ウェッジウッドの買取について | かんてい局つくば店
こんにちは(^^♪ かんてい局つくば店です。
みなさんはウェッジウッドというブランドをご存知でしょうか?
高級食器メーカーとしてその名を聞いたことがある方も多いかと思います。世界でも知名度の高い歴史と伝統のあるブランドです。
紅茶好きの方や西洋のアンティークにお詳しい方のみならず、その魅力や特徴についてぜひ知っていただきたい♪
高級食器というと女性ならば一揃えは持っていたいと憧れのおしなものですよね♪
ブランド食器はプレゼントやお祝いにと喜ばれるおしなものでもあります。選ぶ際もしっかりとポイントを押さえておきたいものです♪
本日はウェッジウッドというブランドについてご紹介させていただきます♪この機会にぜひ一緒に見識を広めてまいりましょう♪
お店の場所はココ!↓
※つくば市松代の交差点からすぐ!ステーキのあさくまさんのすぐ近くに御座います☆
高級食器のブランドとして有名なウェッジウッド。贈り物やおもてなし用にとっておきの食器として選ばれることの多い高級食器メーカーです。
日本でもかなり有名ではありますので、一度は目にしたことがあるかもしれません。
高級ホテルやレストランで使われることも多く、特にティーカップやソーサーのティーウェアは可憐で上品なこともあり人気があります。
それでは、まずウェッジウッドの歴史からご紹介してまいります(^^♪
ウェッジウッドの歴史
ウェッジウッドは1759年に設立されたイギリスの陶磁器メーカーです。世界最大級のメーカーです。
主に高級食器の製造と販売をしており、贈り物やおもてなし用にとっておきの食器として選ばれることが多いブランドです。
創設者はジョサイア・ウェッジウッド、「英国陶工の父」とも称賛されています。
1730年にイギリススタッフォードシャ―において製陶業の家系で陶工トーマスとメアリー・ウェッジウッドの末っ子13子として生まれました。
スタッフォードシャーは良質な粘土と石炭が産出される土地で陶工の多い地域です。ジョサイアは早くに父トーマスを亡くし、9歳から兄が受け継いだ工房で陶工見習いを始めます。
12歳の時には病気を患い右足に後遺症の残る障害を背負うことになりますが、14歳の時には本格的に陶工として修行を始めます。
19歳になったジョサイアは、修行を終えその時すでに優秀な技術者・研究者として知られていました。
22歳の若さでジョン・ハンソンとトーマス・オルダースともに「ハンソン&オルダース」を設立し経営に携わることになります。
その2年後イギリスで最も偉大な陶工の称号である「マスターポッター」を持つトーマス・ウィルドンの共同経営者となりビジネスの習得、さらに新しい釉薬など多数の研究を行います。
ジョサイアの言葉として「私たちを取り巻く大地は限りなく広がっている、良い土地は豊富にあり、労を惜しまずに努力するものにはその苦労に報いるに充分な恵みがある」とあります。
ジョサイアは研究へ惜しみなく力を注ぎ、のちのウェッジウッドの繁栄とつながる功績をのこします。その研究こそが事業の礎となり現代まで継承されているのです。
1759年、29歳の時に独立をはたします。「ウェッジウッド社」のはじまりです。同年にはカリフラワーを模したカリフラワーウェア焼成に成功します。
リアルで可愛らしいデザインのティーポットやカップは魅力に溢れています。その後ビジネスパートナーとなるトーマス・ベントレーと出会い、ウェッジウッドの礎を築いていきます。
その後も革新的と言われる電動ろくろを取り入れたりと、低価格な実用品を大量生産を実現します。
産業革命の時代新技術・運送コストの削減が盛んになり多くの製造業が安価・大量生産を主流としていきます。
その中、ウェッジウッドは他社よりも高い価格帯での販売を主流とし差別化を行います。デザインやイメージと大切にし、高級品としてデザインの向上、品質の向上に努めます。
結婚を機に女性の嗜好、女性目線での作品作りを大切するようになっていきます。愛妻家でもあったジョサイアは、製品開発にあたって妻サラのアドバイスを必ず聞いていました。
どんな些細な作品においてもサラの賛同があって完成したと言われています。
35歳になった時、シャーロット王妃から注文が入り、ティーサーヴィスを献上することとなりました。
英国王室御用達の陶工として認められ、エナメル加工されたクリーム色の陶器を「クイーンズウェア」と命名することを許されました。
1766年に「Potter to Her Majesty 女王陛下の陶工」を拝命しました。
このことによってウェッジウッドの名前は各国の貴族にも知れ渡るようになり注文が相次ぐようになったのです。
実業家としても才能のあったジョサイアは、ショールームをオープンしたりカタログを作るなど商品の魅力を伝える試みに挑戦します。
またパートナーのベントレーは各国の王侯貴族などにもアドバイザーとして関わっており、あらゆる要望に応え尽力してたこともありウェッジウッドは王室から庇護を受けるようになります。
また流行や情報を取り入れ商品開発に努めます。その後も愛陶家として知られるロシアの女帝エカテリーナⅡ世からディナーセットの注文を受けます。
ジョサイアは、のちに世界三大ディナーセットとして有名になる「フロッグサービス」を献上します。現在はロシアのエルミタージュ美術館に保管されています。
その後も実験・研究を重ね完成させたオリジナル素地「ジャスパー」を発表。施された精緻なレリーフは食器のみならずジュエリーとしても人気を博しました。
60歳の時、ジャスパーの技法を用いて「ポーランドの壺」が完成します。ジョサイアの集大成ともいえるこの作品は、ウェッジウッドの象徴的アイコンとなりました。
現在も続くバックスタンプ(商品の裏のブランド印)のロゴとして長きに渡って愛されています。
創設者のジョサイアの跡を継いだのは次男のジョサイアⅡ世です。彼はエルトリア工場においてボーンチャイナを完成させました。
いまではウェッジウッドと言えばボーンチャイナと言われるほどです。その製法は牛の骨灰を土に混ぜることによって一般的な磁器よりも強度が上がります。
乳白色の温かみのある下地には美しい絵や模様刷り込むことを可能にしました。
現在でも人気のあるワイルドストロベリーはこの製法によって作られています。
ウェッジウッドの代表作
●ワイルドストロベリー
ウェッジウッドを代表する絵柄でウェッジウッドのアイコン的存在です。可愛らしい絵柄は女性へのプレゼントとしても大変喜ばれます。
●フロレンティーン
19世紀から続く歴史あるシリーズです。繊細で複雑なデザインはギリシャ神話をモチーフにしています。
●ペオニア ブラッシュ
ピオニー(芍薬)をモチーフとした大胆なデザインとカラーはどこかオリエンタルな雰囲気を感じる華やかで美しいシリーズです。
●クイーンズウェア
シャーロット王妃を魅了したクイーンウェアはシンプルなデザインで使い勝手が良く結婚のお祝いなど贈り物としても最適です。
●コロンビア
ウェッジウッドの高級ラインです。二匹のグリフィンと薔薇が描かれているのが特徴です。
●ユーランダーパウダーパウダー
まるで宝石を思わせるような気品高いシリーズです。特にピンクは出回りも少ない為希少と言われております。
●ジャスパーウェア
ウェッジウッドが生み出したオリジナル素地のシリーズです。表面に艶がないマットな素材で白い浮彫のレリーフが特徴的です。
●ピーターラビット
世界中で一番あ愛されているピーターラビットはウェッジウッドのなかでも人気が高くロングセラーとなっています。廃盤のシリーズも人気があるため中古市場でも人気のお品物です。
ウェッジウッドは世界の王侯貴族に愛され、2009年には創業250周年を迎えています。テーブルウェアの他にジュエリーやインテリア雑貨まで生活を彩る提案・商品を扱っています。
では実際にかんてい局つくば店でお買取りした商品をご紹介させていただきます。
フロレンティーン プレート(ピンク)
かんてい局つくば店 買取金額 ¥7,000-
※2020年8月12日現在の金額になります。市場の動向やお品物の状態により金額が上下する場合がございます。
ジャスパープレート 2枚セット
かんてい局つくば店 買取金額 ¥3,000-
※2020年8月12日現在の金額になります。市場の動向やお品物の状態により金額が上下する場合がございます。
フロレンティーン 湯呑5客セット
かんてい局つくば店 買取金額 ¥8,500-
※2020年8月12日現在の金額になります。市場の動向やお品物の状態により金額が上下する場合がございます。
ウェッジウッドをはじめとした世界でも有名な陶器・食器ブランドはそれぞれに個性や歴史背景も違い魅力的なものです。
贈答品やコレクションとしても人気のお品物であり、贈られると喜ばれ、贈るほうも選ぶ楽しさがあります。
しかし生活スタイルの変化や引っ越しなどによって行き場に困ってしまうこともあるかと思います。
そんな時は一度お買取りの査定に出してみてはいかがでしょうか?
未使用品でも長い間しまっておいたり飾っておいたものですと汚れが付着・固着し取れない汚れとなってしまうこともあります。
せっかくの美しい食器ですので、メンテナンスしていただくと比較的高くお買取りも可能となります。
かんてい局つくば店ではブランド食器だけでなくノーブランドでも、また骨とう品や生活雑貨までお買取りしています。