ロイヤルコペンハーゲンの買取について | かんてい局つくば店
かんてい局つくば店です。今回は、陶磁器のハイブランドであるロイヤルコペンハーゲンについて紹介したいと思います。ロイヤルコペンハーゲンは歴史が古く、さまざまな種類の陶磁器があります。ぜひ、気なる方はご覧ください。
<目次> |
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1. ロイヤルコペンハーゲンとは
ブランドの紹介
ロイヤルコペンハーゲンの名で知られる「ロイヤルコペンハーゲン陶磁器工房」(The Royal Copenhagen Manufactory)は、1775年に設立されたデンマークの製陶所です。デンマーク国王クリスチャン7世と皇太后ジュリアン・マリーが王室で使用するほか、各国への贈り物にするために、王室御用達窯としてロイヤルコペンハーゲンの製造を始めました。ブランド名に入っている「コペンハーゲン」はデンマークの首都で、ロイヤルコペンハーゲンが創立された場所です。240年を超える長い歴史を持ち、その美しい陶磁器は世界中で注目を集め、高い人気を誇っています。現在に至るまで、ロイヤルコペンハーゲンは約2000種類もの陶磁器を生み出してきました。
コバルトブルーの線で描かれた絵は、すべて職人による手描きで製作されており、絵付けの技術を習得するまでには、4年もの長い時間がかかるとされています。製品の裏側にはロイヤルコペンハーゲンのマークと、ペインターのサイン、シェーブナンパーが書かれていて、高度な絵付け技術を持ったペインターのサインは、素人目には見分けがつきませんが、書いたペインター本人は容易に自分の作品を見分けることが出来ます。
ロイヤルコペンハーゲンの歴史
18世紀のヨーロッパの陶磁器工房では、菊の花のモチーフを多用する中国の陶磁器のデザインが大きな影響を及ぼしていました。ロイヤルコペンハーゲンの始動時から働いていたフランツ・ハインリッヒ・ミュラーは、中国の野菊の文様を様式化し、そのパターンはデンマークで広まっていきました。ミュラーは鮮やかな発色を出すために、素地の器に絵付けをし、釉薬(ゆうやく)をかけて焼き上げる「アンダーグレイズ技法」を用いました。ロイヤルコペンハーゲンでは、釉薬をかけた後に絵付けをしてから焼く「イングレイズ」技法も使われていて、こちらは淡い色合いを出す際に重宝されています。
1775年に発足したロイヤルコペンハーゲンの名を世に知らしめたのは、1885年からアートディレクターを務めたアーノルド・クローでした。彼が日本の陶磁器や浮世絵に発想を得て、1889年のパリ万国博覧会に出品した作品は、グランプリを獲得しています。ロイヤルコペンハーゲンの工房が最初に制作した「ブルーフルーテッド・プレイン」を基に「ブルーフルーテッド」の3パターンを構築したのもクローでした。
1889年のパリの万国博覧会では、ロイヤルコペンハーゲン初のフィギュリンの発表もされ、それ以来イヤーフィギュリンが毎年製作されています。熟練の職人の手作業により作られたフィギュリンは、同じ製品でも、ひとつとして全く同じ表情をしたものはなく、手作業の味わいを感じられます。
2. ロイヤルコペンハーゲンの陶磁器について
ロイヤルコペンハーゲンの陶磁器の特徴
ロイヤルコペンハーゲンは、マグ・カップやプレート・ディッシュ、カップ&ソーサ―、ティーポットなどのディナーウェアに加え、カトラリーや愛らしいフィギュリンも製作しています。プレートの中でも人気を集めているのが、1908年から毎年発売されている「イヤープレート」です。お皿一面に広がるコバルトブルーと、年によって異なる顔を見せる絵柄に魅了され、世界中で集める人が後を絶ちません。
ロイヤルコペンハーゲンの製品を彩る上品な青は「コペンハーゲンブルー」とも呼ばれ、作品に応じた技法、焼き方を駆使することで、鮮やかな発色や淡い色合いが表現されています。使用されている顔料は「コバルト亜鉛シリカ」で、発色の良さと高温に対する耐久力を持ち、丈夫なため、食器洗浄機でも利用可能です。ロイヤルコペンハーゲンの製品には、デンマークを囲むズンド海峡、大ベルト海峡、小ベルト海峡を象徴する三本の波線と、王室御用達を示す王冠の刻印が印されています。王冠のマークは時代ごとにデザインが異なるので、デザインを見ることでその作品が作られた年代を特定することが出来ます。
ロイヤルコペンハーゲンの陶磁器の種類
ロイヤルコペンハーゲンは20種を超えるシリーズを出しており、中でもブルーフル―テッドや「ブルーパルメッテ」、「プリンセス」などが人気です。 ブルーフル―テッドは製作された順番が最初だったことから、「No1」のデコレーション番号が振られ、商品の裏側には数字の「1」が記されています。ブルーフル―テッドには、「プレイン」や「フルレース」、「ハーフレース」、「メガ」などの種類がありますが、フルレースが最も高価なシリーズとされています。ブルーフル―テッドの柄をモチーフにして作られたシリーズがブルーパルメッテで、アジアの食卓がイメージされているため、和洋中を問わず様々な料理に合わせることが出来ます。
プリンセスもまたブルーフル―テッドシリーズとかかわりが深いシリーズで、1888年にアーノルド・クローがデザインを手がけました。プリンセスという名前は、縁取りのレースの装飾がティアラのように見えることに由来しています。ロイヤルコペンハーゲンの陶磁器は、白と青のコントラストが印象的なものが多いですが、「フローラ・ダニカ」を始めとする「フローラ」シリーズでは、紫や黄色の花々が描かれ、他のシリーズとは異なった顔を見ることが出来ます。フローラ・ダニカの着想のもとになった植物図鑑『フローラ・ダニカ』には、2600種類もの植物が描かれていました。フローラ・ダニカは1790年からクリスチャン7世が、ロシアのエカテリーナ2世のために制作を始めたのですが、1796年にエカテリーナ2世が亡くなったことにより、製作は終わりました。白と青を基調としたデザインでも、デンマーク語で海という意味の「HAV(ハウ)」シリーズでは、線による装飾ではなく、縁から広がるグラデーションが描かれています。このようにロイヤルコペンハーゲンでは、長い歴史の中で様々なデザインが生まれ、魅力的なシリーズが製作され続けています。
3. かんてい局つくば店でのアレキサンドライトの買取について
食器の買取の場合、ロイヤルコペンハーゲンに関わらず多少の汚れや傷でも値段が大幅に下がりやすいです。理想は、ほぼ未使用に近いような状態で付属品などがあると買取が高くなりやすいです。予めご了承ください。
2020イヤープレート
かんてい局つくば店 買取金額 ¥1,000-
※2020年9月27日現在の買取金額になります。市場の動向等により買取金額が上下する場合がございます。
ペアマグカップ
かんてい局つくば店 買取金額 ¥2,300-
※2020年9月27日現在の買取金額になります。市場の動向等により買取金額が上下する場合がございます。
ペアカップ ソーサー
かんてい局つくば店 買取金額 ¥2,000-
※2020年9月27日現在の買取金額になります。市場の動向等により買取金額が上下する場合がございます。
4.最後に
今回はロイヤルコペンハーゲンについて紹介しました。
かんてい局つくば店では、ロイヤルコペンハーゲンを含めてブランド食器を高価買取しています。
また、かんてい局つくば店ではロイヤルコペンハーゲンの買取のほかに茨城県最大級の質屋として質預かりや販売も行っております。大切なロイヤルコペンハーゲンを担保にお金を借りることもできます。質預かりでは最短5分でお金を借りることが出来ますので急にちょっとお金が必要...給料日まで少し足らない...など素早くお金を借りることが出来ます♪
また、店頭にてアンティーク食器から定番ブランド食器まで販売しておりますので食器好きな方にはたまらない店内となっております♪
売るのも買うのも借りるのもかんてい局つくば店へ是非お越しくださいm(__)m
かんてい局つくば店スタッフ一同お客様のご来店心よりお待ち申し上げております!(^^)!
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