【質かんてい局つくば店】Kashiwa Beads【柏ビーズ】ハンドバッグを買取させていただきました！【茨城の質屋】

2017年4月 1日 [ブランドバッグ・財布・小物]

店舗名	かんてい局つくば店
ブランド名	柏ビーズ(Kashiwa Beads)
商品名	ビーズハンドバッグ
買取金額	1,500円
更新日時	2017年4月01日

※買取金額はお品物の状態・付属品・相場・在庫状況により日々変動致します。上記はあくまで目安としてお考えください。

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茨城県最大の質屋かんてい局つくば店

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Kashiwa Beads(柏ビーズ)の買取について

Kashiwa Beads が手掛けているのは、伝統的工芸品のビーズ刺繍、ビーズ細工です。総ビーズのビーズバックやビーズ小物、ビーズ草履などをになります。

昭和11年、Kashiwa Beads は浅草にてハンドバック製造、販売を創業。創業当初は老舗和装小物店で修業したお店です。交流があった日本刺繍工から日本刺繍の技術を学び、その時に製造していた布製の袋物に応用し、いまに至ります。

ビーズの起源は古代エジプトまで遡ります。クラウン、首飾り、アクセサリー、腕輪などに使われていました。その後4世紀頃のビサンティン帝国、16世紀頃にはバック、ドレス、刺繍絵その他豪華な物が作られていました。日本には江戸時代、ポルトガルより長崎にガラス製品と共にガラス玉としてビーズが入ってきました。

当時では高級品として大人気だったビーズハンドバッグの美しさに魅了されて、それまで作っていた布製の袋物にビーズを刺繍することを思いついたそうで、それらを小物の装飾品に縫い付けたのが日本のビーズ刺繍の始まりをいわれています。

昭和24年、戦後の物資不足の原因で柏に移転することになりました。その11年後に社名変更し、今の「柏ビーズ」になりました。

平成26年には、二代目の仙田秀一さんが厚生労働大臣より卓越した技能者「現代の名工」として表彰され、平成27年には「黄綬褒章」を授与されました。また、千葉県指定工芸品にも選ばれています。

柏ビーズ製品の特徴

柏ビーズでは粒が揃った国産の直径1.4mmから1.9mmのグラスビーズを使っています。

柏ビーズで使用しているビーズは管引きビーズ(seed　beads)と呼ばれており、種(seed)のように小さいことから名付けられました。形が揃っており、色が美しとされており、およそ二万種以上のバリエーションがあり、世界的にも最高級で飾ります。世界にも最高級と認められている日本製のグラスビーズを柏ビーズでは使用しています。

図案を基にビーズを2粒ずつ一針一針縫いつけます。図柄の縁取りや輪郭に沿って中を埋めていき、ビーズが浮かないように垂直に針を刺すのがポイントなのだとか。

どうして2粒なのでしょうか？柏ビーズの社長さんの話によると、3粒だとビーズが浮いてしまいますので、丈夫ではありません。

海外では3～5粒ずつ留める手法が一般的だそうで、その方が手間がかからずに時間はそんなにかかりません。しかしその分でビーズが浮きやすくだったり、糸がほつれてキズが付きやすいのだとか。海外製ビーズ製品はは日本製よりも少し大きく形が不揃いだそうです。

また表現力はビーズ刺繍の職人にとしても重要で、花咲きの1粒の位置を微妙に調整したり、立体感や躍動感を出す部分など、その匙加減も職人にまかせています。

刺繍が終わったら今度は仕立てに入ります。

ビーズ刺繍を施した表生地を支える裏地、芯地を合わせます。ガマグチ財布の様に独特なカーブがあるものは、表裏の大きさに微妙なズレがあるので細心の注意を払っています。

最後に縫製して仕立てて、それで完成です。

使用後のお手入れ方法もお伝えいたします、長く使うためのポイントです！

ビーズバッグを軽くブラッシングした後に、乾いた布で拭いて頂きますと、手汗が付いた汚れがとれますので、ビーズがいつまでもつやつやとした輝きが続きます。
保存は、型崩れを防ぐために、紙芯をつめて箱に入れておくことがお勧めです。

また、防虫剤等のご使用は変色の原因にもなりますので、バッグの中に入れないようにしてください。