天然石の買取について | かんてい局つくば店
皆様、天然石といって何が思いつきますか?
ダイヤモンド?ルビー、サファイア、エメラルド?
実は、天然石とは自然に採取できる石全般を指します。中にはダイヤモンドよりも高価なものも含まれます。
そんなロマンあふれる天然石について紹介したいと思います。もしよかったらご覧ください。
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<目次> |
1.天然石とは?
天然石とは人工的に合成されたもの以外の鉱物や岩石の漠然とした総称です。なので、その辺に落ちている石ころも天然石になります。天然石と一口に言っても種類が多く、正直我々も全てを網羅しているわけではありません。しかしながら、いくつかの鉱石はその希少性から高値で取引されることがあります。一方で天然石とは反対に人工石も存在します。人工石の場合だと、天然石に比べて希少石が劣るため買取の価格が落ちてしまうことがあります。では、どのようなものが人工石になるのでしょうか?
合成石
合成石とは、天然石の成分と同じ成分を使って作られた人工石です。天然石は自然界に有限です。ダイヤモンドやルビーなどはその特性から工業的価値も非常に高いのですが、ダイヤモンドやルビーを大量に使うには天然のものはコストがかかり過ぎるため、ダイヤモンドやルビーの合成石が作られるようになりました。合成石は天然石と同じ組成をしているため、化学的な特性も再現しています。当然、工学的な利用のみならずジュエリーとしても広く利用されています。天然石と合成石の見た目の違いはほとんどありませんが、合成石には天然石と異なり不純物をほとんど含んでいません。しかしながら、見分けるは至難の業です。このまま合成石の技術が向上すると質の低い天然石は価値が下がるかもしれません。
人造石
人間が作り出した天然には存在しない石です。したがって、石の名前も化学記号のような名前が多いんです。例えば、キュービックジルコニアが有名です。キュービックジルコニアはダイヤモンドの模倣品として扱われることが多いですが、ダイヤモンドは全く違う組成をしています。さらに、キュービックジルコニアは自然界には存在しない石です。
模造石
アクリルやプラスチック、木、骨などの石以外のものを使ったジュエリーです。よく見るのがスワロフスキーなどですね。あれは、特殊なガラス繊維によって作られているもので、合成石や人造石には当てはまらないものになります。
2.天然石のかんてい局つくば店でのお買取
かんてい局つくば店で買取した宝石付きのジュエリーについて紹介したいと思います。かんてい局つくば店では、ジュエリーを買取強化中です。店内には、お客様から買取させていただいた、たくさんのジュエリーが並んでおります。気になる方はぜひ、かんてい局つくば店へお越しください。
K18WG アメジスト・ダイヤモンド付ネックレス
かんてい局つくば店 買取金額 ¥11,000-
※2021年4月4日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
Pt900 パライバトルマリン ダイヤモンド付リング
かんてい局つくば店 買取金額 ¥200,000-
※2021年4月4日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
K18WG オパール・ダイヤモンドリング
かんてい局つくば店 買取金額 ¥28,000-
※2021年4月4日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
Pt900 タンザナイト・ダイヤモンドリング
かんてい局つくば店 買取金額 ¥98,000-
※2021年4月4日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
3.ダイヤモンドよりも高価な天然石!?
天然石と言ったらダイヤモンドが有名ですよね。でもダイヤモンドよりもずっと希少な天然石は山ほどあります。その中でも特に人気の3つを紹介します。
タンザナイト
タンザナイトは名前の通りタンザニアのメレラニ鉱山でしか採掘されていません。その妖艶で深く澄んだ青紫の色合いは傾けることではっきりと3色の異なる色が現れ、見る方を魅了します。鉱物名は「ゾイサイト」ですが、英語で「zoisite」は、自殺の意の「suicide」と発音が似ているを嫌い、あの有名ブランド「ティファニー」によりタンザニアの夜を思わせるような色から「タンザナイト」と命名したそうです。タンザナイトの性質として挙げられるのが前述した『多色性』です。見る角度によって青や紫、時には青と赤を同時に見る事も出来る石もあるそうです。色の濃いサファイアと見間違える方もいらっしゃるかもしれませんがサファイアと比較するとモース硬度がややサファイアの方が硬く、タンザナイトの方が傷つきやすいという性質があります。サファイアにはない劈開性があり、一定の方向へ割れやすいという欠点もあります。ですので、見間違えてサファイアと同じお手入れをしてしまうと割れてしまう可能性もあり、超音波洗浄などで洗浄してはいけない石となります。タンザナイトの色味は紫の色味はバナジウムによるもので、そこに酸化クロムが加わると深い青紫になり、逆に含有量が少なくなると緑色の発色になります。詳しくはこちら。
パライバトルマリン
パライバトルマリンとは、彩度が高い鮮やかな青色、もしくは緑色をした銅着色のトルマリンのことを指します。国際的には、原産地や鉱物種に関係なく、青や緑色をした、銅が含まれるトルマリンを広くパライバトルマリンと定義しています。日本の場合は、一般社団法人の日本ジュエリー協会と宝石鑑別団体協議会が慎重に議論を行い、2006年5月1日から、パライバトルマリンは、「銅やマンガンを含有しているブルーもしくはグリーンのエルバイトトルマリン」と定義され、元素分析を行って分析報告書に限り、別名としてパライバトルマリンという名前の記載が可能になりました。さらに、「産地を特定するものではありません」というコメントをつけることで、原則として原産地の鑑別は行わないようにしました。このルールは2011年3月に改訂され、「銅を含むブルーかグリーンのトルマリン」となり、何の鉱物なのかを問わないルールに変更されました。くわしはこちら。
アレキサンドライト
アレキサンドライトは(Alexandrite)は、1830年にロシアのウラル山脈の鉱山で初めて発見された鉱石です。発見当時は、エメラルドの鉱脈で発見されたのでエメラルドの一種と思われていました。しかし、太陽光のもとではエメラルドに近い青緑色に輝いていたのですが、夜の人工照明下のもとでは赤紫色へ変色して他の宝石には見られない性質が発見され、エメラルドとは違う鉱物であることが分かりました。この鉱石が珍しいという理由で、当時のロシア皇帝であるニコライ1世に献上されました。ちょうどそのときに、皇太子アレクサンドル2世の誕生日だったので、この珍しい宝石にアレキサンドライト(アレクサンドライト)という名前が付きました。また、当時採掘がおこなわれていたのが、ロシアの西部でベラルーシという場所でした。ベラルーシの国旗は赤を緑で彩られていたので、ベラルーシの国内でも大いに盛り上がったらしいです。アレキサンドライトは産出量が少なく、その珍しい特性から、古代から知られている4大宝石(ルビー、サファイア、エメラルド、ダイヤモンド)に加えられ、5大宝石として数えられることもあります。くわしくはこちら。
4.最後に
天然石について紹介させていただきました。天然石といっても道に落ちている石ころから、数千万になるようなものもありロマンがありますね。かんてい局つくばでは、天然石やそれをあしらったジュエリー、貴金属をかんてい局つくば店では高価買取しています。
各種修理・サービス
かんてい局つくば店スタッフ一同、お客様のご来店心よりお待ちしております(*´▽`*)
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