ロンシャル(LONGCHAMP)の買取について|かんてい局つくば店
こんにちは、かんてい局つくば店です。
今回は、ロンシャル(LONGCHAMP)の買取について紹介したいと思います。
ロンシャルはフランス発祥のラグジュアリーブランドです。
ロンシャンを聞いた事のない人も多いとは思いますが、リーズナブルでデザイン性の高いアイテムを多数用意しています。
気になる方は、是非この買取記事をお読みください。
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ロンシャン(LONGCHAMP)の歴史
ロンシャン(LONGCHAMP)のはじまり
ロンシャンは、1948年にジャン・キャスグランがパリにあった父親のタバコ屋「オ・シュルタン」を受け継いだものが前身でした。タバコと言っても現在のようなタバコの葉を紙に巻いたものではなく、パイプの販売がメインでした。この当時、第二次世界大戦が行われ、タバコは軍人や兵士たちの嗜好品として用いられることが多く、ある種の精神安定剤として働いていました。第二次世界大戦後もオ・シュルタンは連合軍へタバコや喫煙具の提供を行っていました。
連合軍がパリを去った後、ジャン・キャスグランはタバコ産業以外の事業にも取り組み始めます。1950年代ごろから、革を使ったユニークなパイプの生産を始めます。単純な喫煙具の販売から、世界初ラグジュアリー革巻きパイプというジャンルを世界で初めて開拓しました。ジャン・キャスグランは新たに、「ジャン・キャスグラン&カンパニー」という会社を立ち上げました。しかしながら、親戚がすでに薄紙販売でキャスグランというワードを使っていたため、世界一優雅と言われているロンシャン競馬場にちなんでブランド名を「ロンシャン(LONGCHAMP)」としました。ロンシャン競馬場には、小さな風車小屋があり、そこでは風力を使った粉ひきが行われていました。これは、煙草の葉を挽くのに使われており「キャスグラン」という名前もフランス語で「粉挽き」を意味しています。ですので、キャスグラン→粉挽き→風車→ロンシャン競馬場→ロンシャンという変遷をたどったとされています。※諸説あり。そして、爽快に駆ける馬と騎手をロゴに選びました。
レザーアイテムの生産強化
ロンシャンは徐々に、革巻きパイプから革小物へと生産をシフトしていきました。男性向けの革小物や財布、バックのレザー製品の需要が伸びると考えたキャスグランはラインラップの拡大・多様化を行いました。2代目にあたるフィリップ・キャスグランは1970年代終わりに東南アジアで初めてのブティックをオープンさせました。これより、シンガポール、香港、日本でも販売が開始され、世界的に広がりをみせました。初代のジャン・キャスグランは女性用のハンドバックの生産にも興味をもち1971年に化粧ポーチをリワークしてショルダーストラップと2つのフラップを加えた初のレディースハンドバッグを発表しました。
ナイロンバックの登場
いままで、革で作られたバックが主流だったが、ナイロン製のバックの生産の始めたのはロンシャンが初めてでした。カーキ色をしたナイロンとレザーを組み合わせた、ハンドバックは、いままで思いスーツケースしかなかった世界に衝撃を与え、飛ぶようにナイロン製のバックは売れていきました。また、ナイロン製である為、畳めば1/4ほどの大きさになります。これを応用してポーチなどに収納できるエキストラバックも発明しました。このエキストラバックはプリアージュハンドバックの前身にあたります。ナイロンバックは、レザーのバックに比べて軽く、小さくなる特徴をもちレディースバックに持ってこいの性質を併せ持ち、レディースバックの生産により拍車をかけました。ロンシャンはラゲージとレディースバックに重点を置くようになりました。
ル・プリアージュの登場
ロンシャンのバックと言って真っ先に思い浮かぶのがル・プリアージュです。1993年にCEOであったフィリップ・キャスグランがデザインをしました。ル・プリアージュはフランス語で「折りたたむこと」と言う意味があります。意味の通り、折りたたむことのできるスタイリッシュな実用的なバックを作り上げました。ル・プリアージュは封筒をイメージさせる独特なデザインのハンドバックです。また、単純にナイロン素材のみを使うだけでなく、摩耗が激しい持ち手の部分には軽いロシアのレザーをするこだわりを見せました。レザー部分とナイロン地の組み合わせで非常にシンプルである反面、2種の生地のカラーの組み合わせて、非常にカラーバリデイションの豊かなバックが誕生しました。ル・プリアージュはブランドで最も人気のある製品となり、世界的にも注目されたハンドバックの1つです。
2000年代のロンシャン(LONGCHAMP)
2000年代には、ロンシャンはさまざまなコレクションを発表します。バックだけでなく、シューズコレクションも発表しました。ロンシャンが創立70周年の2018年にはニューヨーク・ファッションウィークで初めてショーを開催しました。現在は社長は2代目であるフィリップ・キャスグラン。CEOには3代目であるジャン・キャスグランが就任しています。また、ロンシャンはいまでもどこの傘下にも、グループにも属さず独立をキープしています。それぐらい、経営が安定していることを証明しています。家族経営でここまで大きく、発展したのは珍しいですね。
ロンシャン(LONGCHAMP)の世界展開について
初代ジャン・キャスグランの時代から、ロンシャンの世界展開を積極的に進めており、今では世界各地にブティックを構えるようになりました。
アジア
ロンシャンは、アジア大陸への進出は少し遅く、初めてオープンさせたのは2006年の中国がはじめてでした。2011年には、香港に旗艦店である「La Maison 8」をオープンさせました。このブティックは非常に大きな成功を収め、いまでは世界で2番目の規模になりました。さらに、中国での進出を進め、合計で7店舗をオープンさせました。東南アジアにも22店舗をオープンし、東南アジアだけでも、ロンシャン全体の売り上げの10%を占めています。これだけでも、アジアの進出がどれほど重要だったかが伺えます。2017年9月には東京の表参道エリアに初のロンシャン旗艦店が誕生しました。名前は、表参道の名前をとり「ロンシャン ラ メゾン 表参道」になりました。2018年には、ミスター・バッグの名で知られる中国ブロガーのタオ・リャンとのコラボレーションでカプセルコレクションを発表しました。
アメリカ
アメリカのロンシャンの進出は1984年です。初のアメリカブティックをマディソン大道りにオープンさせました。2006年にはニューヨーク市内ソーホー地区にブティックの旗艦店「La Maison Unique」をオープンさせました。この店舗は後に売上No.1のブティックになります。店舗はブランドの最大規模を誇り、ベストセラーアイテムとなった「ジップ・バッグ」ハンドバッグを生み出したトーマス・ヘザーウィックがデザインを手がけました。2014年時点で、ロンシャンは北米に17店舗を展開し、2018年4月にニューヨーク5番街に新店舗をオープンしました。アメリカでの進出は、歴史も古く、全体の売り上げにも大きく影響しています。
かんてい局つくば店でのロンシャン(LONGCHAMP)の買取について
1.二つ折り財布
ロゴが特徴的な2つ折りの財布です。これは、ロンシャン競馬場の様子がモチーフになっています。
2.2wayハンドバック
※2020年7月18日現在の金額となります。市場の動向等により、買取金額が上下する場合がございます。
全部、革の2wayバックです。シックな色合いですね。
3.デニムリュック
※2020年7月18日現在の金額となります。市場の動向等により、買取金額が上下する場合がございます。
デニム生地のリュックです。実はこのタイプのリュック人気があるんです。
最後に
今回は、ロンシャン(LONGCHAMP)の買取か歴史などに焦点を当てて紹介しました。レザー×ナイロンのバックの先駆者であるロンシャンは、リーズナブルでスタイリッシュなバックを目指し、今では世界的に愛されるブランドへとなりました。
ロンシャンのバックや財布の買取希望の方は是非、かんてい局つくば店へお越しください。
皆様の来店を心よりお待ちしております。
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