/時、
Cal.1570は同じくRef.5500に使われていたCal.1520のクロノメーター仕様のため、19,800振動/時と振動数が異なります。
3代目の分類
初期(1963年頃~)
重厚感のあるエナメル調のダイヤルミラーダイヤル(Mダイヤル)。
ミラーダイヤルにゴールドのサークル(ミニッツサークル)が入った(通称MMダイヤル)ダイヤルに変更された。
中にはトロピカルブラウンダイヤルと言われるブラウンに褪色したレアな個体も存在します。
前期(~1971年頃)
文字盤の外周にサークルがなくなったのが見た目の変化です。
インデックスや表記がゴールド文字からホワイト文字に変更。ブラック文字盤も艶のないマットな色調に変更し視認性が向上。
後期(1972年頃~1988年頃)
ロレックスムーブメント最高傑作と言われるCal.1570が搭載された。
Cal.1570はハック機能が追加され リューズを引くと 秒針が止まります。
(Cal.1570の前期型は ハック機能がなく リューズを引いても秒針が止まりません)
インデックスは数字に若干の丸みのおあるタイプに変更されました。
1980年代からは丸みのあるドーム風防からフラットタイプに変更されています。
最終品番であるR番・L番の買い取り額は高値になる傾向があります。
仕様 | ||
ケース素材 | ステンレススチール | |
ブレス素材 | ステンレススチール | |
ブレスタイプ | オイスターブレス | |
ベゼル | スムースベゼル | |
風防 | プラスチック | |
ケース径 | 36mm | |
ケース厚 | 13mm | |
重量 | 約96g | |
防水 | 100m | |
ムーブメント | 自動巻き クロノメーター | |
キャリバー | Cal.1560 | Cal.1570(ハック無し / ハック付き) |
振動数 | 18,000振動/時 | 19,800振動/時 |
パワーリザーブ | 48時間 | |
製造期間 | 1963年~1988年 |
見た目は前期型なのにハック機能のないCal.1570が搭載されているものもあります。
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