ボーム&メルシエの買取について|かんてい局つくば店
皆さんこんにちは、かんてい局つくば店です。
本日はボーム&メルシエについて紹介させていただきます。
かんてい局つくば店では時計の買取致しております。ぜひ使わなくなった腕時計、お持ち下さい!!
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ボーム&メルシエとは
ボーム&メルシエはスイス発祥のリシュモン傘下の時計メーカーです。
「Richemont(リシュモン)」グループは、ルイ・ヴィトンなどを傘下に持つ「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」、グッチなどを傘下に持つ「KERING(ケリング)」に並び、世界3大グループ企業の一つに数えられています。
傘下にはカルティエやランゲ&ゾーネ、ヴァシュロンコンスタンタンがあり、特にリシュモンは事業の中でも時計部門に力を注いでおり、世界6大高級メーカーであるブレゲやブランパンを傘下とする時計業界最大のグループ「SWATCH GROUP(スウォッチグループ)」を越してしまうほどの勢いがあります。
その傘下であるボーム&メルシエは1830年創業とブランド内で6番目の古参であり、創業以来一度も断絶しないという底力のあるブランドになっています。
ボーム&メルシエの歴史
1830年、ルイ・ヴィクトール・ボームとピエール・ジョセフ・セレスタン・ボームの兄弟によって、スイスの北西部のレ・ボワという地域に小さな時計工房が設立されました。これがボーム&メルシエの原点とも呼べるものです。
当時は懐中時計が一般的でしたので、ボーム兄弟は懐中時計を主に製造していました。
既に高い時計技術を持っていたルイ・ヴィクトールは1840年、創業10年にして近代のムーブメントの基盤となるレピーヌ・キャリバーを開発します。これを用いて懐中時計の薄型の実現を成功したルイ・ヴィクトールは、その名をヨーロッパ中に広めます。
1850年にはロンドンにボーム・ブラザーズ社を設立、その後も様々な大会に参加し様々な賞を獲得し続けていきます。
1892年にはキュー天文台主催の精度コンクールにて、トゥールビヨン付のクロノメーターが当時の最高得点をマークします。これにより世界的にその精度を示し、ヨーロッパに限らず、アジアにまでその名を届ける事に成功します。
1918年、創業者の孫のウィリアム。ボームが実業家のポール・メルシエと協力し、「ボーム&メルシエ」を時計界の中心都市であるジュネーブに設立します。ここで初めてブランド名のボーム&メルシエが登場します。
この時期から主流が懐中時計から腕時計に変化していきます。その理由はこの後説明させていただきます。
1919年にはジュネーブの高級時計委員会からジュネーブ刻印を受けます。
ジュネーブ刻印とは時計界の筆頭のジュネーブ州で規定された品質基準に達した際に用いられる刻印であり、最高級時計の証明にもなります。
これによりボーム&メルシエは世界的な機械式時計ブランドとしての地位を確立させることに成功したのです。
1964年、ボーム&メルシエのシンボルとしてギリシャ文字のΦ(ファイ)が商標登録されました。Φは「均衡・調和」を表す文字であり、現在のボーム&メルシエの腕時計に多く刻印されています。
1988年、世界3大グループ企業のリシュモンの傘下となります。
2015年、ブランド185周年を祝って多くのコレクションを始めるなど、一度も止まったことのないブランドはこれからもつき進む姿勢を崩さないのでした。
ボーム&メルシエの特徴
ボーム&メルシエのモットーは設立当時から「妥協せず、最高品質の時計のみを作る」ことであり、今もなお変化することは無く製造されています。
創業当時から保たれているボーム&メルシエの特徴といえばそのレトロでクラシックなデザインです。
機能を充実させてしまうと時計自体が大きくなってしまい、その分重くなってしまいがちです。しかしボーム&メルシエでは高性能ながら見た目にも重視した「妥協しない」姿勢が貫き通され、控えめなものが数多く存在します。
また、他のブランドと違う点はコストパフォーマンスの良さです。ボーム&メルシエは古くから一度も断絶していない程に高性能な時計を常に製造していた超一流なブランドです。
ヴァシュロンコンスタンタンやランゲ&ゾーネなどの世界6大高級メーカーに引けを取らないほどのブランド力を持っていますが、ボーム&メルシエは価格の安いものを常に提供してくれてるのです。
しかし機能性は腕時計界随一であるため、コストパフォーマンスが良く手をつけやすいものとして男女問わず人気です。
腕時計の発展
1700年代では懐中時計が一般的で、ボーム&メルシエでも懐中時計が主に製造されていました。それではいつ、どのように腕時計は発展していったのでしょうか?
それは19世紀後半になってからでした。戦争中において、電子機器の発達に合わせ時間を確認する機会が増えたのです。戦場で時間を確認する事は国の勝敗を分けるようになっていき、わざわざポケットから取り出し蓋をあける懐中時計より、腕に巻くだけで簡単に時刻を確認できる腕時計のほうが需要が高まっていったのです。
腕時計が発展したきっかけとなるのが1880年頃です。ドイツ皇帝ヴィルヘイム1世が海軍将校用に大量に腕時計を製作させたことで、初めて革ベルト付きの懐中時計、いわゆる腕時計が量産されました。
そして1914年の第一次世界大戦で更に大きな発展を遂げるのです。無線技術が多く取り入れられたこの戦争では、時間という概念が必須であり、腕時計の必要性が改めて確認されました。
またこの時期に時間を測れるストップウォッチ機能が搭載された腕時計も誕生します。これは限られた燃料で飛行可能なパイロット用に作られました。
この戦争を境に一般の大衆に腕時計が広まり、懐中時計から腕時計に換わることになったのです。
かんてい局つくば店での買取価格
リビエラ 5231.038 レディース
かんてい局つくば店 買取金額 ¥13,000
※2020年9月7日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
1973年に誕生したモデルです。見た目の通り、12角形のベゼルが特徴的です。
このモデルは時計界のピカソと呼ばれている「ジェラルド・ジェンタ」によってデザインされました。
ジェラルド・ジェンタはパテックフィリップのノーチラス、オーデマピゲのロイヤルオークの生みの親です。
これほどの大物デザイナーによって作られた洗練された12角形のベゼルデザインはコアなファンにとっては堪らない商品なのです。
クリフトン 65717 メンズ
かんてい局つくば店 買取金額 ¥50,000
※2020年9月7日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
2013年に誕生しました。クリフトンの一番の特徴は実用性の高さです。ムーブメントの精度はクロノグラフクラスであり、1500ガウスに耐える耐磁性が搭載されています。
また本体は非常に薄いデザインになっているので、つけていて邪魔にならないです。
そのシンプルかつ機能充実なクリフトンは万人から愛される唯一無二の腕時計です。
ハンプトン メンズ
かんてい局つくば店 買取金額 ¥28,000
※2020年9月7日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
1994年に誕生しました。ハンプトンは角型時計の先駆けとなった商品です。その独特なデザインに加え、クロノグラフの多機能な時計として機能性も充実しています。
ケースが薄くて軽量であり、ケースがステンレス製であるため耐久力も好評です。
ケープランド 65353 メンズ
かんてい局つくば店 買取金額 ¥28,000
※2020年9月7日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
最後に
ボーム&メルシエについて紹介させていただきました。
時計には愛着がわいて、長く大事に使いたいと思われている方も多いと思います。しかし自分で修理するには工具を揃えたり、中のムーブメントに傷がついてしまうか不安ですよね。
かんてい局つくば店では腕時計の電池交換をはじめ、様々な修理を行っています。オーバーホールの受付も当店で請け負っている為、いつまでも良い状態のまま腕時計を使いたいお客様は当店に一度足を運んでみて下さい。
また時計の査定の際には、状態の良いものほど買取価格は上がります。オーバーホールが済んでいるものや動いているものはこちらでの修理が不要たため、大きくお値段に影響を与えます。
時計のほかにも、かんてい局つくば店ではお酒やブランド商品、ジュエリーなど多くの商品を買取しています。使わなくなったお品物、放置されたままのお品物がありましたら、ぜひかんてい局つくば店でまでお越しください。
質預かりも行っています。手放したくない場合でしたら、最適な環境での保管を約束の上、ご融資することが可能です。
買取価格の相談などの電話対応もしています。お気軽に当店までお問い合わせください。
かんてい局つくば店スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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