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中国酒の買取について | かんてい局つくば店

2020年8月27日 [スタッフブログ]

中国酒の買取について|かんてい局つくば店

こんにちは、かんてい局つくば店です。

今回は中国酒について紹介させていただきます。

かんてい局つくば店ではお酒の買取強化中です。もし売りたいお酒類がありましたら、ぜひかんてい局つくば店まで足をお運びください。

 

お店の場所はココ!↓

 
茨城県最大の質屋かんてい局つくば店
 
※つくば市松代の交差点からすぐ!ステーキのあさくまさんのすぐ近くに御座います☆
 

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中国について

中国とはユーラシア大陸の最も東に位置する強大な国家なのはご存知ですね。

日本とは同じ東アジアであり、年々交友を深めています。

人口は14億人以上であり、現在世界第1位の人口です。しかし一人っ子政策による子供の減少により、近年の人口増加率はそれほどでもありません。何年後かには現在人口第2位のインドが中国の人口を抜くと言われています。

中国は日本の文明が誕生する何年も前から存在していました。特に中国大陸から渡来人が到達することにより、日本に漢字や儒教など文明における必要な言語と宗教を伝えてきました。その後も遣隋使や遣唐使といった中国へ訪問する使節団を日本は送り、常に国の手本として中国の影響を受け続けました。

また江戸時代において日本が鎖国状態だった際も、キリスト教による影響がない中国とは引き続いて貿易が活発に行われました。

日本にとって中国はなくてはならない大切な国なのです。

 

中国酒について

中国は世界で最も早くお酒の醸造がはじまった国です。お酒の原料となる穀物や果実の栽培が紀元前6000年頃から確立していた中国は、どの国よりを早くお酒の製造方法を発見したと言われています。

中国酒とは中国で製造しているお酒、または中国の独自の製法によって製造されるお酒類の事を指します。

中国酒は様々な分け方が存在しますが、ここでは黄酒、白酒、果酒、薬味酒・強精補酒の4つに分類し紹介したいと思います。

黄酒(醸造酒)

中国に最も古くからあるお酒の1つです。うるち米、もち米、キビなどを原料にして製造される醸造酒です。お酒の色が濃黄色であることから黄酒と呼ばれていて、長期熟成されたものは老酒と言われています。

黄酒は日本で言う日本酒のような清酒に該当し、アルコール度数は14~18度。とても飲みやすく、食中酒として飲まれている。

中国全土で製造されており、各地によって原料が異なることがあり、その地方によって土地の特徴が現れるお酒です。

主要産地は中国長江南部の浙江省です。全生産量の半分を生産しています。

特に有名なのは紹興酒です。日本でも多く飲まれているもので、よく氷砂糖やザラメを入れることが一般的です。

紹興酒元紅酒

元紅酒は中国において最もメジャーな紹興酒です。酒母に蒸したもち米と麦麹を加え、醗酵させます。熟成期間は1、2年ととても短く、製造が簡単なお酒です。

糖分は0.2~0.5%と紹興酒の中で最も低く、味は辛口のほろ苦いのが特徴です。

紹興酒加飯酒

元紅酒の製造工程にもち米と麦麹をさらに加えて製造しています。そのため名前が加飯酒と言われているのです。醗酵時間は80~90日間、熟成期間は3年以上と長くなっています。

糖分は1%程度と元紅酒に比べて少し高くなっていて、わずかに甘く仕上がっているのが特徴です。

ちなみに日本人が良く飲んでいる紹興酒はこの加飯酒です。

紹興酒善醸酒

善醸酒は仕込みの際に使う水の代わりに1~3年ものの元紅酒を用いて、醗酵させるきわめて贅沢な紹興酒です。新酒が出来ても1~3年以上貯蔵してから出荷するため、味はまろやかで比較的甘めです。

糖分は8%と他に比べて高くなっています。

紹興酒香雪酒

香雪酒は元紅酒の製造工程に麹をより多く加え、糖類を増して製造します。また水の代わりに酒精度40~50度の糟焼酒を醗酵用を用いて醸造しています。

蒸留酒ではありませんが、アルコール度数も高く、また違った醸造酒として多くの人に好まれています。

糖分は20~24%ととても高く、辛口かつ洗練された甘さも感じられる味が特徴的です。

 

白酒(蒸留酒)

中国において「焼酒」や「火酒」とも言われる蒸留酒です。白酒はウイスキー、ブランデーに並ぶ世界3大蒸留酒としても有名です。

アルコール度数は45度程度と他の蒸留酒より少し高めであり、無色透明な色をしていることから白酒と呼ばれるようになりました。

特徴はまろやかな味です。白酒が長期熟成されているため、口あたりが良く、芳香もしっかりとしています。

古来の方法では上酒に蒸したもち米を加え、更に麹も加えて仕込んだうえ、7日間ほど熟成してからつぶして、それを濾さずして飲料として用いていました。

茅台酒

500年近い歴史を持つ白酒です。茅台酒の独特な香り(茅香)がすることが特徴的です。

原料に小麦と高梁を原料とし、良質な泉水を用いて醸造し、その後蒸留されます。熟成期間に3年を設けており、無職透明にして独特な香りのする茅台酒が出来ます。

白酒の中の絶品と言われ、国酒と言われるほどに人気です。

名前は製造されている貴州省仁懐県茅台鎮で製造されていることから茅台酒と名が付きました。

洋河大曲

中国人にとってこの洋河大曲は風格のある白酒と評するほどのお酒となっています。白酒の中でも色、香り、濃さに強くこだわり、コクのある美味しいものとなっています。

アルコール度数は55~64度と蒸留酒の中でも非常に高いものとなっており、長期保存が可能のお酒です。

五粮液

四川省で製造している白酒です。この地域は水が豊かでとても有名な地域であり、その良質な水によってとても質のよいお酒を造ることが可能になっています。

五粮液の原料は高梁、もち米、小麦、トウモロコシ、うるち米を用い、そこに良質な水を用いて製造されます。アルコール度数は60度と高いですが、そこまで刺激が強いわけでなく柔らかい味わいとなっています。

汾酒

白酒において香りが強く、甘くコクが強いのが汾酒です。しかしそこから爽やかな後味が残るという何とも複雑な味わいが中国人にとても人気です。

 

果酒(果実酒)

果実を原料として造った醸造酒と白酒をもとに果汁を配合して造るお酒の事を指します。果実の味がしっかりと濃厚であり、甘い味であることが特徴です。

中国で作られた赤ワインや白ワインがあります。

 

薬味酒、強精補酒

薬味酒は白酒、黄酒、果酒に漢方薬などを漬け込んだ混成酒になります。

中国独自のリキュールの事を指します。

強精補酒は白酒、黄酒、果酒などにトカゲなどの動物や人参などを浸漬して造られた混成酒です。

風邪などを治す薬効果の飲み物として多くの人に飲まれています。

 

 

かんてい局つくば店の買取価格

貴州茅台酒 マオタイ酒

貴州茅台酒.png

かんてい局つくば店 買取金額 ¥78,000

※2020年8月27日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

白酒の一種です。茅台酒はラベルによってその価格が変わることも有名です。

サンフラワーのマークは数十年も昔のお酒になり、買取価格も大幅にアップします。

五星のマークは1980年代のマークになり、現在製造された茅台酒のラベルにもついてはいないので価値は高いです。

現行品には写真のような天女のマークが付いています。また古い物にも付いているので是非参照してください。

茅台酒は中国人が資産として所有するケースが非常に多く、そのため価値も非常に高いお酒になっています。査定の際にボトルのキャップについているフィルムが破れていたり、中が漏れているものは中々買い取りが難しくなりますので、保管の際はくれぐれも気をつけるように心掛けて下さい。

五粮液 52%

五粮液.png

かんてい局つくば店 買取金額 ¥5,000

※2020年8月27日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

高級酒として価値の高い五粮液は、当店で高価買取可能なお酒です。

しかし取り扱いには非常に気を配らなければならないものでもあります。蒸留酒であるためアルコール度数が高いため、長期保存が出来ます。しかし、保管環境がテキトーであると、そのアルコール度数が高いゆえに勝手に気化して中身が減ってしまう事があります。

量が減ってしまったお酒の買取価格は大きく下がってしまいますので、出来るだけ早いうちお持ちすることをオススメします!

 

紹興酒 加飯酒

紹興酒加飯酒.png

かんてい局つくば店 買取金額 ¥1,800

※2020年8月27日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

日本で最も飲まれている紹興酒である加飯酒です。

酸味が少なく、香ばしさと濃厚なコクが特徴的で、何より食中酒として用いられるほど料理に合うお酒なのです。

醸造酒である紹興酒はアルコール度数も15%前後であるのでなかなか長期保存は難しいお酒です。そのため買取の際には何年製造の物かを詳しく調べさせていただきます。

期限の過ぎているものは当店でもなかなか買取することは難しいですので、お持ちの前に調べておくことをオススメします。

 

最後に

中国酒について紹介させていただきました。

お酒においてビールやウイスキーとほとんど西洋のお酒を飲みがちですが、中国のお酒の歴史はそれらに負けず劣らず深いものなのですね。なかなか目にする機会がない分、非常に興味がわいてきました。

かんてい局つくば店ではお酒に限らず、様々な商品の買取をしています。長く放置されているブランド物の商品やジュエリーなどがありましたら、ぜひかんてい局つくば店までおこしください。高価買取、頑張らせていただきます。

つくば市外のお客様も大歓迎です!!当店はロードサイドにありアクセスも良好です。夜の8時まで営業しておりますので遠方からも多くのお客様にご来店頂いております(#^^#)

またかんてい局つくば店では買取価格の相談、貴金属の相場などの電話対応も行っています。気になるお品物がございましたらどうぞ気軽にお問い合わせください。

かんてい局つくば店スタッフ一同、心よりお待ちしています。

 

 

ルビーの買取について | かんてい局つくば店

2020年8月26日 [スタッフブログ]

かんてい局つくば店です!皆さんは宝石と聞いて何を最初に思い浮かべますか?ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、様々な種類の宝石を思いつくと思います。かんてい局つくば店でも毎日様々な種類の宝石を販売、お査定させて頂いております。その中でも本日は古来から人々を魅了し続け、様々な伝説や伝承がある魅惑の赤い宝石、ルビーをご紹介いたします!

 

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ルビーとは

まず最初にルビーとはどんな宝石なのかについてお話しさせていただきます。

ルビーとはコランダムと呼ばれる無色透明な鉱石にクロムという金属が1%ほど混ざり赤色に変色したもののみをルビーと言います。クロムの代わりに鉄やチタンが混ざると青色のサファイアになります。ルビーとサファイアはコランダムに混ざる物質が違うだけで元は同じ鉱石なのです!

 

1.ルビーの種類

ルビーはダイヤモンドの次に固く、人工合成法が確立されるまでは全宝石中最も貴重とされ、ダイヤモンドに次ぐ宝石として扱われていました。ルビーの中でもミャンマーで採れる最高品質のルビーのみ「ピジョンブラッド(鳩の血)」と呼ばれています。しかし、ミャンマーは政治的に不安定なため最高級のルビーは世に出回ることがとても少ないのでとても貴重とされています。特にミャンマーのモゴックでは上質なルビーが採れるルビーの名産地です。しかしモゴックは隣国の中国やラオスとの国境に近く、ルビーを求めた強盗や略奪が頻繁に起きる治安の悪い地域です実査に行ってルビーを見に行く際はご注意ください。ミャンマーの宝石街タチレクではメッキの枠に入れて販売されているルビーがそこら中で販売されています。

ミャンマーの他にもお隣の国のタイで採れるルビーは鉄分を含んでいるため赤みが深い「ビーフブラッド(牛の血)」と呼ばれるルビーが取れますがお値段がミャンマーのピジョンブラッドのルビーの半分の為、加熱処理など人工処理を行い発色を良くしたりします。しかしタイでもレディッシュパープルと言われる赤に近い紫色の特別なルビーが採れることがあり、ビーフブラッドよりも希少性が高いです。タイの宝石街メーサイでは店頭での販売ではなくプロの宝石商の方が販売しているため予約をしなければ見せもしてくれないそうです。タイの宝石商はミャンマーのモゴックから持ち込まれた原石の状態から販売されているため状態のいいルビーを探し出すにはかなりの経験が必要となります。

ルビーの中には金紅石(ルチル)と呼ばれる鉱物が混ざり、針状のインクルージョンが入る事によってアスタリズム効果と呼ばれる効果によりルビーの中で光が星状に反射し綺麗な模様が出ますそのルビーの事をスタールビーと呼ばれ、大変貴重です。その中でもインド産の透明感の無い小豆色のスタールビーはインドスタールビーと特別な名前が付きます。ルビーは東南アジア諸国、インド、スリランカなどの中央アジア地域、モザンビークやマダガスカルなどのアフリカの限られた地域でしか取れない為、ヨーロッパ地域での評価が特に高いです。ルビーにとても似ている鉱石としてスピネルと呼ばれる成分やモース硬度が違う鉱石がございます。昔はスピネルとルビーの違いを見分ける事が出来なかった為ルビーとして伝承されていたものがじつはスピネルだったということが多々ありました。

2.ルビーを贈るのに最適な日

ルビーは7月の誕生日石ですので7月が誕生日の方へのプレゼントはもちろんおすすめなのですが結婚記念日には1年から15年までは毎年、それ以降は5年ごとに記念日ごとの名前がございます。特に有名なのは結婚25周年の銀婚式や50周年の金婚式なのですが、結婚記念40周年をルビー婚式と呼びます。40年間絶えず燃え続けた愛を表現するには情熱の石とも言われたルビーを最愛の相手にプレゼントするのに最適な日なのです!ネックレスや指輪をお互いにプレゼントし合って五年後のサファイア婚式まで身に付けてみてはいかがでしょうか?

3.ルビーの加工処理

天然の状態のルビーで発色が良く、透明な物はとても貴重で、通常、販売されているルビーのほとんどは加熱処理を施すことによって発色を良くしています。ほとんどのルビーに加熱処理が行われているため価格に支障はありません。しかし非加熱なのかは肉眼やルーペでは判断できない為鑑別所やソーティングをお持ちいただけないと天然非加熱のルビーとしてのお値段が出せません。ルビーを良く見せる技術はそれだけではございません。ルビーやエメラルドなどの天然の宝石にはひびや曇りなどインクルージョンと呼ばれる内包物が入ってることがあります。インクルージョンが無ければないほどルビーの透明度が上がります。その為インクルージョンをなくすために鉛ガラスをルビーに充填する処理が施されている場合がございます。その場合お買取の際お値段が低くなってしまいますなので鑑別所やソーティングをお持ちいただければ確実なお値段でお査定させていただきます。ルビーの他にもサファイアには正面の色を変え、より希少性の高い色に変える処理が行われていたり、エメラルドにはルビーと同じようにインクルージョンを消すために樹皮を充填する処理が行われている場合がございます。

4.ルビーの価値を決める要素

ルビー価値は大きさだけでなくその透明度や肉眼で見えるインクルージョンがないほど高価になります。クロムの配合率によって色の鮮やかさが変わる為、配合率が高すぎても鮮やかに色にならず工業研磨剤として使われるようになり、低すぎてもルビーより安価なピンクサファイア(鮮やかな赤色のコランダムのみルビーと呼び他の色は全てサファイヤと言う基準があります。)となってしまいます。その為天然で大きく、色も鮮やかなルビーは高く取引されます。特にピジョンブラッドと認定されたルビーはさらに高くなり最高額TOP3のルビーは全てミャンマー産のピジョンブラッドルビーです。ヨーロッパ史上最高とされるルビーは1777年にサンクトペテルブルグ(当時のロシアの首都)を訪れたスウェーデン王がエカチェリーナ女帝に小さい鶏卵程の大きさで、完全に透明だったという記録が御座いますが革命の後にどこかへ行ってしまって残念ながら今でも所在不明です。現在存在存在している未カットの世界最大のルビーは3.73kgでカットをすれば世界最大のカット済みルビーになりますが未カットのまま保管されています。

5.ルビーの歴史

ルビーの歴史は古く、古来より人々を魅了し続けています。ユダヤ教やキリスト教の聖典である聖書では知恵の宝石として最高峰の宝石と紹介されていたり、綺麗な物の比較として使われ、計八回登場します。ルビーは身につけているだけで勝利を得れると信じられていたので古代ギリシアや古代ローマでは軍神が宿るとされ、戦いの際に身に着けていたり、体の右側に着けると更に効果を得れる為中世ヨーロッパの壁画の中で描かれている際にはほとんど右側に描かれています。古来中国では太陽の石とされ部屋一面を明るくしたり、水に入れて瞬時にふっとさせる力があるとされていました。アジアを旅したマルコポーロによると、中国を支配し巨大なモンゴル帝国を築き上げたフビライハーンは1つの街を人の指ほどの大きさのルビーと交換したそうです。

その他にも粉にして飲めば病気が治ったり死んだ人を生き返らせる効果があると信じられていましたが科学の進歩した今ではそんな効果はないと証明されています。

アイルランドの有名な短編小説「幸福な王子」の中で目がサファイア、腰についた剣の装飾にはルビー体は金箔で包まれていて心臓が鉛で出来た少年の王の象には自我があり、不幸で貧しい街の人々の事をみてとても悲しんでいたところ渡り鳥であるツバメが自分の足元を寝床にしようとしていました。そこでツバメに頼んで自分の目のサファイアを飢えた若い劇作家とマッチ売りの少女にそして剣の宝飾として使われていたルビーを病気の子供がいる貧しい母親にプレゼントしました。最後には心の無い人々によって捨てられてしまいますが王子の行動を見ていた神が彼とツバメをほめたたえ楽園で永遠に暮らしました。ルビーに関する伝説や伝承は世界中に無数にあるので気になった方はご自分でも調べてみて下さい。

6.ルビーの名前の由来

ルビーの名前の由来には様々な説があります。ラテン語で赤を意味する「ルベウス(Rubeus)」が一番有力な説で、次に古来よりルビーの産地のインドで使われている言語サンスクリット語で宝石の王という意味の「ratnaraj(発音不明)』から来ていると言われています。他にも古代ギリシャでは石炭を意味する「アンスラックス」や古代ローマでは小さい石炭を意味する「カルブンクルス」など様々な呼び名がありました。今の呼び方になったのは中世からだと言われています。因みにルビーの和名は「紅玉」です

7.ルビーの人工合成

ルビーは比較的安価で人工的に作れてしまう鉱石の一つです。1904年に人口工生成法が確立され、今では電子レンジでも作る方法があるほど安易に出来てしまいます。しかし、宝石としての価値は低く、主に工業用として使われます。合成ルビーの特徴としては、インクルージョンが無く透明でブラックライトにあてると真っ赤に光ります。(天然のルビーは淡く光ります。)昔は天然のルビーより安価に手に入ったゆえに大量生産され、人気でしたが逆に天然ルビーの価値が上がった為合成ルビーの価値は無くなってしまいました。なので祖母からもらったルビーが実は合成ルビーだったなんてことがあります。最近、合成ルビーにわざとインクルージョンを入れる事によって天然と見分けがつかない合成ルビーが登場しました、なのでお査定の際には鑑別書やソーティングをお持ちいただく事をオススメ致します。

かんてい局つくば店でのルビーのお買取

1.指輪

指輪につけるルビーのカットには様々な種類があります。一番オーバルと呼ばれるカットが施されている場合が多いです。他にもハートシェイプやプリンセスカットなど様々なカットが施されます。ルビー単体のみの指輪より、周りにルビーより小さいダイヤをデコレーションしてルビーの赤色を目立たせるデザインの指輪もございます。スタールビーの場合、カボ―ションというカットを施すことによって綺麗な星が見えるようにします。お買取の際はルビーの欠けや汚れがないかの状態を見させて頂いてお査定をさせていただきます、その際中央宝石研究所やGIAの鑑別書をお持ちいただけますとお値段が上がります。ルビー自体のお値段意外に地金がゴールドの場合はゴールドのお値段、プラチナの場合はプラチナのお値段が付きます。

ルビーリング R3.03ct.PNG

かんてい局つくば店 買取金額 ¥100,000

※2020年8月26日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

オーバルカットがされているルビーで3.03カラットあり、周りにダイヤモンドが2.92カラット装飾されています。地金にはPt900が使われており総重量は11.7gです。中央宝石研究所の鑑別書が付いていますので本物のルビーです。

スタールビー8.29カラット.PNG

かんてい局つくば店 買取金額 ¥100,000

※2020年8月26日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。 

真ん中に綺麗に星の形が見えるスタールビーです。このように角の無いカボーションカットが施されています。このルビーは8.29カラットでダイヤモンドを3.39カラット装飾しています。地金はPt900で総重量は13.2gです。こちらも中央宝石研究所の鑑定書が付いている本物のスタールビーです。

2.ネックレス

ネックレスの場合も同様にオーバルカットまたはカボ―ションカットが多く、ダイヤモンドと一緒にデコレーションされたデザインが多いです。指輪よりもハート型や花の形など豊富なデザインが多いです。お買取の際は指輪と同様にルビーの状態を確認させて頂いてネックレスの地金のお値段を合わせたお値段になります。こちらも鑑別書かソーティングをお持ちいただけるとお値段が上がります。

ルビー 0.35ctネックレス.PNG

かんてい局つくば店 買取金額 ¥17,000

※2020年8月26日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

こちらはオーバルカットで0.35カラットのルビーに0.1カラットのルビーとプラチナで装飾が施されています。チェーンもプラチナです。こちらのネックレスは鑑別書が付いてないため鑑別書が付いていた場合と比べてお値段が低くなってしまっています。

100カラットルビーサファイアエメラルドネックレス.PNG

かんてい局つくば店 買取金額 ¥10,000

※2020年8月26日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

こちらは天然のルビー、サファイア、エメラルドを100カラット使用したネックレスです。鑑別書付きなのでネックレスについている宝石全ては正真正銘の天然ルビー、サファイア、エメラルドです。留め具にはスターリングシルバーと呼ばれるシルバーが92.5%使用され残りをアルミニウムや銅を混ぜることによって耐久力の高い世界的に信頼されているシルバーを使用しています。ネックレスの中央にはK18のゴールドの玉が装飾として使用されています。

高級ブランドのルビー付きアクセサリー

ティファニーやカルティエ、ヴァンクリーフアーペルなどの高級ジュエリーブランドもルビー付きのジュエリーのシリーズを展開しております。高級ブランドのジュエリーは偽物が多く、お査定の際にはご購入の際についてくるギャランティーカードや保証書、箱や入れ物等をお持ち頂けるとお査定の際のお値段が場合によっては上がります。高級ブランドのアクセサリー類は他のアクセサリー類同様ルビーの状態と石の付いている地金のお値段を出させていただいてそのあとにブランドやデザイン等の付加価値が付いてくる場合がございます。

ティファニールビ付きリング横置き

かんてい局つくば店 買取金額 ¥46,000

※2020年8月26日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

こちらはティファニー製のルビー付きドッツリングで10石のルビーが指輪に埋め込まれています。地金にはK18のイエロ―ゴールドが使われています。ティファニーにはルビーが付いているものだけではなくサファイアやエメラルド、ダイヤモンドを付けたマルチストーンタイプのドッツリングもございます。

カルティエ ルビー付きリング

かんてい局つくば店 買取金額 ¥42,000

※2020年8月26日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

こちらはカルティエ製のルビー付きリングで地金にはK18イエローゴールドが使われています。カルティエのルビー付きリングはシンプルな一粒タイプが多く、プラチナを地金に使用している物もございます。

最後に

今回は魅惑の紅玉ルビーをご紹介いたしました。

かんてい局つくば店では数々の種類の宝石とジュエリーのお買い取りをさせて頂いております。その他にもかんてい局つくば店では時計の電池交換や切れてしまったネックレスの修理、リングのサイズ直しなどを行っております。ご相談やお査定は無料ですので是非一度かんてい局つくば店までお越しください。

ラフィット・ロートシルトの買取について | かんてい局つくば店

2020年8月25日 [スタッフブログ]

ラフィット・ロートシルトの買取について|かんてい局つくば店

こんにちは、かんてい局つくば店です。

今回はワインのラフィット・ロートシルトについて紹介させていただきます。

世界最高峰のワインであるラフィット・ロートシルトの魅力について書かせて頂くので、少しでも興味が出てくれれば幸いです。

かんてい局つくば店ではワインなどのお酒類の買取を強化中です。売りたいお酒ありましたら、ぜひかんてい局つくば店までお越しください。

 

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5大シャトーについて

ワインにおいて品質や歴史、知名度が最も評価され、数多くのワインを生み出してきたのはフランスです。

フランスで一番有名なワインの産地はボルドー地方です。フランス南西の大西洋岸に位置するボルドー地方は北大西洋海流と偏西風の影響をうけた西岸海洋性気候。非常に温暖な気候の為、赤ワインの原料であるブドウの銘醸地です。

その中でジロンド川の下流に位置するメドック地区でのブドウの生産は盛んで、高級ワインの製造地としてもとても有名な場所です。

この中で1級ワインの「ラフィット・ロートシルト」、「ムートン・ロートシルト」、「マルゴー」、「ラトゥール」、「オー・ブリオン」は5大シャトーと呼ばれています。

1855年にパリ万博博覧会にて、ナポレオン3世の命令によってフランスのボルドー・メドック地区のワインの格付けがされました。選ばれた61銘柄ものワインを高く格付けされたものから順に第1~5級の5段階で評価され、

当時は1級にラフィット、マルゴー、ラトゥール、オー・ブリオンに選ばれ、その後の1973年に2級だったムートンが1級に格上げされ、現在の5大シャトーが誕生しました。

ラフィット・ロートシルトについて

1855年の格付けにおいて、最も評価され最高額だったのがラフィット・ロートシルトでした。これよりラフィット・ロートシルトは5大シャトーの中でも筆頭とされています。

ラフィット・ロートシルトの特徴

5大シャトーの中でもトップの座に君臨するラフィット・ロートシルトは常に当時の味を守り続けています。100年以上も守り続けるラフィット・ロートシルトとはいったいどのような味わいなのでしょうか。

ブドウの栽培環境

ラフィット・ロートシルトの原料であるブドウはメドック地区のポイヤック村の高い丘の上で栽培されています。ラフィットはフランス語の「ラ・イット(小高い丘)」から来ています。

この土壌は石灰の成分を含んだもので、ブドウ栽培に最も適した産地です。また大西洋海流と偏西風による温暖で湿潤な環境のため、冷害の影響もあまり受けません。

水はけがよく、日光のよく当たる丘の上で作られたブドウはとても良質です。

自社の樽工房

ラフィット・ロートシルトはすべての樽を自社で製造しています。樽がワインに及ぼす影響は大きく、樽のクオリティの違いによって全く違うワインが出来上がります。

樽へのこだわりが強いラフィット・ロートシルトはすべて自社で作り、一切の妥協もしないことは有名なことです。

伝統的な手法

100年以上前の味を作り出すため、妥協を全くしないラフィット・ロートシルトは製造工程も同様です。

現代化が進み、まわりが機械などの技術を導入する中、ラフィット・ロートシルトは農作業、醸造方法も出来るだけ人間の手によって行っているのです。

伝統を守り、1級ワイン最高得点を得たラフィット・ロートシルトの味を守るため、当時の技術への回帰を目指しているのです。

全てにこだわった1855年当時の高貴な味わい

以上の工程を経たワインは非常に良質で高貴な味わいに仕上がります。

繊細かつしなやかで、そこに奥深いブドウの味わいが感じられるなんとも複雑な味わいです。しかし、そこから10~20年熟成したものはそれらの要素が一体化し、舌触りの柔らかなとてもエレガントな姿に変化するのです。

洗練された気品な味わいは「王のワイン」と呼ばれるほどの極上ワインなのです。

 

ラフィット・ロートシルトの歴史

ラフィットの名前が広まりだしたのは17世紀にセギュール家がシャトー・ラフィットの所有者になってからでした。ブドウ畑の拡大をしていったセギュール家はやがてワイン生産にも力を注ぎ始めます。

後に「葡萄園の王子」とも言われたセギュール侯爵(ニコラ・アレキサンドル)はワイン製造技術の改良と発展、上級貴族へまでワインを広めました。

18世紀にはラフィットの名前はフランスきってのワインとなります。ルイ15世の愛妾であるボンバドゥール夫人がラフィットを大きく気に入ったことにより、ヴェルサイユ宮殿の晩酌会でも頻繁に飲まれるワインとなりました。これにより王族に飲まれるワインとして「王のワイン」という名を手に入れました。

その後、セギュール侯爵には男子が居なかったため、数々のシャトーは娘4人に分けられます。しかし、その後もラフィットの所有者は何度も変わり、19世紀前半にはオランダの商人のヴィンテーンベルにわたりました。

ワインの生産はこの時も受け継がれ、1855年に1級格付けまでラフィットは評価されました。

1868年8月8日、ロスチャイルド家のジャコブ・マイエール・ド・ロチルドがシャトー・ラフィットの新たな所有者となります。彼の死後、シャトー・ラフィットの名前をシャトー・ラフィット・ロートシルトと改名し、ロスチャイルド家に引き継がれます。

ロートシルトとはロスチャイルド家のことだったのです。

その後も19世紀後半にかけてヨーロッパでのワインの需要が上がることで、フランスのボルドー地方メドック地区はとても好景気でした。

しかし、19~20世紀は2回に及ぶ世界大戦、世界大恐慌などによりワイン市場は大きな打撃を食らってしまいます。この時ロスチャイルド家はラフィットを手放しますが、1945年には再び所有権を獲得します。

シャトー復活の為、品質改良やワイン市場の拡大に尽力したことにより、現在もラフィット・ロートシルトは100年以上変わらない世界最高峰のワインとして愛され続けているのです。

 

かんてい局つくば店での買取価格

シャトー・ラフィット・ロートシルト 2015

シャトー・ラフィット・ロートシルト.png

かんてい局つくば店 買取金額 ¥39,000

※2020年8月25日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

全ボルドーのトップに君臨するラフィット・ロートシルトのファーストラベル、シャトー・ラフィット・ロートシルトです。

適した産地から収穫した良質なブドウにより、ラフィット・ロートシルトの高貴で繊細な味わいがしっかりと表現されている世紀の逸品です。

原料はカベルネ・ソーヴィニョンを70%、メルローを25%、プティ・ヴェルドを3%、カベルネ・フランを2%の比率で含んでいます。

 

カリュアド・デュ・ラフィット 2000

カリュアド・デュ・ラフィット.png

かんてい局つくば店 買取金額 ¥19,000

※2020年8月25日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

ラフィット・ロートシルトのセカンドラベルであるカリュアド・デュ・ラフィットです。ラフィット・ロートシルトのセカンドラベルもファーストラベルと同じものを使用しているため、その味わいは非常に近い物になっています。

2000年のラフィット・ロートシルトはなんと当たり年!この年のセカンドラベルもとても良質な出来栄えになっているため、需要が高く買取価格がアップするかもしれません。

 

シャトー・ラフィット・ロートシルト 2000

シャトー・ラフィット・ロートシルト2000.png

かんてい局つくば店 買取金額 ¥100,000

※2020年8月25日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

ファーストラベルのラフィット・ロートシルトの中でも2000年の物は当たり年です!!2000年のボルドー地方は全域が最高の天候に恵まれ、ラフィットに限らず多くの畑のブドウが最高の状態で育ちました。

気候で栽培されたカベルネ・ソーヴィニョンを何と93%も含み、タンニンも豊富です。ワインの色も非常に濃く、他の年と比較にならないほどにブドウの凝縮感がしっかりと表現されているのです。

飲み頃である2020年での価格はとても高い買取相場となっています。

 

最後に

ラフィット・ロートシルトについて紹介させていただきました。

ワインは保存方法に気を遣う飲み物です。ワインセラーは13~15度に設定されており、常にコルクを湿らせておくために寝かせて保存することが一般的です。そのため自宅で保管する際は、できるだけワインセラーと同様にワインを取り扱うことが高額買取につながります。中身が酸化して量が減ってしまうと買取価格が下がってしまいます。

またラベルエチケット部分の状態もそのワインの価値に大きく影響を与えます。保存の際にはエチケット部分にサランラップを巻いておくことが大切です。

ワインは当たり年によって価格が大きく変わることも特徴の一つです。良い状態でも豊作の年と不作の年では値段が倍以上違うこともあります。あらかじめワインの製造年が当たり年かどうかをお調べすることをオススメします。

かんてい局つくば店ではお酒のほかにも、ブランド商品やジュエリーなど多くの商品を買取しています。使わなくなったお品物、放置されたままのお品物がありましたら、ぜひかんてい局つくば店でまでお越しください。

また、質預かりも行っています。手放したくない場合でしたら、最適な環境での保管を約束の上、ご融資することが可能です。

買取価格の相談と貴金属の相場などの電話対応もしています。気軽に当店までお問い合わせください。

かんてい局つくば店スタッフ一同、心よりお待ちしております。

ラトゥールの買取について | かんてい局つくば店

2020年8月24日 [スタッフブログ]

ラトゥールの買取について|かんてい局つくば店

こんにちは、かんてい局つくば店です。

本日はラトゥールについて紹介させていただきたいと思います。

ラトゥールの名前は知っているが、その何がすごく、他のワインと何が違うのかを知らない人は多いと思います。そんな方々にラトゥールの魅力を知っていただければ幸いです!!

かんてい局つくば店はラトゥールのようなワインの買取も行っています。放置されたままのワインがありましたら、かんてい局つくば店まで足をお運びください。

 

お店の場所はココ!↓

 
茨城県最大の質屋かんてい局つくば店
 
※つくば市松代の交差点からすぐ!ステーキのあさくまさんのすぐ近くに御座います☆
 

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ワインについて

ワインとはブドウを原料とし、酵母の発酵力によって造られる醸造酒のことを指します。穀物を主体としたビールなどは仕込む際の水によって状態が変わりますが、ワインではブドウ自体が水分を含むため水の影響を受けず、ブドウ本来の質によってワインの味が大きく変わることが特徴です。

黒ブドウを主な原料とした「赤ワイン」と白ブドウを主な原料とした「白ワイン」の2つに分けられます。赤ワインの色素は黒ブドウの果皮から抽出するものなので、果皮を排除した黒ブドウが白ワインの原料になることもあります。

ワインの品質が高い国といったら特にフランスが挙げられ、特にボルドー地方のメドック地区はワインの生産地としてとても知名度があります。

 

ラトゥールについて

ラトゥールとは

ラトゥールはフランスにあるボルドー地方メドック地区の1級ワインのことです。

「マルゴー」、「ラフィット・ロートシルト」、「ラトゥール」、「オー・ブリオン」、「ムートン・ロートシルト」はメドック地区の1級ワインであり、5大シャトーと呼ばれています。

他にもボルドー地方にはポムロール地区の「ル・パン」や「ペトリュス」、サンティアゴ地区の「オーゾンヌ」など多くの有名ワインを製造しています。

ラトゥールはフランス語で「塔」の意味を指し、ラベルエチケットには塔のイラストが記載されているのが特徴的です。

ラトゥールの特徴

ラトゥールは深い色調、濃厚な凝縮感が特徴のワインです。その理由はタンニンの豊富さに関係があります。

タンニンとは種子に含まれる苦み成分の事を指します。ポリフェノールの一種であり、赤ワインの苦み成分の働きとその色を安定させるなど、とても重要な役割を担っています。

そのタンニンが豊富に含まれている上、ブドウがしっかり凝縮されていることで深い味わいを引き立たせることが出来るのです。

同じ5大シャトーのマルゴーが「最も女性的」と言われるに対して、ラトゥールは「最も男性的」と表現されるほど力強い味わいです。

ラトゥール最大の特徴は他に類を見ないほどに長期保存が可能な点です。

ワインはウイスキーやブランデーとは違い、古いものほどおいしいわけではありません。ワインにはピークが存在し、それを過ぎてしまうと逆に味が悪くなってしまいます。一般的な熟成タイプの赤ワインは10~30年が飲み頃です。

しかし、ラトゥールは20~30年熟成しないと魅力を発揮しないワインといわれ、ヴィンテージものは何と”50年”も熟成が可能です!!

また、ラトゥールは5大シャトーの中でも最も安定したワインといわれています。その理由はブドウの栽培環境にあります。

ラトゥールはフランス・ポイヤック最南端の地域に所有するブドウ畑で原料のカベルネ・ソーヴィニョンを栽培しています。近くにジロンド川が流れていることからこの地区は湿潤かつ温暖な気候です。そのため農業の大敵である冷害の影響をほとんど受けません。

この地区は「ランクロ」と呼ばれていて、品質の高いラトゥールにとって欠かせない場所です。

ラトゥールの歴史

ラトゥールのラベルに描かれ、名前の由来になっている塔は、元々要塞だったとされています。

1331年10月18日にサン・ランベールの地に要塞を作りました。その後の百年戦争時にこの地はイングランド軍に占領されますが、1453年7月17日の降伏協定後にフランスが奪い返します。

しかしその塔はフランス軍によって破壊されたため、当時のような塔はたっていないそうです。現在ラトゥールのモデルになっている丸い塔はその後の1620年代に再建されたもので、当時はハト小屋だったとされています。

ラトゥールの名前が広まりだしたのは18世紀ごろからです。

ラトゥールはセキド・クロゼー家の所有者となり、二コラ・アレクサンドル・デュ・セギュールが品質の高いワインを数多く生産していきます。イギリス市場回復、ヨーロッパのワイン取引の発展によってラトゥールの名は世界中に広まり、トーマス・ジェファーソンをはじめとする様々な人に愛されるワインとなりました。

1787年にはラ・トゥール・デュ・セギュールは第一級ワイン畑に格付けされます。

その後も品質向上を続けたことにより、1855年の格付けによりラトゥールは4つしか存在しない1級シャトーに選ばれました。

 

かんてい局つくば店での買取価格

グラン・ヴァン・デュ・シャトー・ラトゥール 1974年

グラン・ヴァン・デュ・シャトー・ラトゥール1974.png

かんてい局つくば店 買取金額 ¥32,000

※2020年8月24日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

ラトゥールのファーストラベルであるグラン・ヴァン・デュ・ラトゥールです。ラトゥールのブドウを栽培しているランクロは環境に恵まれていて、当たり年とそのほかの年の品質の差が大きくならないことも特徴的です。

その中で限られたカベルネ・ソーヴィニョンを89%、メルロを10%の比率で原料としたワインを製造しています。

年月を置けば置くほどに角が取れ、安定した深い味わいを楽しめます。

 

レ・フォール・デュ・ラトゥール

レ・フォール・デュ・ラトゥール2006.png

かんてい局つくば店 買取金額 ¥10,500

※2020年8月24日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

ラトゥールのセカンドラベルであるレ・フォール・デュ・ラトゥールです。ファーストラベルに使用されるブドウが40%以上使われています。

製造工程もグラン・ヴァン・デュ・ラトゥールと同じで、ヴィンテージとは全く異なったファーストラベル同様のラトゥールであるほどの評価を得ています。

 

ポイヤック・デュ・ラトゥール

ポイヤック・デュ・ラトゥール2005.png

かんてい局つくば店 買取金額 ¥2,800

※2020年8月24日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

ラトゥールのサードラベルであるポイヤック・デュ・ラトゥールです。

サードラベルでもファースト、セカンドラベルと同様のブドウを使用し、そのできはサードラベルといっていいのかと疑ってしまうほどです(笑)。

生産数も少なく、その希少性やシャトー・ラトゥール同様の凝縮された味わいは多くの人から絶賛され、入手困難なワインです。

 

最後に

ラトゥールについて紹介させていただきました。

ワインは保存方法に気を遣う飲み物です。ワインセラーは13~15度に設定されており、常にコルクを湿らせておくために寝かせて保存することが一般的です。そのため自宅で保管する際は、できるだけワインセラーと同様にワインを取り扱うことが高額買取につながります。中身が酸化して量が減ってしまうと買取価格が下がってしまいます。

またラベルエチケット部分の状態もそのワインの価値に大きく影響を与えます。保存の際にはエチケット部分にサランラップを巻いておくことが大切です。

ワインは当たり年によって価格が大きく変わることも特徴の一つです。良い状態でも豊作の年と不作の年では値段が倍以上違うこともあります。あらかじめワインの製造年が当たり年かどうかをお調べすることをオススメします。

ちなみにラトゥールの当たり年は2000年代で2000、2002、2003、2005、2009、2010年、1900年代で1949、1959、1961、1966、1970、1982、1990、1995、1996年です。一度確認してみてください。

かんてい局つくば店ではお酒のほかにも、ブランド商品やジュエリーなど多くの商品を買取しています。使わなくなったお品物、放置されたままのお品物がありましたら、ぜひかんてい局つくば店でまでお越しください。

また、質預かりも行っています。手放したくない場合でしたら、最適な環境での保管を約束の上、ご融資することが可能です。

買取価格の相談と貴金属の相場などの電話対応もしています。気軽に当店までお問い合わせください。

かんてい局つくば店スタッフ一同、心よりお待ちしております。

 

 

 

 

マルゴーの買取について | かんてい局つくば店

2020年8月22日 [スタッフブログ]

マルゴーの買取について|かんてい局つくば店

今回はマルゴーについて紹介させていただきます。

ワインの名前として聞いたことがあるけど、詳しくはわからない人が多いと思います。

大好きな人はもちろん、ワイン初心者にでも伝わるようにマルゴーの魅力をお伝えしていきます。

かんてい局つくば店ではマルゴーのようなワインなどのお酒の買取を行っています。ぜひ、当店まで足をお運びください!!

 

お店の場所はココ!↓

 
茨城県最大の質屋かんてい局つくば店
 
※つくば市松代の交差点からすぐ!ステーキのあさくまさんのすぐ近くに御座います☆
 

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ワインについて

ワインとは

ワインとはブドウを原料とし、酵母の発酵力によって造られる醸造酒のことを指します。穀物を主体としたビールなどは仕込む際の水によって状態が変わりますが、ワインではブドウ自体が水分を含むため水の影響を受けず、ブドウ本来の質によってワインの味が大きく変わることが特徴です。

種類は大きく分けて2つに分類されます。黒ブドウを原料とした肉料理に合う「赤ワイン」、白ブドウを原料とした魚料理に合う「白ワイン」です。

ワインの価格は作られた地域によって変わります。原産地呼称AOCのルールでは、地方名→地区名→村名→畑名の順にワインの格が高いです。

また、高級ワインにはそれぞれランクが存在します。厳格な基準をクリアしたファーストラベル、使用するブドウや醸造状況の基準を緩くしたセカンドラベル、基準の無いサードラベルがあり、品質や値段、生産数に違いがあります。

ワインの生産量はイタリア、ブドウの栽培面積はスペイン、ワインの品質ではフランスが特に高い評価を受けています。

 

ワインの工程

ワインは赤と白によって作り方が異なることも有名です。本来ブドウの果実自体は白い為、白ワインの原料に黒ブドウの果実が使われることがあります。

赤ワインの色素はブドウの果皮から抽出されたものです。そのためブドウの実は果皮と種子部分ごとに発酵槽に入れられます。発酵後の液体と固形部分の分離の際、その固形部分に残ったワインをくまなく取り出すために圧搾をかけるのです。

これにより果皮の色素が十分にワインに定着し、赤ワインらしい色になるのです。

それに対し白ワインは、果皮から色素を抽出する工程が省かれるため、圧搾→発酵の順序になっています。

その後に赤ワインと白ワインはともに貯蔵され、オリ引きしたものが瓶つめされ市場に運ばれるのです。

 

マルゴーについて

マルゴーとは

マルゴーとはフランスのボルドー地方のメドック地区のワインのことです!

ボルドー地方はワインの産地で一番有名な地方で、その中でも「マルゴー」、「ラフィット・ロートシルト」、「ラトゥール」、「オー・ブリオン」、「ムートン・ロートシルト」はメドック地区の1級ワインであり、5大シャトーと呼ばれています。

またボルドー地方にはシンデレラワインであるポムロール地区の「ル・パン」と「ペトリュス」、サンテミリオン地区の特別1級Aの「シュヴァルブラン」と「オーゾンヌ」など有名なワインが多くあります。

 

マルゴーの特徴

マルゴーは5大シャトーの中で「最も女性的」であると言われています。その所以はそのしなやかな味わいです。赤ワインの渋みやその発色に大きく関わる種子の成分「タンニン」がとてもしなやかで、舌触りがやさしくなっています。

マルゴーは最低10年は寝かせないと味に深みが出ないと言われています。熟成を重ねれば重ねるほどより深みが増す様子は、まるで年をとればとるほど魅力が上がる女性に例えられるほどです。

またマルゴーが大きくこだわっているのは、熟成にフレンチオークの木樽を使っていることです。すべてのワインが樽熟成を行っているわけではなく、木樽で熟成を行うことは超高級ワインならではと言われています。

木樽を用いると、木の呼吸によって酸素がワインに供給されることと、木樽のタンニン分がワインに溶け出すことがあります。これらによってワイン事態に深みがでて、かつ複雑の味わいを引き立たせることが出来るのです。

マルゴーに使用されるフレンチオークは、ワインにきめ細かい香りと味わいをもたらし、エレガントな仕上がりになります。

 

マルゴーの歴史

シャトー・マルゴーの産地であるマルゴー村はもともと穀物畑がメインでした。16世紀後半、貴族のピエール・ド・レストナックが所有者となった際に穀物畑を縮小させ、ブドウ畑を拡大させます。これと共にワイン生産に力を入れたことによってメドック地区がワインの生産地として発展を始めました。

18世紀にはデュ・バリー夫人に愛されたワインとして、その名を広めることに成功します。

しかし1789年、フランス革命期に当時のオーナーは処刑、シャトーは革命政府に没収されます。その後も所有者は転々とし、マルゴーは徐々に低迷していきます。

その後の1801年、シャトーはド・ラ・コロニラ侯爵にわたります。彼はボルドー出身の建築家ルイ・コンブに白の建築を依頼します。それによって1815年にボルドー地方にネオ・パラディアン様式の美しい城が建設されます。

この城「メドックのヴェルサイユ宮殿」と称され、現在もマルゴーのエチケットに描かれています。

その後順調に地位を取り戻していったマルゴーは1855年、メドック格付けにて1級を獲得します。まさにシャトー・マルゴーの復活ともいえる瞬間でした。

しかし、その後は世界大恐慌や不作によって一時生産をストップ、再び所有者は変わり続けます。

1977年、所有者となったアンドレ・メンツェロプロスはマルゴー復活のため、大規模な設備改革に乗り出し、短い期間で品質と評判を取り戻しました。

そして現在もその評判は荒廃することなく、5大シャトーの一つとして多くの人に愛される高級ワインとして扱われています。

 

かんてい局つくば店での買取価格

グラン・ヴァン・デュ・シャトー・マルゴー 1999年

シャトー・マルゴー1999.png

かんてい局つくば店 買取金額 ¥28,000

※2020年8月23日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

シャトー・マルゴーのファーストラベルです。

原料のカベルネ・ソーヴィニヨンの比率を80%以上にし、マルゴー特有のしなやかさと力強さをしっかりと表現した正規の一品でせす。

 

パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー 2006年

パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー.png

かんてい局つくば店 買取金額 ¥10,500

※2020年8月23日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

シャトー・マルゴーのセカンドラベルです。ファーストラベルに比べ原料のカベルネ・ソーヴィニヨンの比率を63%まで下げた分、メルロの比率を33%まで上げています。とても柔らかな舌触りが特徴的です。

 

マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー 2011年

マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー.png

かんてい局つくば店 買取金額 ¥5,000

※2020年8月23日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

シャトー・マルゴーのサードラベルです。マルゴーのサードラベルはその年のファーストラベルの品質を向上させるために、2009年にセカンドラベルの下のランクを作ったとされています。

比較的安い値段でシャトー・マルゴーの魅力を楽しむことができ、気軽に味わえることがとても好評です。

 

 

最後に

マルゴーについて紹介させていただきました。

ワインは保存方法に気を遣う飲み物です。ワインセラーは13~15度に設定されており、常にコルクを湿らせておくために寝かせて保存することが一般的です。そのため自宅で保管する際は、できるだけワインセラーと同様にワインを取り扱うことが高額買取につながります。中身が酸化して量が減ってしまうと買取価格が下がってしまいますので、注意してください。

またラベルエチケット部分の状態もそのワインの価値に大きく影響を与えます。保存の際にはエチケット部分にサランラップを巻いておくことが大切です。

ワインは当たり年によって価格が大きく変わることも特徴の一つです。良い状態でも豊作の年と不作の年では値段が倍以上違うこともあります。あらかじめワインの製造年が当たり年かどうかをお調べすることをオススメします。

かんてい局つくば店ではお酒のほかにも、ブランド商品やジュエリーなど多くの商品を買取しています。使わなくなったお品物、放置されたままのお品物がありましたら、ぜひかんてい局つくば店でまでお越しください。

また、質預かりも行っています。手放したくない場合でしたら、最適な環境での保管を約束の上、ご融資することが可能です。

買取価格の相談と貴金属の相場などの電話対応もしています。気軽に当店までお問い合わせください。

かんてい局つくば店スタッフ一同、心よりお待ちしております。

 
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