余市の買取について|質屋かんてい局つくば店
こんにちは、かんてい局つくば店です。今回は、ニッカウイスキーの有名なモルトウイスキー余市について紹介したいと思います。ニッカウイスキーの中でも、余市と宮崎峡はシングルモルトのウイスキーではとても有名です。ニッカウイスキーやシングルモルトについての紹介と、余市の買取についてこのを記事でまとめてみたいと思います。是非、ご覧下さい!
<目次> |
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1. ニッカウイスキーについて
ニッカウイスキーとは
ニッカウイスキーとは、日本の洋酒メーカーです。もしくは、ニッカウイスキーが製造したウイスキーを総称して使う場合もあります。現在は、アサヒビールの子会社になっています。ニッカウイスキーは、ウイスキーだけでなくブランデーや果実酒、焼酎などの製造もしており、そのジャンルは多岐にわたります。ちなみに、ウイスキーをウヰスキーと表記することもあります。ウイスキーは製造時に、天然の清流をくみ上げる井戸が必要でした。井戸はウイスキーなどのお酒を造るには必要不可欠で、その「井」を社名に入れる予定でしたが、社名登録で漢字を使うことが出来なかったため、カタカナで表した旧字体の「ヰ」を使っています。
製造されているウイスキー
一口にウイスキーといってさまざまな種類があります。そのなかでも、モルトウイスキーは大麦麦芽だけを原料としたウイスキーです。特にシングルモルトウイスキーは同じ蒸溜所で蒸溜させたものです。単式蒸溜所をポットスチルなどともいいます。ピュアモルトウイスキーは、複数の蒸溜所を経て蒸溜されたウイスキーです。複数蒸溜しているため、アルコール濃度が徐々に高まりピュアという名前がついています。シングルモルトの余市は、1989年に初めて製造されました。これが、ニッカウイスキーの原点ともいえます。
モルトウイスキー以外でもシングルカスクウイスキーというものもあります。シングルカスクウイスキーは1つの樽から取り出してそのままボトルに詰めたウイスキーです。そのため樽による影響を強く受けやすく、樽の個性が出やすいウイスキーです。アルコール度数も約60%なので、市場に出回っているウイスキーに比べると高めになっています。また、1つの樽から取れる量も少ないため、そもそも市場にあまり出回りがないので、その分買取で高値が付きやすいです。
他にも、グレーンウイスキーやブレンデッドウイスキーなどもありますが、説明すると長くなるので今回は省かせていただきます。
ニッカウイスキーの歴史
ニッカウイスキーは竹鶴政孝(たけつるまさたか)によって、創業されました。竹鶴政孝は寿屋(サントリーホールディングスの前身)でウイスキー製造に従事していました。そこから、独立をして北海道の余市で創業しました。1934年に正式に商業登録をして、その時の社名は「大日本果汁株式会社」という名前でした。のちに、社名が省略され「日果」という名前が使われるようになり、現行の「ニッカウイスキー」という名前になります。創業当初は、果汁100%ジュースの販売をしていましたが、売り上げが伸びませんでした。1940年には、余市の清涼な水を生かしたウイスキー製造を始めます。この頃、ウイスキーはイギリスから大量にスコッチウイスキーを輸入していたため、日本産のウイスキーはそこまで需要がありませんでした。しかし、第2次世界大戦がはじまると、連合軍であるイギリスと帝国軍であった日本の間で貿易が出来なくなり、国内産のウイスキーの需要が高くなりました。1943年には竹鶴政孝が社長に就任しましたが、終戦後に他社から相次いで、質の悪い3級ウイスキーが発売され、質の良いウイスキーを中心に販売していたニッカウイスキーは大打撃を受けることになります。1952年には、ニッカウヰスキーと社名を変更、1954年には全株式をアサヒグループに売却することによって、実質的に傘下に入ることになりました。
ニッカウヰスキーは3級ウイスキーを製造していたものの、他社よりも高くなかなか売れませんでした。そこで、1956年に丸びんウヰスキー(丸びんニッカ―)を当時、業界最強のトリスウイスキーと同価格で販売したところ、売上が2倍に急成長をして、ニッカウヰスキーの販売額がサントリーに次ぐ第2位になりました。1969年には、余市蒸溜所に次いで2番目の蒸溜所となる宮城峡蒸溜所を立ち上げました。この時に、モルトウイスキー「宮城峡」が誕生しました。
2. 余市の種類
シングルモルト 余市
元祖、ニッカウイスキーと言っても過言ではないのが、シングルモルト余市です。重厚で力強く、複雑で深みのある味わいが特徴です。麦芽だけで作られた、シングルモルトウイスキーは麦芽の甘さと、樽の豊かな果実香の調和を楽しむことが出来ます。力強い、味わいで良いんを口の中で長く楽しむことが出来ます。700mlでアルコール度数45%のお酒になっています。
シングルカスク 余市
通常のシングルモルトの余市と比べると、麦芽香りの強さと風味が大きく変わってきます。アルコール度数が高い分、麦芽の香りや果実香がより強く、より深みのある味を楽しめます。年に、数百本程度しか製造できないため、非常に希少価値が高いです。
3. かんてい局つくば店での余市の買取について
かんてい局つくば店では余市に限らず、ニッカウヰスキーを数多く買取しています。実は、ジャパニーズウイスキーは外国人からの人気が高く、このコロナ下でも非常に高値で買取されています。希少性が高いものや流通量の少ないものですと買取価格が上がりやすいです。余市はどれも、流通が少なく高く買取されやすいです。貯蔵年数の長いものや、当たり年のものだと一本で100万円を超えるようなものもあります。
また、箱なども合わせて持ってきていただくとより高い金額で買取することが出来ます。度数の高いお酒なので賞味期限などは無いですが、自然に揮発して残量が減る場合があります。アルコールは、水よりも沸点が低いので保管する際は涼しい場所で保管したほうがよいです。
シングルモルト 余市 10年
かんてい局つくば店 買取金額 ¥30,000-
※2020年8月3日現在の買取金額になります。市場の動向等により買取金額が上下する場合がございます。
余市の10年貯蔵のシングルモルトです。他にも21年や30年、スペシャルエディションなどさまざまあるのですが、このシングルモルトは最もスタンダードな余市ですね。と言っても、そもそも余市自体の流通量が少ないので高値で買取されやすいです。
ピュアモルトウイスキー 軽井沢12年
かんてい局つくば店 買取金額 ¥63,000-
※2020年8月3日現在の買取金額になります。市場の動向等により買取金額が上下する場合がございます。
余市ではないですが、ピュアモルトウイスキー軽井沢を紹介します。こちらも余市同様、流通量が少なく人気のピュアモルトウイスキーです。やや、濃い目の色が特徴です。シェリー樽によって熟成された、浅間山の流水を使ってできあった、軽井沢は世界中で数々の賞を受賞しています。
スーパーニッカ 闘勝英傑犬 600ml
こちらも余市ではないのですが、スーパーニッカのボトルを干支の記念に、犬の形にしたウイスキーです。とても面白いですね。
※2020年8月3日現在の買取金額になります。市場の動向等により買取金額が上下する場合がございます。
4.最後に
今回はニッカウイスキーの余市について紹介しました。他にも「宮城峡」、「竹鶴」といったニッカウイスキーをかんてい局つくば店では、高価買取をしています。また、ジャパニーズウイスキーの販売もかんてい局つくば店では積極的に行っています。サントリーの「山﨑」、「白州」、「響」など人気のウイスキーがお手頃価格で買うことが出来ます。気になる方は是非とも、お越しください。スタッフ一同お待ちしてあります。
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