香水の買取について|質屋かんてい局つくば店
今回は香水についてお話していきます。
古くから使われ、今では様々な種類がある香水はいったいどのような歴史をたどってきたのかを、簡単にではありますがご紹介をさせていただきます。また、おすすめの香水もご紹介させていただきますので、ご興味を持っていただければ幸いです。
かんてい局つくば店では香水の買取も行っております!
ちょっと使ってしまっている香水でも、開けてはいないけれども時間がたってしまっている香水でも、かんてい局つくば店では喜んでお買取させていただきます!
量が多くても大丈夫!むしろ大歓迎です!
かんてい局つくば店では買取スタッフが大勢いますので、時間もかかりません!
買取してもらうか悩んでいる方がいらっしゃれば、是非かんてい局つくば店までお持込ください!
お店の場所はココ!↓
※つくば市松代の交差点からすぐ!ステーキのあさくまさんのすぐ近くに御座います☆
香水の歴史
そもそも香水とは何なのかといいますと、一般的には複数の香料(天然由来の香料や合成香料)をアルコールで溶かし、香りの完成度を高めた芳香用の液体を指しています。
香水自体は10世紀頃に発明されましたが、それまでは香料そのものが使われていて香水との明確な線引きもされていないものでした。
香料が使われていたのはかなり古く、紀元前3000年ほど前の古代エジプトまでさかのぼります。
古代エジプトでは、香料は神聖で悪を排除し身を守るものとされ、神へのお供えものの腐敗防止や宗教的な目的に多く利用されておりました。
また、化粧品も古代エジプトには存在しており、特権階級の方が権威を示す小道具の一つとして使っていたそうです。
香りで有名なのは、世界三大美女の一人であるクレオパトラです。
クレオパトラの時代である紀元前1世紀頃のエジプトでは、香料の産業が発達しており、近隣諸国との交易も盛んでした。
クレオパトラは自分専用の香料の工場を持ち、毎日バラの風呂に入り寝室にはバラの花を敷き詰めていたそうです。
1回の香料の使用量は今の価値に直すと数十万円相当だったといわれています。さらに体にはバラにムスクなどの動物性香料を混ぜた香油を塗って、ローマ帝国の英雄をとりこにしたと伝えられています。
ローマ帝国でもバラを用いたお風呂があったそうです。
ローマ人は西洋では珍しくお風呂に入る習慣があったため公衆浴場が盛んに作られました。
その中で貴族や権力者の中でバラ風呂が広まり、飲んだりバラを肌につけたりしていたそうです。
このように美容や宗教儀式として重宝されてきた香料は香辛料とほぼ同じものとして扱われてきており、古代の東西交易には非常に重要なアイテムでした。
十字軍の遠征で香料はヨーロッパにも伝わり、近世の世界的な航海時代でもその価値は下がりませんでした。
香水を作るためにはエッセンシャル・オイル(精油)が必要となりますが、こちらを作り出すための「水蒸気蒸留法」が確立されたのは中世イスラムでした。
もともとは錬金術のために発明された手法ではありますが、これにより香水の文化がはじまったと言えます。
さらに同時期、同じ蒸留器で発酵物からアルコールが抽出できるようになりました。余談ですが、アルコールの頭のアルはアラビア語に由来するそうです。
アルコールが生まれたことで本格的に香水が広まっていくことになります。それまでヨーロッパでは油脂に香りを吸着させた香油やポマードが使用されておりました。
アルコールの製造法が伝えられてからはルネサンス期のイタリアで発展し、ヨーロッパ各地に広まっていたと言われております。
この時代の香水を語る上で非常に重要になる薬局があります。名前をサンタ・マリア・ノヴェッラといい、フィレンツェからはじまりました。1221年に修道院が誕生し二人の修道士が薬草を栽培して医薬的介護を始めたという記載が残されています。
現存している最古の処方は1981年で初めて修道院でローズウォーターが販売されたそうです。
当時は香りとして用いられたというよりは消毒用として使われていたそうで、ヨーロッパ全土をペストの恐怖が襲った時には人に対してではなく家の殺菌に使われたと伝えられています。その他にもワインの希釈や薬を飲む際の水代わりにされていたそうです。
1542年には独立した元帳が作られ、薬に精通した信徒が薬局の責任者に任命されるようになりました。そして1612年に修道院の診察活動から始まったサンタ・マリア・ノヴェッラは正式に薬局として認可を受け活動を始めました。それ以降今日に至るまで営業を続けており、サンタ・マリア・ノヴェッラでは実に40種類以上のオーデコロンを取り扱っています。しかも17世紀当時販売されていた香水やクリーム、ソープの多くが今も購入できるという事実は、いかに当時の研究や技術が優れていたかを証明しております。
17世紀に入ると、フランスのルイ14世がヴェルサイユ宮殿を造営し、調香師を常駐させたりするなど香水を使う文化がフランスでも発展してまいりました。
理由としては、当時の貴族は風呂に入る習慣がなく自分の体臭を隠すために香水を多用するようになった点が挙げられます。
また、皮革独特の動物臭を消すために香料が重宝されるようになり、香料の原料となるジャスミンやローズなどが盛んに栽培されるようになりました。
香水のメッカとして有名なグラースという街は、実は香水ではなくなめし皮産業の街だったそうです。元々グラースは香料植物に適した気候をしており、ジャスミンやラベンダー等が自生している土地でした。
ここで行われていた皮革製品の臭い対策として用いられたエッセンシャル・オイル関連産業は、そのまま香水産業へと転換していきます。今では香料やオイルの産地は別の国に移りましたが、現在でも世界の著名な香料会社や化粧品会社が集まり、調香師を多く輩出する街として有名です。
フランスではジャスミン、ラベンダー、シトラスなど天然の香料の産地が多いため自国で香料の生産が可能だったのに対し、ドイツでは化学的に香料を生産する合成香料が開発されました。元々ドイツでは化学産業が盛んで農業、肥料、医薬品産業の発展が著しく、合成香料の開発も自然な成り行きであったと言えます。
合成香料が開発され量産がされるようになり、香水は特権階級の品物から民衆の化粧品に変化していきます。
元々合成香料は自然界に存在する香り成分の再現を目標にしていましたが、現代では自然界に存在しない香り成分も作ることが可能となり、バリエーションはどんどん拡大していっています。
一方で、自然への回帰を考える人も多いため天然香料にもまだまだ需要があります。
合成香料を使用して世界中から大人気となったのが、1921年5月5日に発表になったシャネルの「No.5」になります。
この香水のコンセプトは「女性の香りのする、女性のための香り」で、今までのやり方を大胆に変更して作り上げた香水になりました。
発売当初は知名度が低かったものの、香水販売会社を設立するヴェルテメール兄弟の手によって、現在まで発売され続ける香水として有名になってまいりました。
ちなみにこの香水は1940年代までに全世界で年900万ドルを売り上げており、現在の価値に換算すると、年2億4000万ドルに達していました。
シャネルのNo.5の大流行で、現在は合成香料を使用した香水が通常になっておりますが、最近は天然ブームにより、香水にも100%天然香料のみのものが登場するようになりました。
天然香料だけでは香りの持続とバリエーションが貧弱の為、主流になることはないと考えられますが、これからは環境や香料産地に配慮した香水の製造が求められる時代になっていきそうです。
以上、簡単ではありますが香水の歴史でした。昔からいい香りは追及され続けていたことが窺えます。
おすすめの香水
続きまして、おすすめの香水をいくつかピックアップしてまいります。気になりましたら香りもチェックしてください。 。
・チャンス オータンドゥル オードトワレ 100ml(シャネル)
かんてい局つくば店 買取価格 ¥7,000-
※こちらの買取金額は、2020年4月5日現在の価格になります。
まずご紹介するのは、シャネルより発売されている「シャネル チャンス オータンドゥル オードトワレ」です。グレープフルーツやマルメロなどのスウィートな香りにジャスミンなどのロマンティックな花々の香り、ホワイトムスクのミステリアスな香りが一つとなってチャンスを逃さなずに突き進む、ポジティブな女性を演出してくれます。
・ミスディオール ブルーミングブーケ オードトワレ 100ml (クリスチャンディオール)
かんてい局つくば店 買取価格 ¥6,500-
※こちらの買取金額は、2020年4月5日現在の価格になります。
次にご紹介するのは、「クリスティアンディオール ミスディオール ブルーミングブーケ オードトワレ」です。
マンダリンやベルガモットのフルーティーなトップノート、ローズやジャスミン等のフェミニンな雰囲気の優しいミドルノート、ホワイトムスクの安心感のあるラストノートから構成されるオードトワレです。
爽やかな印象を与え、シーンに関係なく使用できます。
・オードパルファム 50ml(クロエ)
かんてい局つくば店 買取価格 ¥3,000-
※こちらの買取金額は、2020年4月5日現在の価格になります。
続いてご紹介するのは、「クロエオードパルファム」になります。
独創的で自信に満ちた女性を表現しているものです。
ピオニー、イチ、フリージアのトップノート、マグノリアとリリーオブザバレーのミドルノート、アンバーとしだーウッドのラストノートになっておりエレガントな雰囲気の香りになっています。
自然の香りで使いやすく初心者も安心です。
以上、おすすめの香水を紹介させていただきました。
いかがでしょうか?
簡単にではありますが、香水の歴史やおすすめの香水をご紹介させていただきましたが、少しでも興味を持っていただければ幸いです。
もしもう使わない香水がお手元にあれば、是非かんてい局つくば店までお持ち込みくださいませ!
少々使っている香水でも喜んで買い取りさせていただきます!
買取してもらうか悩んでいるお客様がいらっしゃれば、是非かんてい局つくば店まで足をお運びくださいませ!
かんてい局つくば店スタッフ一同、お客様のご来店を心よりお待ち申しております!
※茨城県のお店紹介サイト
※全国ショップ口コミサイト
※全国職業別電話帳
※つくば市時計修理店舗一覧
【郵便番号】〒305-0035
【住所】茨城県つくば市松代1-9-2
【電話】029-879-7700
【駐車場台数】40台
【営業時間】10:00~20:00
【定休日】毎月 第2木曜日
【セール日】毎月7・17・27日 七のつく日は「質の日」!
(販売5%OFF 買取・質預かり5%UP)