よく金箔がかかった料理を目にしたことがありますよね。厚生労働省では金は添加物89番、E番号では着色料E175として分類されています。ヨーロッパでは16世紀から食されており、金粉を添付した薬用酒として飲まれていた「ゴールドワッサー」などが有名ですね。インドではバークと呼ばれ食されています。
金箔や金粉は味や栄養に影響しないが華やかに見えるという点から、飲料や料理の食材に混ぜたりしてよく用いられます。食器類に用いる場合は、見栄えをよくするのみならず、食用に金属の味を付けない利点もあります。
金の色はたくさんあります!
色のついた金、カラーゴールドとして有名な3色をあげます。
そもそも、なぜ色が違うのでしょうか?
金の比重の話でも合ったように、K22やK18は100%金ではありません。ですので、残りの部分は違う金属が使われています。
その、残りの金属や最後の処理で最終的な色が決まっていきます。
イエローゴールド
K18の場合、金が75%で残りの25%が銀12.5%、銅12.5%で構成されているものをイエローゴールドといわれています。
皆様がよく目にする最もスタンダードな色合いの金です。
しかし、厳密に5:5で作られていないものあり、銀:銅=4:6~6:4ぐらいは許容されています。
ピンクゴールド
K18の場合、金が75%で残りの20%が銅であるようなものをピンクゴールドといわれています。パラジウムを加えることもあります。
銅に近い赤みがあるのが特徴です。万年筆の装飾で、他の色とは違った感じを出すのに使われたりします。
ホワイトゴールド
ニッケル系とパラジウム系があります。
ニッケル系は、金に銅、亜鉛を混ぜたもの。パラジウム系は金に銀と、銅を混ぜたものです。
K18の場合、50%以上を含めないと、白色不足みなってしまいます。まさに、プラチナのような見た目をしています。
じつは他にも、レッドゴールドやグリーンゴールドなんてものもあります。まず、目にすることはないと思いますが...
・つくば店の喜平買取
喜平とは、ネックレスのつなぎ方を指します。
金で鎖のリングをつなり、つぶしたような構造になっています。
規則正しく、並んでおりとても美しい見た目をしています。
喜平のネックレスはもっともスタンダードな金を使った装飾品と言えるでしょう。
一口に喜平のネックレスと言っても、実は様々な種類があります。
①カットの種類
金を鎖状につぶしただけでは、綺麗な形にはならないので、後処理としてカッティングする必要があります。
最も簡単なものが2面カットと呼ばれる、喜平ネックレスの上下を削る処理です。
次に、簡単なものが6面カットです、これは、考えれば分かる通り,6角形の形で削ったものです。6面を綺麗に後処理をすれば、カットされていない部分がほとんど残らなくなってきます。
更に、処理を複雑にした8面カットもございます。輪の交わる部分をさらに削り、よりどんな角度でも、光る面が多くなるような処理もございます。より高級感が増します。
このように、どんどんと処理を複雑にした12面や16面などもございます。角ばった部分がとれ、より一本のひもの様に見えていきます。
②金具の種類
これは、普通のネックレスなどにも共通しますが首の後ろで留める金具も色々と種類があります。
よく軽めで細いネックレスやブレスなどの金具に使われるのが引き輪タイプです。
また、軽く細いタイプのネックレスには他にもフックタイプのものもございます。
女性もののネックレスなどでよく見ますよね
(↑引き輪金具の写真)
次に、重たいネックレスにはより強固な金具が必要になります。
そのようなタイプには中留め式の金具が採用されています。
2重または3重の留め具になっていて、簡単には外れたり、壊れたりしないような作りになっています。
喜平のネックレスではよく見るタイプの金具になっています。
(↑中留め金具の写真①)
より、強固にするためにストッパーが2つあるものもございます。
(↑中留め金具の写真②)
③チェーンの編み方
喜平は鎖のような構造をしています。基本的には、1個の輪に2個の輪がつながっています。
そのような構造の物をシングル(S)と言われてます。
これは、かんてい局つくば店で買取した、8面シングルの喜平です。確かに、1個の輪に片側1個の輪がつながっていますね。
こちらの、K18の8面シングルの喜平10.2gの買取金額は、51000円でした。
(※買取金額は2021年9月27日のものです。お品物の状態、付属品の有無によって買取価格は変動します。)
シングルがあるということは、ダブル(W)、トリプル(T)もございます。
ダブルは1つの輪に片側2つ、トリプルは片側3つ付いた構造になっています。
これは、かんてい局つくば店で買取した、6面ダブルの喜平です。1つの輪に4つの輪が入っているのがおわかりでしょうか?
こちらの、K18の6面ダブルの喜平30.1gの買取金額は、153,000円でした。
(※買取金額は2021年9月27日のものです。お品物の状態、付属品の有無によって買取価格は変動します。)
これは、かんてい局つくば店で買取した、8面トリプルの喜平です。1つの輪に片側3つの輪がくっついています。ほとんど鎖の穴が見えなくなっていますよね。
こちらの、K18の8面トリプルの喜平50.1gの買取金額は、255,000円でした。
(※買取金額は2021年9月27日のものです。お品物の状態、付属品の有無によって買取価格は変動します。)
一般に、K18の重さで大体の金額が変わっています。K18の金額は前述のとおり、毎日変動しています。今日この金額だから、明日も同じ金額とは限りません。
他にも、以下のような査定のポイントがございます。
・全体的な使用状況
ほぼ未使用に近い状態、つまりは留め具などに傷や擦れがなくすぐにお店に並べることができる状態の方が当然高くなります。
また、磨けば消せるキズがある場合、洗浄をすれば綺麗になる場合ですと、極力未使用に近い金額を買取で提示できるようにかんてい局つくば店では努めています。
磨いても消せないような大きなキズや千切れている場合でも、やや商品価値は劣ってしまうものの、つくば店では、しっかりと金として値段をつけております。ぼろぼろであっても金であるならば、是非ともつくば店での買取査定をおすすめしたいです。
・地金の種類による
金の比重によって価格が変わってきます。
K24でつくられた喜平のネックレスよりもK18でつくられた喜平のネックレスの方が金の含有量が少ないので、当然買取価格もK18の方が安くなってしまいます。金の含有量すなわち、比重が高い方が高く買取することが出来ます。
・コンビのネックレス
普通は、K18のみ、K18WGのみというものがほとんどですが、中にはK18とK18WGの鎖を交互に並べたコンビの喜平ネックレスもございます。こちらもなかなか目にする機会がないと思います。
なかなか手に入りにくい点からこちらもつくば店が欲しいものの一つに挙げられます。
つくば店の金貨買取
・皇太子殿下御成婚記念硬貨5万円
おそやく、つくば店でもっとも買取している日本製の24金のコインといったらこれですかね。
平成5年、現天皇陛下のご結婚とともに、5万円分のコインとして発売されました。
つくば店での買取価格は115000円になります。
(※買取金額は2021年9月27日のものです。お品物の状態、付属品の有無によって買取価格は変動します。)
5万円よりはるかに高い価値になますね。
・パンダ硬貨
こちらは、中国でつくられたパンダの記念硬貨です。
こちらは25元分の価値で、1/4oz御座います。
1オンスは約28g御座いますので、約7gほどの重さになります。
つくば店での買取価格は40000円になります。
(※買取金額は2021年9月27日のものです。お品物の状態、付属品の有無によって買取価格は変動します。)
・エリザベスコイン
こちらは、エリザベスⅡが戴冠をして60周年の節目として2000年に発行されたコインになります。
コイン自体はK24でつくられていて、外枠の部分はK18でつくられています。
1/5ozあり約5.6gほどになります。
つくば店での買取価格は31000円になります。
(※買取金額は2021年9月27日のものです。お品物の状態、付属品の有無によって買取価格は変動します。)
ネックレストップにもなっていいですね。
また、コインだけではなくインゴットもつくば店では買取いたします。
特に田中貴金属のインゴットはよくお持ち込みをしていただく機会が多いです。
ほかにも、金製品は高値で買取!
前述の通り金は現在、高騰しております。
金製品の物なら何でもOKです。
特に、リング、ネックレス、ブレスレット、ピアス、イヤリング、ブローチなんどのジュエリーは力を入れております!
まとめ
どうして金やプラチナはここまで高値になったのはわかっていただけたでしょうか?
お客様の益になるような情報をおとどけることができたでしょうか?
今回紹介したものは、かんてい局つくば店で取り扱っている金製品のごく一部になります。
また、最近は金の価格高騰の噂を聞きつけて金をうるお客様が増えています。
是非とも、金の査定を受けたい人や、家にある使わない金属類がある人はかんてい局つくば店へ!!
他店よりも高い金額を提示できるようにかんてい局つくば店スタッフ一同努めてまいります。
お客様のお待ちを心よりお待ちしております。