店舗名 | かんてい局つくば店 |
ブランド名 | イオン(AEON) |
商品名 |
ホーロー片手鍋 |
買取金額 |
500円 |
更新日時 |
2017年11月1日 |
ホーロー片手鍋の買取について
ホーローは鉄や銅製の鍋にガラス質の釉薬を高温で焼き付けて作った鍋です。主に煮込み料理に使われ、料理が美味しくできあがるので人気の鍋です。
こうした生活用品も積極的にお買い取りしておりますので、買ったけどあまり使わなかった...というものがあれば、お買取に出すことでお金になる場合がありますので、押し入れにしまわれたままの物などがあれば、是非お持ち下さい。
ホーロー片手鍋の特徴
今では料理によくつかわれるホーローですが、歴史は長く、紀元前1300年頃のエジプトで作られた「ツタンカーメンのマスク」もホーロー製であったといわれています。このころのホーローは、ベースの金や銀にエナメル質ガラスをほどこした、金細工工芸のようなものでした。その後、ホーローの技術はシルクロードを渡り、中国や日本に入ってきました。江戸時代の印籠や刀のツバにも用いられていたそうです。
それまでの装飾としてのホーローが、実用的な製品として用いられるようになったのが1800年代頃です。イギリスで鉄のさび止めとして用いられ、日本では1866年、鋳鉄ホーロー鍋が作られました。その後、陸海軍の食器に用いられました。
ホーロー鍋のメリットは酸に強く保温性に優れている点です。密閉性が高く熱が逃げにくく長く温かく保てるのと、焦げ付きにくくおって入れも簡単なので、煮込み料理に最も向いている調理器具と言っても過言ではありません。材料を入れても温度が下がりにくく、調理するのに使い勝手がいいというメリットもあります。磁気部分からでる遠赤外線で食材の組織を壊さず中まで火が通りやすいため、ホーロー鍋で煮込むと素材の甘みやうまみを大きく引き出すこともできます。ステンレスの鍋と比較して、熱伝導率が高く錆びにくい鍋となっております。煮込み料理だけでなく、揚げたり蒸したりすることにも使えます。
デメリットは、急激な温度変化に弱いので、熱していたものを急激に冷やすと鍋がひびが入ってしまったり、割れてしまう可能性があります。ひびや割れたところからサビてしまう可能性もあります。衝撃には弱い為、丁重に扱う必要があります。また、鉄製の鍋より重いことが多い為、持ちあげにくいので不便な点があります。炒めものには不向きであるといえるでしょう。
鉄は強度があり熱伝導率が高いですがさびやすく、ガラスは美しいですが、耐久性が弱いです。ホーロー鍋はお互いの短所をカバーしつつ、長所を最大限にした調理器具であると言えるでしょう。
ちなみに、ホーローは漢字ですと「琺瑯」と書きます。書くのも読むのも難しい字ですね。
滑らかな質感ですので、汚れやニオイがつきにくく、保存容器としても最適です。冷蔵庫でそのまま保存すれば、短時間で冷やすこともできます。そのまま火にかけることもできますね。ガスにもIHにも使用できますが、電子レンジの使用は控えた方が良いでしょう。
査定のポイント
鍋の焦げ付きやキズなど、使用感がどの程度みられるかがポイントです。未開封未使用のものであれば、もちろんお買取可能ですが、あまり使用感の強いものですとお買取出来ない場合もございますので、ご了承ください。
お手入れ方法として、通常は中性洗剤をつけたスポンジで軽くこするだけです。焦げ付きには、水と重曹と食用油を鍋に入れ沸騰させ、その後火を止めてつけ置きするとよいです。金属のたわしや研磨剤入りの洗剤でこするとキズがついてしまうので禁物です!
スタッフから最後に