オーストリッチの買取について|質屋かんてい局つくば店
こんにちは、かんてい局つくば店です。
本日は、オーストリッチについてご紹介いたします。
オーストリッチとは、ダチョウの皮です。
今回はオーストリッチの歴史や種類などを紹介していきます。
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〇オーストリッチについて
天然素材の中でも特別なレザーとして重宝されており、高級ブランドのバックなどに使われているのが、オーストリッチ(ダチョウ)革です。野生味の中にエレガントさを秘めた風合いが人気の秘訣です。また、鳥類の中では唯一量産することができるレザーになります。
レザーの特徴として挙げられるのは、何と言っても羽根が生えていた毛穴の跡があることです。これはクィルマークと呼ばれています。このマークはダチョウ全体で40%ぐらいしかないんです。すなわち、クィルマークが綺麗に出ていれば、良い革を使用している証になります。
次の特徴は、非常に柔軟性に富んでいる点です。ダチョウのしなやかな身体の皮の為か、布のように絞っても問題ありません。また、他のレザーと比べてもトップクラスの丈夫さを持っているので、長い間使っても壊れにくいのも利点ですね。
かつてはダチョウの仲間は9種類程生息しておりました。しかし現在はダチョウ目ダチョウ科1種しか生き残っていないのが現状です。近い種としては「マサイダチョウ」、「ソマリアダチョウ」、「ミナミアフリカダチョウ」「アラビアダチョウ」「北アフリカダチョウ」があげられます。野生のダチョウは中央アフリカ、シリア、アラビアの砂漠やサバンナの気候に対応していますが、現在、個体数が少なくなってきております。南アフリカは積極的にダチョウの飼育がおこなっていて、1993年までは南アフリカが独占して輸出しておりました。
オーストリッチという名前は、ダチョウの商業名「Ostrich」に由来しています。学名は「Struthio camelus」。単にStruthioでもダチョウを示すそうです。飛べない鳥としては、現鳥類の中で最大級の鳥であり、アフリカ大陸に独自性を持って生息しています。重さは120㎏~150kgと重い反面、走力が非常に優れています。食用や観賞用、今回のテーマのような革の利用、場合によっては乗用など人間にとってダチョウは非常に益がある鳥で、古代から飼育をされておりました。
〇オーストリッチの種類
・エミュー(Emu)
エミューは体長約1.6m、体重約60kgでダチョウに比べて小さい鳥です。
クイルマークの突起も少なく平らです。
オーストラリア平野部の砂漠に住んでいますが、国の開発事業によって野生の種は急速に減少しました。そのため、西オーストラリアのパース、南オーストラリアのアデレード周辺に飼育場があります。
・ヒクイドリ(Cassowary)
他の走鳥類と同様に翼が未発達で飛べない鳥です。体高は約1.2m前後で、北部オーストラリア、ニューギニアなどの島で暮らしており、森林地帯を住み家にしているようです。
ヒクイドリは、生息数も少なく、革を目的とした利用はほとんどされません。。
・アメリカダチョウ(Common Rhea)
アメリカダチョウ、和名だとレアはアメリカに住む鳥の中では最大の大きさになります。正確にはダチョウではありませんが、外観がアフリカのダチョウに似ているところから、アメリカダチョウの異名もあります。
体長は1.2~1.5m、体重は20~40kgほどです。クイルマークの突起も少なく皮の面積も小さく、皮質も薄いのが特徴です。
ブラジル北東部からアルゼンチンの中央部にかけての。パンパス地帯に生息しています。アメリカダチョウは、小型すぎるため革としてはあまり需要が高くありません。
〇オーストリッチの革製品
全体的にクイルマークが入っているものをフルポイントといいます。一枚革でフルポイントのオーストリッチ製品は、買取価格も希少性から上がりやすいです。
オーストリッチの革製品を買う際は、
「クイルマークが全体にあるか」「一枚の皮で作られているか」
を考慮すると、良い買い物ができるのではないでしょうか。
オーストリッチはクロコダイル同様なめしの技術が向上し、あざやかな発色をすることができるようになりました。
オーストリッチの仕上げ方は次の様なものがあります。
「サドルフィニッシュ」:クイルマークを強調させた最もスタンダードな処理の仕方。布地が柔らかく、しっとりとした肌触り特徴ですね。
「クラシックフィニッシュ」:サドルフィニッシュと似ていますが、これはクイルマークと同じ色の染料をつかいクイルマークの部分をあまり目立たせないようにしています。
「デニム染め」:クイルマークの凹凸を利用して、クイルマーク以外の部分をデニム柄の染料で染め上げる処理の仕方。これは、クイルマークの部分のみが白くります。
「パール加工」:サドルフィニッシュを行い、その後に革につやを出す工程を加えた処理です。サドルフィニッシュに比べるとてかてかした印象があります。
「オーストレッグ」:これはオーストリッチの脚の部分を使った革になります。やや硬めでクロコダイルに近い見た目をしています。
オーストリッチレザーも他の革と同様に水気を嫌います。極力濡れないようにする必要があります。また濡れてしまったからと言って直射日光やドライヤーに当てることはしてはいけません。急速な温度変化は繊細なオーストリッチの革の変質を招きます。陰干しし乾燥させるのが良いでしょう。
また、革靴と同様にあまり毎日使用し続けることがないように、汚れ等はブラシで落とすようにして時々休ませるように心がけましょう。クローゼットの中に入れっぱなしにすると、日本は湿気が高い国なのでカビが生えてしまう場合があります。風通しの良く湿気が少ない、直接太陽が当たらない場所に保管するように心がけましょう。
〇オーストリッチのバッグの紹介
ここまでオーストリッジの革の魅力にについてお話してまいりましたが、ここからはオーストリッジの革を使用したブランドのバッグを紹介したいと思います。気に入っていただければ幸いです。
①HERMES エルメス バーキン30 ハンドバッグ オーストリッチ ローズティリアン シルバー金具
かんてい局つくば店 買取価格 ¥2,000,000-
※2020年5月3日現在の買取価格となります。市場の状況により上下いたします。
女性の憧れである、エルメスのバーキンからオーストリッチを使用したモデルです。サイズはお出かけ用にピッタリな30cmで収納力も丁度良いかと思います。今回は「ローズティリアン」というお色をチョイスしましたが、2011年に登場して以降、根強い人気を誇っております。明るいポップなピンク色でお出かけを楽しんでみてはいかがでしょうか?
②ルイヴィトン アルマBB エキゾチックレザー オーストリッチ N91236
かんてい局つくば店 買取価格 ¥250,000
※2020年5月3日現在の買取価格となります。市場の状況により上下いたします。
今度はルイヴィトンよりアルマBBのご案内です。ココ・シャネルがオーダーしたことで有名ですね。こちらのバッグは2WAYバッグになっておりますので、気分に合わせて持ち方を変えていただくことが出来ます。今回は明るいオレンジ色をご紹介しておりますが、こちらは別の色もございますので、好みの色で選んではいかがでしょうか?
③シャネル マトラッセ ココマーク オーストリッチ ショルダーバッグ N17213
かんてい局つくば店 買取価格 ¥230,000-
※2020年5月3日現在の買取価格となります。市場の状況により上下いたします。
最後はシャネルからオーストリッチのマトラッセのご案内です。定番のデザインで飽きがこないショルダーバッグです。しかも人気のオーストリッチの革を使用しているモデルです。是非使用していただいて、ゴージャスな気分を味わっていただければと思います。
以上、簡単ではありますがオーストリッチを利用したバッグのご紹介を終了いたします。見て欲しくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
いかがでしょうか?
今回はオーストリッチの歴史や魅力、オーストリッチを使用したブランドのバッグのご紹介をさせていただきましたが、少しでも興味を持っていただければ幸いです。
今回ご紹介させていただいたオーストリッチのブランドバッグの他にも、かんてい局つくば店ではいろいろなオーストリッチのバッグもお買取させていただいております!
昔購入したオーストリッチのバッグを買取してもらおうか悩んでいるお客様がいらっしゃれば、是非かんてい局つくば店までご相談ください!
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かんてい局つくば店のスタッフ一同、お客様のご来店を心よりお待ち申しております!!
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