村尾の買取について|かんてい局つくば店
皆さんこんにちは、かんてい局つくば店です。
本日は焼酎「村尾」についてご紹介させていただきます。
かんてい局つくば店では村尾などの焼酎をはじめとした、様々なお酒類の買取を行っています。飲まずにずっと放置されているお酒がございましたら、かんてい局つくば店に一度足をお運びください。
お店の場所はココ!↓
<目次> |
村尾とは
「村尾」とは「魔王」、「森伊蔵」と並び、焼酎界の「3M」に数えられる焼酎です。
焼酎の中でも非常に高い物に分類され、なかなか入手困難なものになっています。
鹿児島県薩摩川内市の自然が溢れた山村にある酒造「村尾酒造」を代表する銘柄になっています。
村尾の特徴
村尾が今でも高級焼酎であり続ける理由には様々なこだわりが存在します。
その中でも村尾酒造の独自の製法は、村尾酒造が製造免許を取得してから今日まで続けてきました。
その方法とは「かめ壺仕込み」。
現在の焼酎作りでは短時間での大量生産が行われているため、ステンレス製やホーロー製のタンクが多く用いられています。しかしその中、村尾酒造ではかめ壺という容器を用い、すべての工程を手造りで行う伝統的な製法を守り続けています。
かめ壺仕込みとは?
かめ壺とは丸い形をした焼き物になります。このかめ壺を上部だけ残して地中に埋めて熟成させます。これがいわゆるかめ壺仕込みになります。
なぜこの手法を守り続けているのか??それは大きな特徴がございます。
まず1つは、地中の温度変化が少ないところです。日本は四季が存在する温度変化の激しい国の一つです。その為いくら温度を一定に保つ設備をつけようと、空気の出入りによって多少なりとも焼酎へのダメージは防げません。
しかし地中では空気への接触が極力避けられるため、焼酎の温度を一定に保つことが出きます。
そしてもう一つは、焼き物の小さな気孔にあります。かめ壺は日本独自の焼き方により、容器には細かいすき間が無数に存在します。この気孔から外部の酸素を取り込み、発行中の微生物の呼吸を手助けし、活動を活発にします。
また、これらに加え焼き物独自の遠赤外線効果によって焼酎がまろやかになるのもかめ壺仕込み独自の特徴です。
材料へのこだわり
製法だけが村尾のこだわりではありません。素材にも力を注いでいます。
使われている芋の代表として次の二つが挙げられます。
コガネセンガン(黄金千貫)
芋焼酎の原材料の中で最も理想的と呼ばれるサツマイモの品種を「コガネセンガン」と言います。
日本在来品種にインドネシア・ジャワ島由来の品種やアメリカ品種を掛け合わせることで、1966年に「農林31号」として品種登録されました。コガネセンガンの名前は、黄金色のサツマイモが大量に採れることが由来と言われています。
コガネセンガンの特徴はデンプンの含有量が多いところです。デンプンが豊富だと発酵時に効率よくアルコールが生成されます。
また芋自体の香りと甘みも特徴的であり、ふんわりとした味わいを持つ焼酎に仕上がります。
芋焼酎の原材料となる芋は全部で40種以上ありますが、使われる芋のうちコガネセンガンは9割を占めています。大量生産も可能であり、現在ではメジャーとなりました。
シロユタカ(白豊)
シロユタカは1975年に九州農業試験場にて、高デンプンでネコブセンチュウに強い「九系708‐13」、国内品種の優良遺伝子を集積した「S684-6」の組み合わせによって育成されました。
その後「農林38号」として1985年に命名登録、翌年1986年には品種登録をしました。
シロユタカの名前の由来は「豊かな収穫を呼ぶ白いいも」を祈願して付けられました。
香りや甘み強く、焼き芋などにも用いられるコガネセンガンと異なり、シロユタカは主にデンプンの原材料品種として開発されました。
デンプンが豊富なことよりアルコールの生成が効率よく行えるのが特徴ですね。コガネセンガンよりも含有量が多いため、よりアルコールが作られます。
黒麹
かつての焼酎造りでは、麹の中でも「黒麹」を多く用いていました。村尾で用いられているのは国産の麹米から作った黒麹が用いられています。
黒麹の特徴はクエン酸を多く含む点です。クエン酸によって焼酎内の雑菌の繁殖を極力減らすことが出来ます。
黒麹は沖縄発祥の麹です。日本の南部に位置する沖縄や九州地方は高温多湿の地域であり、菌の繁殖が問題されていました。そのため沖縄で黒麹が発明され、発酵に安全性がもたらされたのです。焼酎作りにはピッタリな成分です!!
西郷隆盛に愛された焼酎
薩摩と言えば、やっぱり西郷隆盛ですね!
西郷隆盛と言えば江戸時代末期から明治時代初期に活躍した人物であり、現在の日本という国の形を作ったといっても過言ではない人物です。
薩摩藩(現鹿児島県)藩士であり、長州(現山口県)の桂小五郎との同盟である「薩長同盟」は非常に有名な話ですよね!
しかし時期を考えると少し疑問が残ります。
村尾を製造している会社の村尾酒造は1902年(明治35年)に創業されました。それに対して西郷隆盛は1877年(明治10年)の西南戦争後に亡くなっています。
ここで時代のズレが起きてしまい、??と思っても仕方ないですよね(笑)。
ですが、村尾は鹿児島のありとあらゆる良質な素材と環境を用いて製造されるため、いわば現代での薩摩の顔なのです。
このことから村尾は「天国の西郷隆盛にも届くほどのおいしさがあり、彼の愛した故郷の薩摩全土から愛された」=「西郷隆盛に愛された」芋焼酎と言っても過言ではないのです。
かんてい局つくば店での買取価格
村尾酒造 村尾 1800ml
かんてい局つくば店 買取金額 ¥5,500
※2020年11月5日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
こちらが長々と語らせていただいた村尾酒造屈指の代表作「村尾」です。
森伊蔵、魔王に並ぶ「3M」の1つであり、日本芋焼酎の代名詞です。
製造過程を全て手作業で行い、原材料である芋の香りや味わいをしっかり残したまま村尾に仕上げられます。また芋の癖が強くなりすぎないように、少し甘みを加えるなどのこだわりが込められています。
村尾酒造 薩摩茶屋 1800ml
かんてい局つくば店 買取金額 ¥1,000
※2020年11月5日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
村尾酒造による丹精込められた芋焼酎を低価格で楽しみたいなら、この「薩摩茶屋」がオススメです。
たとえ価格が低かろうと、かめ壺仕込みによるこだわりの製法で作られており、その味わいは一級品の村尾に並ぶといわれています。
村尾酒造 むんのら
かんてい局つくば店 買取金額 ¥14,000
※2020年11月5日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
こちらは村尾酒造のなかでも非常にレアな焼酎「むんのら」になります。
希少価値が高いお品物である理由は、村尾、薩摩茶屋とは異なった麦焼酎なのです。
村尾酒造で作られる焼酎の中でもむんのらは稀なケースであり、プレミアがつきファンでもなかなか手に入らないものになっています。
最後に
村尾についてご紹介させていただきました。
蒸留酒はアルコール度数が比較的高く、賞味期限が存在しません。
焼酎以外にもウイスキー、ブランデーなどは高価買取の可能性ございますので、お飲みにならないお酒はぜひお持ちください。
かんてい局つくば店では他にもブランドのバッグや財布、ジュエリーなど幅広い種類の商品を買取しています。ご自宅で眠っているお品物ございましたら、ぜひ当店までお越しください。
質預かりも行っています。お品物を手放したくないお方でもご利用になることができます。最適な環境での保管、お約束します。
また、かんてい局つくば店では金・プラチナのような貴金属の相場、買取価格の相談などの電話対応も行っています。気軽にお問い合わせください。買取出来るお品物かどうかわからないお客様もぜひお電話下さい!
つくば市外のお客様も大歓迎です!かんてい局つくば店スタッフ一同、心よりお待ちしております。
※つくば市時計修理店舗一覧