トミカは2020年、50周年を迎えました。1970年8月18日に誕生し、現在も多くの人を虜にしています。また、鉄道模型においてはNゲージという名称を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
今回は、トミカと鉄道模型のお買取についてご紹介致します。一緒に秘密を探っていきましょう!
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トミカについて
トミカのはじまり
タカラトミーの前身、トミー時代からの主力商品で、長年愛されるロングセラー商品です。年に一度「トミカ博」が開催され、多くの人が来場するほど人気があります。
トミカが発売された1970年までは、小さいミニカーは海外ブランドしかなく、トミーはこの状況に目を付け、国産車の本格的なミニカーとしてトミカは発売されました。
発売第一弾は、ブルーバードSSSクーペ、コロナ・マークⅡハードトップ、クラウン・スーパーデラックス、クラウン・パトロールカー、トヨタ2000GT、フェアレディZ432の6種類です。縮尺スケールは60分の1。パッケージの横幅は誕生50年たった今も変わらず78mmとなっています。これは、子どもでも扱いやすいようにとの配慮から来ています。発売開始時は定価180円でしたが、オイルショックがあった1974年に220年に値上げされました。
トミカの種類
箱の色によって製造年数と種類に違いがあります。
黒箱
黒と黄色のパッケージが「黒箱」1970-1982年に生産されました。多くは日本製、中には台湾製があります。
クラウンパトロールカー 黒箱
青箱
白と青のパッケージ1976-1988年に生産された外国車シリーズ。日本製です。
フォルクスワーゲン ポリスカー 青箱
赤箱
現在のトミカ。ベトナム製が多いです。比較的お買取金額も低めですが、限定色は上がる可能性があります。
その他にも...
イベント会場でしか買えない限定盤モデルなど、多くの限定品があります。
例)ドリームトミカ、トミカリミテッド、マスコミトミカ、ディズニートミカなど...
トミカの特徴
トミカは子供が安全に遊べるように安全性を重視してつくられています。1番から140番までの、「赤箱」にはドアミラーがありません。けがをしないように配慮されています。
発売当初から、バスやトラックなどの大型車以外のすべてにサスペンション機能がついています。実車の雰囲気を表現するために、押すと車のボディが下がる機能で、車に乗った時に沈む現象を再現しています。
また、重量感を出すためにダイキャスト性となっています。ボディの塗装は実車と同じ、静電塗装を使用しています。車種によってはドアやボンネットも開閉することが可能です。
1972年ごろから建築車両や救急車、トラック、オートバイや船も登場しました。
トミカは実車の雰囲気を忠実に再現するために開発には、自動車メーカー各社との開発陣とも綿密に打ち合わせをして形状やボディにこだわり、おおよそ1年かけて製品化されています。
かんてい局つくば店でのトミカのお買取
青箱 アウディ5000 ターボ F32
かんてい局つくば店 買取金額 ¥33,000-
※2020年10月13日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
赤箱 日産GT-Rパトロールカー 105
かんてい局つくば店 買取金額 ¥50-
※2020年10月13日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
2018年、個人からの寄贈によりR35型GT-Rパトカーが全国初、栃木県警で導入されました。栃木県には日産の研究施設や工場があり、それにちなんで寄付されたということでしょう。
鉄道模型について
鉄道模型の歴史
鉄道模型の始まり
鉄道模型は、本物の鉄道を建設する際の宣伝する用途で19世紀初めのイギリスで開発されました。日本においては、1853年のロシアのプチャーチン来航や、1854年のペリー来航時に日本の役人の前で蒸気機関車模型を走行させたことが鉄道模型の始まりです。
1891年、ドイツのメルクリン社が1番ゲージや2番ゲージなど、番号を付けて鉄道模型の規格を制定し、1922年にイギリスのビング社がOゲージの半分のOOゲージ(今のHOゲージ)を開発し、現在も海外では主流ゲージとなっています。
1965年、KATOブランドの関水金属によって日本製Nゲージがつくられました。その後、1974年にトミー(現タカラトミー)がNゲージの製品化、1976年には「TOMIX」ブランドとして展開していきました。その後の多くの企業がNゲージに新規参入していきました。
日本鉄道模型主要メーカー
日本鉄道模型市場を構成する主要メーカーは3社あります。
・「KATO」ブランドで鉄道模型を製造している関水金属
・「TOMIX」「ジオコレ」ブランドのトミーテック
・「マイクロエース」ブランドのマイクロエース
この3社で約8割のシェアを占めます。
このほかには「GREENMAX」ブランドのグリーンマックスなどもあります。
鉄道模型の種類
鉄道模型は大きさで種類が分けられます。小さい順から、
Zゲージ<Nゲージ<TTゲージ<HOゲージ<Oゲージ<Gゲージ となります。
ここで、それぞれの特徴を見ていきましょう。
Zゲージ
Zゲージと名前がつけられた由来は「この鉄道模型よりも小さいスケールの模型は今後もでないだろう」と言う意味からきています。
最小の鉄道模型ですが、精密につくられており狭い場所でもレイアウト、ジオラマを設置できて狭いスペースでも走らせることができます。
メルクリン E44 電気機関車 Zゲージ
Nゲージ
Nゲージの名前の由来は数字の9を表す言語が、英語でNine(ナイン)、フランス語でNeuf(ヌフ)、ドイツ語でNeun(ノイン)とすべてNから始まることからNゲージとなりました。
イタリア、ドイツ、フランスなどのヨーロッパ圏とアメリカでは縮尺1/160が基準となっており、イギリスでは縮尺1/148を基準としています。
Nゲージは鉄道模型市場の80%を占めています。
マイクロエース E127系 Nゲージ
TTゲージ
TTゲージは1950年代にアメリカで生まれた鉄道模型です。
TTゲージの名前の由来はテーブル上でも遊べるサイズの鉄道模型という意味で「Table Top」を略したものです。主にヨーロッパで流行しました。
トミーテック 阿武隈急行8100系 TTゲージ
HOゲージ
Oゲージ
Gゲージ
かんてい局つくば店での鉄道模型のお買取
KATO E351系 スーパーあずさ 8両セット
かんてい局つくば店 買取金額 ¥7,000-
※2020年10月13日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
列車名の「あずさ」は、信濃川水系犀川の上流域を指す梓川にちなんで名付けられたました。2018年3月のダイヤ改正で特急「スーパーあずさ」の車両が全てE353系に切り替わり、2019年の改正で名称も「あずさ」に統一されました。
TOMIX JR SLばんえつ物語(オコジョ展望車)セット
かんてい局つくば店 買取金額 ¥25,000-
※2020年10月13日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
JR東日本で、磐越西線新津駅 - 会津若松駅間にて運行している臨時快速列車です。1999年4月29日に磐越西線で復活した、定期運行しているSLです。
最後に
今回はトミカ・鉄道模型のお買取についてご紹介いたしました。
趣味でコレクションしている方も多いのではないでしょうか?
お引越しや遺品整理などでお片付けした際に出てくることもあるかと思います。処分にお困りの方は是非一度お持ちください。積極的にお買取させていただきます。
またかんてい局つくば店は質店ですので、質預かりも行っております。大切なものだから売りたくないけど、お金が必要...という方はこちらもご検討ください。
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かんてい局つくば店スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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