中国酒の買取について|かんてい局つくば店
こんにちは、かんてい局つくば店です。
今回は中国酒について紹介させていただきます。
かんてい局つくば店ではお酒の買取強化中です。もし売りたいお酒類がありましたら、ぜひかんてい局つくば店まで足をお運びください。
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中国について
中国とはユーラシア大陸の最も東に位置する強大な国家なのはご存知ですね。
日本とは同じ東アジアであり、年々交友を深めています。
人口は14億人以上であり、現在世界第1位の人口です。しかし一人っ子政策による子供の減少により、近年の人口増加率はそれほどでもありません。何年後かには現在人口第2位のインドが中国の人口を抜くと言われています。
中国は日本の文明が誕生する何年も前から存在していました。特に中国大陸から渡来人が到達することにより、日本に漢字や儒教など文明における必要な言語と宗教を伝えてきました。その後も遣隋使や遣唐使といった中国へ訪問する使節団を日本は送り、常に国の手本として中国の影響を受け続けました。
また江戸時代において日本が鎖国状態だった際も、キリスト教による影響がない中国とは引き続いて貿易が活発に行われました。
日本にとって中国はなくてはならない大切な国なのです。
中国酒について
中国は世界で最も早くお酒の醸造がはじまった国です。お酒の原料となる穀物や果実の栽培が紀元前6000年頃から確立していた中国は、どの国よりを早くお酒の製造方法を発見したと言われています。
中国酒とは中国で製造しているお酒、または中国の独自の製法によって製造されるお酒類の事を指します。
中国酒は様々な分け方が存在しますが、ここでは黄酒、白酒、果酒、薬味酒・強精補酒の4つに分類し紹介したいと思います。
黄酒(醸造酒)
中国に最も古くからあるお酒の1つです。うるち米、もち米、キビなどを原料にして製造される醸造酒です。お酒の色が濃黄色であることから黄酒と呼ばれていて、長期熟成されたものは老酒と言われています。
黄酒は日本で言う日本酒のような清酒に該当し、アルコール度数は14~18度。とても飲みやすく、食中酒として飲まれている。
中国全土で製造されており、各地によって原料が異なることがあり、その地方によって土地の特徴が現れるお酒です。
主要産地は中国長江南部の浙江省です。全生産量の半分を生産しています。
特に有名なのは紹興酒です。日本でも多く飲まれているもので、よく氷砂糖やザラメを入れることが一般的です。
紹興酒元紅酒
元紅酒は中国において最もメジャーな紹興酒です。酒母に蒸したもち米と麦麹を加え、醗酵させます。熟成期間は1、2年ととても短く、製造が簡単なお酒です。
糖分は0.2~0.5%と紹興酒の中で最も低く、味は辛口のほろ苦いのが特徴です。
紹興酒加飯酒
元紅酒の製造工程にもち米と麦麹をさらに加えて製造しています。そのため名前が加飯酒と言われているのです。醗酵時間は80~90日間、熟成期間は3年以上と長くなっています。
糖分は1%程度と元紅酒に比べて少し高くなっていて、わずかに甘く仕上がっているのが特徴です。
ちなみに日本人が良く飲んでいる紹興酒はこの加飯酒です。
紹興酒善醸酒
善醸酒は仕込みの際に使う水の代わりに1~3年ものの元紅酒を用いて、醗酵させるきわめて贅沢な紹興酒です。新酒が出来ても1~3年以上貯蔵してから出荷するため、味はまろやかで比較的甘めです。
糖分は8%と他に比べて高くなっています。
紹興酒香雪酒
香雪酒は元紅酒の製造工程に麹をより多く加え、糖類を増して製造します。また水の代わりに酒精度40~50度の糟焼酒を醗酵用を用いて醸造しています。
蒸留酒ではありませんが、アルコール度数も高く、また違った醸造酒として多くの人に好まれています。
糖分は20~24%ととても高く、辛口かつ洗練された甘さも感じられる味が特徴的です。
白酒(蒸留酒)
中国において「焼酒」や「火酒」とも言われる蒸留酒です。白酒はウイスキー、ブランデーに並ぶ世界3大蒸留酒としても有名です。
アルコール度数は45度程度と他の蒸留酒より少し高めであり、無色透明な色をしていることから白酒と呼ばれるようになりました。
特徴はまろやかな味です。白酒が長期熟成されているため、口あたりが良く、芳香もしっかりとしています。
古来の方法では上酒に蒸したもち米を加え、更に麹も加えて仕込んだうえ、7日間ほど熟成してからつぶして、それを濾さずして飲料として用いていました。
茅台酒
500年近い歴史を持つ白酒です。茅台酒の独特な香り(茅香)がすることが特徴的です。
原料に小麦と高梁を原料とし、良質な泉水を用いて醸造し、その後蒸留されます。熟成期間に3年を設けており、無職透明にして独特な香りのする茅台酒が出来ます。
白酒の中の絶品と言われ、国酒と言われるほどに人気です。
名前は製造されている貴州省仁懐県茅台鎮で製造されていることから茅台酒と名が付きました。
洋河大曲
中国人にとってこの洋河大曲は風格のある白酒と評するほどのお酒となっています。白酒の中でも色、香り、濃さに強くこだわり、コクのある美味しいものとなっています。
アルコール度数は55~64度と蒸留酒の中でも非常に高いものとなっており、長期保存が可能のお酒です。
五粮液
四川省で製造している白酒です。この地域は水が豊かでとても有名な地域であり、その良質な水によってとても質のよいお酒を造ることが可能になっています。
五粮液の原料は高梁、もち米、小麦、トウモロコシ、うるち米を用い、そこに良質な水を用いて製造されます。アルコール度数は60度と高いですが、そこまで刺激が強いわけでなく柔らかい味わいとなっています。
汾酒
白酒において香りが強く、甘くコクが強いのが汾酒です。しかしそこから爽やかな後味が残るという何とも複雑な味わいが中国人にとても人気です。
果酒(果実酒)
果実を原料として造った醸造酒と白酒をもとに果汁を配合して造るお酒の事を指します。果実の味がしっかりと濃厚であり、甘い味であることが特徴です。
中国で作られた赤ワインや白ワインがあります。
薬味酒、強精補酒
薬味酒は白酒、黄酒、果酒に漢方薬などを漬け込んだ混成酒になります。
中国独自のリキュールの事を指します。
強精補酒は白酒、黄酒、果酒などにトカゲなどの動物や人参などを浸漬して造られた混成酒です。
風邪などを治す薬効果の飲み物として多くの人に飲まれています。
かんてい局つくば店の買取価格
貴州茅台酒 マオタイ酒
かんてい局つくば店 買取金額 ¥78,000
※2020年8月27日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
白酒の一種です。茅台酒はラベルによってその価格が変わることも有名です。
サンフラワーのマークは数十年も昔のお酒になり、買取価格も大幅にアップします。
五星のマークは1980年代のマークになり、現在製造された茅台酒のラベルにもついてはいないので価値は高いです。
現行品には写真のような天女のマークが付いています。また古い物にも付いているので是非参照してください。
茅台酒は中国人が資産として所有するケースが非常に多く、そのため価値も非常に高いお酒になっています。査定の際にボトルのキャップについているフィルムが破れていたり、中が漏れているものは中々買い取りが難しくなりますので、保管の際はくれぐれも気をつけるように心掛けて下さい。
五粮液 52%
かんてい局つくば店 買取金額 ¥5,000
※2020年8月27日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
高級酒として価値の高い五粮液は、当店で高価買取可能なお酒です。
しかし取り扱いには非常に気を配らなければならないものでもあります。蒸留酒であるためアルコール度数が高いため、長期保存が出来ます。しかし、保管環境がテキトーであると、そのアルコール度数が高いゆえに勝手に気化して中身が減ってしまう事があります。
量が減ってしまったお酒の買取価格は大きく下がってしまいますので、出来るだけ早いうちお持ちすることをオススメします!
紹興酒 加飯酒
かんてい局つくば店 買取金額 ¥1,800
※2020年8月27日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
日本で最も飲まれている紹興酒である加飯酒です。
酸味が少なく、香ばしさと濃厚なコクが特徴的で、何より食中酒として用いられるほど料理に合うお酒なのです。
醸造酒である紹興酒はアルコール度数も15%前後であるのでなかなか長期保存は難しいお酒です。そのため買取の際には何年製造の物かを詳しく調べさせていただきます。
期限の過ぎているものは当店でもなかなか買取することは難しいですので、お持ちの前に調べておくことをオススメします。
最後に
中国酒について紹介させていただきました。
お酒においてビールやウイスキーとほとんど西洋のお酒を飲みがちですが、中国のお酒の歴史はそれらに負けず劣らず深いものなのですね。なかなか目にする機会がない分、非常に興味がわいてきました。
かんてい局つくば店ではお酒に限らず、様々な商品の買取をしています。長く放置されているブランド物の商品やジュエリーなどがありましたら、ぜひかんてい局つくば店までおこしください。高価買取、頑張らせていただきます。
つくば市外のお客様も大歓迎です!!当店はロードサイドにありアクセスも良好です。夜の8時まで営業しておりますので遠方からも多くのお客様にご来店頂いております(#^^#)
またかんてい局つくば店では買取価格の相談、貴金属の相場などの電話対応も行っています。気になるお品物がございましたらどうぞ気軽にお問い合わせください。
かんてい局つくば店スタッフ一同、心よりお待ちしています。